新年早々嘆き散らす自分
note上では長めの冬休みを取った。
今年も出来る範囲でここに綴っていこうと思う。
新年早々、外国人の入国禁止継続の文字に打ちひしがれた。
この「外国人の入国禁止」という言葉に
発令された当初から違和感を持っていた。
日本人と外国人の違いって何なんだろう。
ただ生まれた場所、自分のルーツが日本か否かというだけではないか。
日本には日本のやり方があるのはわかる。大人の事情が絡んでいることも。
だけど、日本に希望や夢、憧れを抱いてくれている外国の方々の落胆、
それをフォローする言葉も大きく発信してほしい。
日本人にだけではなくて、世界への発信をしてほしいと願う。
留学生の場合、たいていは若者だ。
かれこれ2年は待っている彼ら。
たかだか数年と政治家は思うのかもしれない。
だけど若者の数年というのはとても貴重な時間だ。
おじさま達の数年とは感覚が異なる。
そりゃ他国へ方向転換もしたくなるだろう。
生活者の場合、今帰国したら
再び日本へ入国するのは難しくなるんじゃないかと懸念して
母国に帰らないでいる方が多い。
その寂しさをお偉いさん方は考える事があるのだろうか。
ビジネスの方々への制限は、日本人がショックを受けている印象が強い。
音楽、芸術、スポーツなど
ホンモノの方々を3次元で目の当たりにできないのだ。
今の状況が「しょうがない」では片付かないだろう。
繰り返すが、鎖国スタイルが日本のベストだと考えたなら耐えるしかない。
だけど、それによって失うヒト、モノ、コトへのフォローアップは
欠かさないでほしい。
全世界の誰もがわかるように示してほしい。
「言葉にしなきゃ伝わらない」の極みだ。
そして、「日本」というブランドが落ちないように努力している皆さんと
入国できるまで待ちますと言ってくれている外国人の皆さんの存在を
忘れず常に視野に入れておいてほしい。
日本語学校などの先生方は入国待ちの学生さんのモチベーションが下がらないように様々な工夫をしてコミュニケーションを図っている。
帰国できない生活者の皆さんには日本語教室など地域の方々が寄り添っている。
経営が続けられるかわからなくなってきた旅館には海外からエールという名のお手紙が届いている。
出口のないトンネルを進んでいるのは皆同じだ。
そのトンネルを安心安全に前進できるかは国にかかっている。
私たちは心もとないマッチ棒で身の回りを灯すしかない。
今日は思う存分吐き出した。
(というのは表向きで、実は3割程度しか表出させていない…笑)
次回以降はまた愉快な時間を綴ろう。
【タイトル画像は「みんなのフォトギャラリー」より
クリエイター:湯朝かりんさんの作品を使わせていただきました。
ありがとうございます。】
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