Tết休暇にベトナム中部へ(Huế編)
前回に引き続き、今回はベトナム国内旅行Huế編です。
Hội Anで3泊し、次は世界遺産の街Huếを訪れます。Hội Anの宿で、タクシーをチャーターしてもらい、車で3時間ほど。長ーい長ーい道中、初めてベトナムの高速道路も体験しました。
Huếでは2泊の予定だったので、とりあえず王道コースを巡りました。初日は、Huế中心部から近い、Đại Nộiを見学。泊まっているホテルを出発し、Hương川という川にかかったCầu Trường Tiền橋を渡って向かいます。
余談ですが、このHươngという発音、日本人にとってとても難しいと思うんです。「フォン」でも「フオン」でも「フン」でもなく、「フウェン」というように少し鼻にかかるような音だそうで、私はなかなか言えません。
Cầu Trường Tiền橋を渡って、左折しまっすぐ行ったところで最初に見えてきたのが、Huếのシンボルでもあるフラッグタワー。ベトナム戦争時を物語る銃弾跡もありました。ここでも、旧正月期間は入場料はかからないということだったのですが、私は知らずにしっかり払い、いざĐại Nộiの中へ。中はとても広く、入口が四か所ぐらいあり、建物の外装、内装は圧巻です。ベトナム戦争時に、大破されてしまった部分もあり、修復中のところもありました。イヤホンの日本語の音声ガイドもあり、歴史や建物に詳しくない人でも楽しめそうです。使えばよかった、、、。
Đại Nộiを見学後、街を散策。Huế中心部の街並みは、Hà Nộiに似ているところもありましたが、清潔さがまだあるなと感じるところが多かったです。バイクでガタガタしたHà Nộiの歩道とは違って、道もきれい。道端にゴミが落ちていることも少なく、人の意識が違うのかな~と思うところもありました。Cà phê Vườn Tùngというカフェで休憩中、店主のおじちゃんが気さくに話しかけてきてくれたのも嬉しかったできごとです。日本語で「ありがとう」と。やはり自分の国の言葉を話してくれるって嬉しくなりますよね。
やっぱりベトナム語、もう一度挑戦しよう。
翌日は、ホテルでチャーターしてもらったタクシーで、Chùa Thiên Mụ、Lăng Tự Đức、Lăng Khải Địnhの三か所を巡りました。Lăng Khải Địnhには、ハムナプトラを見て、一度は見てみたかった兵馬俑(ではないけれど)が何体も。フランス領だった面影があるのか、なんとなく建物はヨーロッパ系の出で立ちでした。
Huếでは宮廷料理が食べられるということで、食べたいものリストを作っていたのですが、実は旧正月ということもあり、ほとんどのお店が休業。親切なお兄さんが、「旧正月はどこも開いてないよ。それにコロナ渦だしね。次回また挑戦しなよ。」と教えてくれました。Thế à~。それでも粘って、「bún bò Huế」「Bánh bèo」「Bánh bột lọc」「Bánh nậm」「Bánh khoai」は食べることができました。
旧正月という時期だったこともあり、行けないところもあったHuếの旅。少し名残惜しさを残しつつ、翌日は車でいざĐà Nẵngへ。最後はĐà Nẵngでリゾート気分を味わうぞー!と意気込んでいましたが、この旅で一番恐れていたできごとが私に襲い掛かります、、、
次回、「隔離対象宣告」。
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