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「西(東)側の情報は信じてはいけない」が駄目な理由と情報元を盲信してはいけない理由

ロシアがウクライナに軍事侵攻してから「西(東)側の情報は信じてはいけない」と言ってるアカウントを教えて貰ったので、それの駄目な理由と情報元を盲信してはいけない理由を今回、話したいと思う。

まず、西側・東側をロシアのウクライナ侵攻で言うと西側はウクライナ・欧州・アメリカなどで、東側をロシア・ベラルーシなどのロシア派となる。

西(東)側の情報を信じてはいけないと言うのは、恐らく偽旗作戦のことだとは思うが、偽旗作戦とは簡単に言うと「あっちが先に攻撃したから攻撃し返した。」である。
ようは、攻撃し返した理由を正当化するために「あっちが先に攻撃した」を、でっち上げる(デマ)のを偽旗作戦と一般的には言う。

と言う事は、ウクライナの軍事ドクトリンは国家防衛になるので、ウクライナ領に軍事侵攻または攻撃をしなければ戦闘にならないので、偽旗作戦を踏まえて「●側の情報を信じてはいけない」を言うのは西側では無く、ウクライナに軍事侵攻した東側のロシアとなる。

そして、ロシアがウクライナに軍事侵攻した際、「ナチ化」「民族派」「ジェノサイド」などなど色んな屁理屈を述べていたが、どれもロシアの偽旗作戦であるのは明らかになっている。

また、国際法では原発への攻撃や非武装民間人への攻撃は国際法違反となる為、ロシア兵が一人でも非武装民間人を攻撃して殺害せば国際法違反になるし、ロシアは多数の国際法違反をしている。

それでも西側の情報を信じてはいけないと言う人は、人として何か欠落しているか情報の真偽が見極められないと自己紹介しているレベルである。

さて、西側の情報を信じてはいけないが駄目な理由として重要なポイントなのが、もし日本が仮想敵国に軍事侵攻された場合である。

今のロシアによるウクライナ侵攻で西側からもたらされる情報というのはジャーナリストやマスメディアの情報の他に世界最高の諜報機関であるファイブアイズの構成国であるアメリカやイギリスなどが含まれている。

それらの情報の中には、ロシア軍が戦略的撤退をしてマリウポリ・ドネツクに大攻勢を仕掛けるや、どこどこにロシア軍が展開している等のウクライナ国民の生命やウクライナの安全保障を脅かす精度の高い情報がもたらされている。

これらの西側からもたらされる情報を信じてはいけないというのが、もし日本が仮想敵国に軍事侵攻されたら如何に日本国民の生命や日本の安全保障を脅かす発言なのか容易に分かるだろう。

●側とカテゴライズして、そちらサイドの情報は全く当てにならない・信用しては駄目というのは加害国に当て嵌めるのはまだしも被害国に当て嵌めるのは、まともな感覚では無いと言えるだろう。

●側は信じてはいけない、と言う人達は自分らが信じられる情報元(情報源)が存在するのだと思うが、その情報元(情報源)の思想が偏っていたりデマ情報を流されたりして自身に情報の真偽を見定める能力が無ければ全く意味が無いだろう。

大体、このようなことを言う界隈というのは陰謀論を信じたり、カルト宗教と繋がってたりするので、そういう界隈とは距離を置く事をオススメする。

最後に上記でも触れているが、●側の情報は信じてはいけないと周囲に言うのでは無く、情報の真偽を見極める手法や能力を身に付けさせることを説くことが大事だと私は思う。

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