副代表対戦日記vol.3 強く前に出る
こんにちは!副代表です!
将棋を毎日指しているとたまに実力以上の力が発揮される瞬間ってありますよね?
めちゃくちゃ読みが冴えたり、普段止まらないところで手が止まったり。
ネットの10秒将棋だと実戦と違って更に難しいですが、ふとその瞬間が訪れると嬉しくなったりします(笑)
特に上手に勝つ瞬間はそうなのかな?って思ったりします!
といわけで今回も動画を公開したので内容を見ていきましょう!
今回は対左銀冠との戦いになりました。
最近居飛車側にいいように組まれることが多く反省ですね;;
さぁ開戦の合図です44手目☖7五歩!
居飛車側からすると囲いの差は十分にあるので攻め時ですね。
力を溜める☖7三桂や更なる玉を堅さを求めて☖1二香も候補でした。
本譜で指した☗5九角が飛車の捌きを見据えた狙いの一手。
堅さで劣る振り飛車はカウンターを狙います。
手は進んで☖4二角
振り飛車側の角が玉のラインからズレたのを機に力を溜め直す手。
このまま☖7六歩~☖7五銀の進出を狙います。
しかしここで用意していた☗6五歩!!!
☖同銀☗7五歩と進めた局面が角道が止まる上に銀挟みの形に。
居飛車側は攻めを急がなければなりません。
ちなみに動画でも話していた☖4二角に代わる手として☖7二飛に対しても☗6五歩で互角以上に戦えるみたいです!
54手目☖7七歩!
これは残念ながら悪手です;;
☗同桂と銀に当てる手で振り飛車有利判定です。
代わる手として☖5六歩で今度は振り飛車側が忙しい。
☗同金☖同銀☗同銀と陣形を乱され☖9五歩~☖3五歩と応手を間違えると一気に持ってかれてしまいます。
まだまだ互角ですが気分的には居飛車を持ちたくなりますね。
58手目☖6七銀成。
これに対する最善手わかりますか?
僕は目から鱗でした💦
本譜は☗7六飛と浮き飛車を選択しました。
成銀からの当たりを回避したり、☗4五歩と攻めた時に桂頭を受けているのもポイント高いと判断しました。
が、実は最善手は☗7九飛。
この後の展開として5五の地点へ戦いの場が移るのですがその時に浮き飛車より一段飛車の方が強い形になるようです。
また64手目に☖6四銀としましたが☖6五銀~☖5二飛と暴れに来るのも浮き飛車を咎める一手になり得ましたね。
本譜65手目に☗6六金としたところで振り飛車優勢判定。
ここまでくればもう安心です。
しかし、有利としたところからでも甘い手が続くとすぐ逆転されてしまいます。
勝ったからいいで済まさず、細かいところですが直していきたいですね。
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本日はこの辺で失礼します!
読んでいただきありがとうございました!