【新型コロナ感染拡大テロ】新型コロナワクチン反対会見をした医師や政治家を調べてみたら、笑えない結果が分かった
最早、新型コロナ感染拡大のテロ行為だ。
ネットやSNS、YouTubeなどで新型コロナワクチンについて確かな証拠もなく「不妊になる」等のデタラメや陰謀論が蔓延し、まだ調査中だが以下の事が起こった。
ワクチン接種に反対する複数の人間がマスクをつけない状態で札幌市役所や道庁に抗議に訪れ、札幌市役所3名、北海道庁4名の職員の感染者が出たというのだ。
新型コロナワクチンを接種するのもしないのも個人の判断(努力義務)だが、ワクチン反対・マスク反対をしても他人に感染させる可能性が高いので、やめてもらいたいものだ。
そこで今回は新型コロナワクチン反対派やワクチン危険ネタなど、色々と調べて分かった事を記事にするので、ワクチンに懐疑的な人は是非とも最後まで見てほしい。
◎反ワクチンネタの発祥はQアノン
新型コロナワクチンの接種が海外で始まった辺り、新型コロナワクチン危険説のひとつに「マイクロチップを埋め込まれる」「電子機器と繋がる」など、米ドラマ「X-ファイル」のモルダーやスカリーも失笑する陰謀論が展開されていた。
そのような情報を追った結果、行きついたのが、ドナルド・トランプ元アメリカ大統領に関連した情報だった。
例えば以下のように「スパイクタンパク」というワードを用いて危険性を訴えているツイートが散見される。
このスパイクタンパクとトランプ元大統領がリンクしている下記記事から気になる部分を引用しよう。
リジェネロンによると、抗体の有効性を評価するための研究室内での試験では、幅広く利用されている標準的な細胞株「HEK293T」が採用されたという。HEK293Tは、1970年代にオランダで中絶された胎児の腎組織を起源とする細胞株だ。
致死性の新型コロナウイルスの「スパイク」タンパク質を含み、ウイルスに似た構造をもつ「偽ウイルス粒子」の製造に、HEK293T細胞を使用しているという。新型コロナウイルスに対するさまざまな抗体の中和性能を試験するために、この偽ウイルス粒子が必要なのだ。
トランプ政権は、最近実施された中絶で得られた胎児組織を要する研究を阻止または抑制しようと努めてきた。たとえば、2020年8月、米国保健福祉省(HHS)は新しい委員会を設置し、中絶に反対するメンバーで固め、14件の研究提案のうち13件の資金提供を留保することを決議した。
このようにトランプ政権は中絶反対のメンバーが多く【HEK293T細胞】=【中絶された胎児の腎組織】が人体に取り込むと危険、ワクチンこそが感染源などと色々ねじ曲がって情報が発信・拡散している。
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例えば【致死性の新型コロナウイルスの「スパイク」タンパク質を含み、ウイルスに似た構造をもつ「偽ウイルス粒子」の製造】の部分
反ワクで有名でTwitterやYouTubeアカウントが凍結しまくってる内海聡も陰謀論にドップリである。
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アメリカ等での新型コロナワクチンのネガティヴネタはQアノン(陰謀論)系が発信・拡散しているのだが、日本ではどのような背景があるのだろうか。
◎日本はカルトとスピ系のコンボ
ドナルド・トランプが関係しているとなるとアメリカ大統領選挙で多くの陰謀論を日本中にばら撒いた幸福の科学(幸福実現党)が必ず絡んでくるので、新型コロナワクチン反対会見の人達にスポットを当ててみよう。
・高橋徳について
例えば、新型コロナワクチン反対会見の一人である、高橋徳は大葉ナナコが代表を務める「一般社団法人 誕生学協会」の顧問である。
誕生学協会は、未就学児・小学生・中学生・高校生・大学生及び成人のそれぞれの年齢を対象に、妊娠出産のしくみと命の大切さに関する知識の教育及び普及を行います。生命観・出産観の向上を促すことを目的としています。
このような考えを持つ誕生学協会の顧問やスピリチュアル系の活動を高橋徳はしているので憶測、こじ付けで新型コロナワクチン危険説を主張するのは分かる。
