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さっぽろ自民の川田ただひさ札幌市議の事務所住所に連合後援会と北海道を考える会 -Vol.①-
外装パネルの劣化・老朽化など安全性や維持管理・費用の観点から北海道百年記念塔の解体反対を訴える複数の組織があるのはご存知だろうか?
北海道百年記念塔の解体は過去に民主主義的プロセスを経て道議会で決まっていたが、ここ最近になり異議を唱え始めた国会議員と民間団体がある。
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それに呼応してか道議や市議レベルまでが異議を唱え始め、本記事で取り上げる川田ただひさ札幌市議もその一人である。
言わずもがな、北海道百年記念塔はその名の通り、開道(北海道と命名)して100年目の記念事業の一環で建設された記念建造物であり、開拓使が置かれて始まった北海道開拓史のワンピースでは無いのは普通の日本語能力がある人なら分かるレベルである。
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また、北海道百年記念塔の建設発想者である当時の北海道知事の町村金五のお礼状を見てみれば、先人の偉業を讃え感謝をしているが、これからの未来(北海道の建設)への表像であり指標なのが北海道百年記念塔と言うのが分かる。
北海道は明治新政府が開拓使を設け北海道と命名して開拓の大業を起こしてから、昭和43年でちょうど百年を迎えたのでありますが、この意義深い北海道百年にあたり、厳しい苦難と風雪に耐えてわずか百年の間に今日のような素晴らしい北海道を築いてこられた先人の偉業を長く後世に顕彰し、感謝と慰霊の誠を捧げるとともに、輝かしい本道二世紀に向かって力強く前進するわれら道民の決意の表象として、北海道百年記念塔を建立することになり
記念塔の建立の趣旨につきましては塔の規模構造の概要とともに銘板に刻み、塔基部一面に掲げ、後世に伝承することにいたしましたが、この記念塔が530万道民、なかんづく次代を担う青少年に開拓者精神の真髄を伝承し、今後飛躍する北海道の建設に邁進するための指標となることを祈念する
ちなみに町村金五のお礼状を掲載している北海道開拓倶楽部の主催者は海堂拓己という北海道百年記念塔解体反対派の一人というオチである。
少し話が逸れたが、北海道百年記念塔の解体反対派の中には民間団体があり、その一つに「北海道を考える会」(北考会)という団体がある。
その北考会の所在地を調べたところ、さっぽろ自民の川田ただひさ札幌市議の事務所住所と同じであった。
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北海道を考える会
〒004-0041 札幌市厚別区大谷地4-2-15 西村ビル202
Fax:011-894-9191
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川田ただひさ札幌市議の事務所住所とFAX番号が一致しているのを確認できただろうか?
そして、この北考会を更に調べたところ下記の中川広という人物が北海道を考える会(北考会)の会長を務めているのが分かった。
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この中川広という人物を少し調べてみたところ、更にこんなことが判明した。
川田ただひさ連合後援会
代表者:藤野 義昭⇒有馬 郁文(平成22年8月~)⇒中川 広(平成29年7月1日~)
会計責任者:川田 誠二
主たる事務所:札幌市厚別区大谷地東4-2-20-706⇒札幌市厚別区大谷地東4丁目2-15西村ビル202号(平成22年8月~)
お分かりになっただろうか?
川田ただひさ札幌市議の事務所住所に川田ただひさ連合後援会と北海道を考える会の三つが入り、川田ただひさ連合後援会の代表者である中川広という人物が北海道を考える会(北考会)の会長を務め、その北考会が何故か川田ただひさ事務所FAXの番号を使用しているのだ。
そして、北海道百年記念塔の解体反対派らが行なっているクラウドファンディングのページには北海道を考える会(北考会)の代表がコメントしてるいのでご覧いただこう。
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北海道を考える会の会長は川田ただひさ札幌市議の連合後援会代表の中川広であり、川田ただひさ札幌市議事務所のFAX番号も住所も使用している。
この北考会が建築家と一緒に北海道百年記念塔を視察して健全だのと世間に問題が無いように発信するのは利益相反的に問題では無いのか?公職選挙法的にも…。
ましてや北海道百年記念塔の解体反対派らは差止請求裁判を道に対して起こしている。
これは、さっぽろ自民や北海道自民による民意を偽装した鈴木直道道政への汚い倒閣運動と言える。
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