新しいプロジェクト
都内ホテルの価格高騰を受けて
郊外にも外国人旅行者が増えつつあります。
近所でも外国人旅行者を見かけるようになりました。
グローバルとかインバウンドとか全く無縁のこの街で。
受け皿が出来てない。
あの渋谷ですらストレスではち切れそうな
接客をしているカフェがありました。
渋谷ならお給料を倍にするか
英語が話せる人を雇えるはず。
しかしこの田舎町ではそれは無理。
何か出来ることはないかしら。
田舎だからと言って都会のやり方を取り入れてはいけない、とはなりません。
悪い癖ですぐ「ボランティア」という発想に
なってしまいがちですがそれだと
経営者も本腰になりません。
どうしたらより良くできるのか。
田舎町で対策する目的はただ一つ。
従業員の離職率を上げない為。
外国人旅行者の利便性向上の為でも
売上向上の為でもありません。
同じ時給で手間だけ増える仕事なんて
誰もやりたくありませんよね。
ただでさえ離職率の高いこの店で
今いる素晴らしい店員さん達のストレスを
増やしてはならぬ。
ボトルネック=言語コミュニケーションが
発生するポイントとしては以下の通り。
この店舗では
1.端末での支払い作業
2. 持ち帰りかイートインかの確認
のようです。
確認事項や質問事項と一組あたりの
接客時間は比例します。
一連の流れ
1. 持ち帰りか店内か
2. 飲み物の有無
3. 砂糖、ミルクがいるか
4. 有料ビニール袋が必要か
5.ポイントカード、会員アプリの有無
6. 機械操作の案内
機械操作のについては国籍、年齢関わらず
お客さんが混乱してるので別立てとします。
1.2,4は割と定番の質問なので
雛形の問答で日本語と同じ流れでいけます。
3については現在空いてるスペースに置く
スタバやタリーズデリフランス方式に変更。
5については日本語話者以外には聞かない。
6についてはクレジットカードか現金の二択をまず聞いて案内する。
聞くべきことがマニュアルで決められてるんだろうな。
経営者の方の同意が重要です。
何より大切なのは外国人に寄りすぎないこと。
ここは浅草でも京都でも原宿でもない田舎町。
なので英語メニューを用意するとか
英語で質問表をつくってラミネートするとか
(東南アジアのスパでよく見る)
やる必要はありません。
チップのシステムも無くアーモンドミルクの
オプションで50円のセルアップが見込める訳でもなく現場の手間が増えるだけです。
ダスキンの社員が修行も兼ねて店長とかやってるのかな。
騒音がうるさい偉そうな若造若手社員の方が
指示を出しているのをたまに見かけます。
だとしたら改善の見込み薄。
フランチャイジーだとしたらまだ可能性があるかもしれません。
どうでしょうか。
今度スーパーしごできの店員さんが店頭にいる時にちょっと質問してみようと思います。