四間飛車の小技 対４六銀-３七桂急戦

今回は自戦譜から適当に指しても悪くならない四間飛車のテクニックを紹介していきます。

第1図は居飛車が▲４六銀～▲３七桂～▲２六飛の仕掛けをみせた局面。

第1図から△３二飛▲３五歩（第2図）と進めても一局ですが、角頭のケアがめんどくさいです。

本譜は第1図から△５四銀▲３五歩△４五歩（第3図）と進めました。

第3図以下▲５七銀なら△８八角成▲同銀△４四角▲７七角△３五角▲２九飛（第4図）が進行例。

第4図以下①△１二飛なら良く分からない将棋。
また、激しくいくなら②△５七角成▲同金△３五歩▲１一角成△３六歩
▲４四香△３二飛（第5図）が一例で良い勝負です。

本譜は第3図以下▲３三角成△同桂（第6図）と進行。

第6図で▲３四歩は△４六歩▲３三歩成△４一飛（第7図）でこれは後手十分。

本譜は第6図から▲５七銀△４四角▲８八角△３五角▲２八飛△４三飛（第8図）と進めて先手の仕掛けを封じることができました。