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【にほんしゅ北井の酒日記】42杯目〜夏でも鍋!石川の発酵食品「いしる」と高知「酔鯨」の邂逅〜

東京は暑さが戻ってもう気温も湿気も手がつけられないですね!

しかし、秋から春にかけて驚異的なペースで鍋をする僕は夏でも発作的に鍋を食べたくなります。

夏は特にとてもシンプル、あっさりな鍋。

「あ、冷しゃぶ用の豚モモが安くてコンディション良さそう。あ、レタス高いけど白菜が安い」なんて条件が整うと夏でも晩酌のお供に鍋をします🍲

家ではエアコンをきかせてるのでお酒も料理もあたたかいものが欲しくなることってありますよね。

昆布の粗粒だしだけで炊いて醤油・米酢・レモン汁で簡易ポン酢を作り、ビールを一杯飲んだあと日本酒へ、、、というめっちゃシンプルな流れの中に今日は怪物を投入しました。

いしる。石川県に伝わる魚醤油(発酵食品)。

発酵の大家、小泉武夫先生の本は10何冊か読みましたがその中でもたびたび登場する「いしる」。

こいつが怪物でした。旨味炸裂。コクとはこれか。

大さじ1ほどの量だけ試しに入れてみましたが、もうそれで完成。

魚介類5種類ぐらい入れた?というほどの圧倒的な存在感。

香りも味わいも爆裂に濃醇になりました。発酵の凄さを改めて感じる晩酌でした!

冷酒でも常温でも美味しい、旨味とキレの良さが抜群の高知の酔鯨と合わせましたが、常温とはなかなかの相性です。

もうUMAMIの虜です。

スポーツしたりテーマパークで遊んだりのスカッと汗をかくストレス解消とは違う、温泉でほぐれまくる日本的な癒しのストレス解消。

日本酒と鍋はその象徴ですね🍶🍲

濃醇でコクのあるお酒も多い石川の地酒と合わせたいですね🍶

まだ訪れたことがない都道府県はあと10県ほどですが、その中の1つ石川。未踏の地石川。

まだまだ知りたい歴史も酒も食もある。それを酒漫才で伝えていくおじさんの人生はまだまだこれから!

発酵食品は本当に身体があたたまるからありがたい。なんとか残暑を乗り切ってまいりましょう!



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