Amazon PODで著者用コピーが利用可能に!送料を調べてみた
著者用コピーとは
先日Amazon PODで著者用コピーが利用できるようになりました。
今まで著者が自分で出版した本を手に入れる場合は
①普通にAmazonで購入する。
②校正刷りを利用する。
の2つの方法がありました。しかし、①の場合は割高になり、②の場合は製本代+送料のみで本を入手できるものの、「再販禁止」の透かしが入ったものしか手に入れることができませんでした。
今回の解禁された「著者用コピー」は、製本代+送料のみで、実際に販売されている本を購入できるサービスで、イベントでの手売りに用いたり、知人に渡したりするのに便利なサービスになります。
非常に便利なサービスですが、送料はかかります。送料の具体的な値段についての説明はなく、実際に注文画面で確認するしかありません。
そこで、今回は、著者用コピーの送料について、何冊注文するといくらかかるのかまとめてみました。(今回は北陸の場合です。北海島、沖縄や離島の場合は異なるかもしれません。)
結果
まず1~5冊までは、送料は一律410円です。5冊注文した場合の1冊当たりの送料は82円です。
そして6冊目から9冊目までは、1冊ごとに45円ずつ送料が増加します。
次に、10冊の場合の送料は600円になります。1冊当たりの送料は60円です。
11冊目から49冊目までは、1冊ごとに38円ずつ送料が増加します。
そして50冊での送料は1715円となり、1冊当たりの送料は34.3円です。
51冊目から99冊目までは、1冊ごとに29円ずつ送料が増加します。
100冊での送料は2500円となり、1冊当たりの送料は25円です。
101冊目以降の送料は、1冊ごとに22円ずつ増加していきます。
ポイント
送料は、ページ数・本の大きさに関係なく、注文冊数で決まる。
数種類の本を注文する場合は、冊数の合計で決まる。
注文冊数が多くなるほど、1冊当たりの送料は安くなる。
Amazonの送料は安いのか?
ここで比較として、以前紹介した、安価な価格のPOD出版社であるブックパレットの送料をみてみましょう。
ブックパレットは合計ページ数で送料が決まります。また、送料の区分がおおざっぱで階段状に上がるのも特徴です。こちらも基本的にページ数が増えるにしたがって1ページ当たりの送料は下がっていきますが、送料の階段を上がった直後はコスパが下がります。
アマゾンとブックパレットの使い分け
合計ページ数が350ページ以内に収まる場合はブックパレットがお得。
一冊当たりのページ数が少ない本は、ブックパレットがお得。
一冊当たりのページ数が多い本はアマゾンがお得。
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