3月23日には、26才の女性看護師が福岡県内の自宅にて遺体で見つかった。女性は4日前にワクチンを接種し、夜勤に向かう準備をしている最中に倒れたとみられる。死因は小脳からの脳出血と、くも膜下出血と診断された。既往症や基礎疾患はなかったという。クリニック徳院長の高橋徳さんが指摘する。「その女性は基礎疾患がないとされましたが、CTで脳内の石灰化が見つかり、“自覚症状はなかったが疾患はあったのでは”と指摘する医師もいます。もともと脳に疾患があり、ワクチンによる炎症が最後のひと押しになった可能性もあります。若い世代の接種が本格化するのはこれからです。この先接種が進めば、若い世代でも一定数の死者が出ると考えられます」(高橋さん)
ご覧の通り、憶測とこじ付けで主張をしているのが分かる。
ワクチンの危険性を主張する人達は証拠も提示せず、可能性や憶測で主張しているので、よく観察してもらいたい。
・寺尾介助について
そして、この高橋徳は新型コロナワクチン反対会見の他にこのような事にも参加している。
面子は「池田利恵(政治家)」「寺尾介助(謎)」「大橋眞(大学名誉教授)」「高橋徳(医師)」となっており、注目すべきは「寺尾介助」で、この人物は【武士道】という団体の代表である与国秀行とノーマスクデモ等をしている人物だ。
与国秀行は過去に幸福実現党から立候補した生粋の幸福信者であり幹部クラスで「コロナは風邪」「ノーマスク」を訴えて東京都知事に立候補した国民主権党の平塚正幸が与国秀行の信者と言うほどの人物。
その与国秀行と一緒にノーマスクデモを展開しているので、幸福信者と見るのが当然だろう。
幸福信者と言うのは上記の平塚正幸の記事を見ればお分かりになると思うが、目的を達成する為には簡単に幸福信者では無く個人として活動をする。
池田利恵(としえ)について
そのような寺尾介助も参加しているとなると、他の池田利恵(としえ)もこのような感じになる。
朝堂院大覚総裁というのは上記、記事の国民主権党の平塚正幸と交友のある人物だ。
・大橋眞について
続いて、大橋眞もこういう結果になる。
大橋眞に至っては「徳島大学名誉教授」という肩書きで新型コロナワクチン危険説の信憑性を高めている人物の一人でもあるが、徳島大学はこのようなスタンスである。
大橋眞氏は現在、本学と雇用関係になく、⼀連の活動は大橋氏個⼈が行っているものであります。従って、大橋氏の見解などは本学と一切関係ございません。
なお、本学では、国や徳島県の方針に従い、全学で新型コロナウイルス感染症防止策を徹底しており、教職員、学生ともに新型コロナウイルス感染症への適切な対応・対策に努めていることを申し添えます。
これは笑えない。
◎反ワク会見の中村篤史について
高橋徳らが行った会見で中村篤史が発した内容を下記記事から引用しよう。
問題ないと報告されている妊婦の接種についても、米国疾病予防センターの有害事象報告(VAERS)を引用し、その中からワクチン接種後に流産したという個人の訴えを一つひとつ紹介。さらに、接種者の母乳を飲んだ赤ん坊が「頭からつま先までぶつぶつだらけになって治療後に死んだ」などと伝えた。中村医師はこれら全てをワクチンが原因だと疑っているようだ。健康な妊婦でも流産は一定の割合で起こり、乳幼児の発疹や突然死症候群などもよくあるようだが、そういった説明はなかった。
やはり、確かな証拠も出さずに憶測、こじ付けをしているので、幸福信者の好きな感じとなっている。
◎まとめ
一部の左派・リベラル層も反ワクチンを展開しているように見えるが、本記事でまとめたワクチン危険説を主張するメンバーとは距離を置いているような感じであり、筆者と同じようにワクチン危険説はカルトが絡んでると指摘している者もいる。
ワクチン危険説が異常な感じを受けるのはドナルド・トランプ元アメリカ大統領を異様に支持して日本国内に陰謀論を撒き散らした幸福の科学(幸福実現党)が絡んでいると見て良い。
きちんとしたデータを用いて説明しているワクチン接種推奨派と、因果関係が立証できるデータも無くこじ付けや憶測で語るワクチン危険派、どちらが信用できるかと言ったら普通は前者だが、後者を信じるのは何かの信者か?と感じるのは当然だろう。
そして掘り起こしてみたら必ず幸福の科学(幸福実現党)が絡んでいるという結果になる。
オウム真理教はサリンを撒くテロ行為をしたが、ワクチン危険説を信じる人達は感染症を日本全国に持ち運ぶテロ行為をしているようなものである。