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Tết休暇にベトナム中部へ(Hội an編)

普段Hà Nộiで生活している私ですが、今回はベトナムの旧正月を利用して、初の飛行機旅行の計画を企てました。今回の旅でも予想できないことがたくさん。周囲にも迷惑をたくさんかけた旅となったわけですが、結果的にはよい時間を過ごすことができたと思っています。というか、私は結構不運に見舞われることが多いので、もう受け入れるしかないのです。

さて、Hà Nộiを出発して、まずはĐà Nẵngへ、そのままGrabタクシーでHội anへ向かいました。Hội anでは3泊の予定。初日はHội anの旧市街へ直行。街並みを見て、狐につままれたような気分というのはこういうことか~と感動しました。

統一された黄色い壁に木のドアや青や白の窓枠。ベトナムは昔、フランスの植民地だったわけですが、フランス人にとって、南国=黄色というイメージだったようですね。日本人が住んでいたという歴史もあり、来遠橋(日本橋)という橋も有名です。夜はランタンが灯る街並みを見ながらのんびり。治安は悪くなく、毎晩20~21時頃まで旧市街をうろうろしていました。旧正月に灯篭流しを行うという情報も聞いていましたが、今年は観光客が少なく、見ることができなかったのは残念です。

初日は、旧市街を観光し、2日目はThanh Ha Terracotta Park周辺へ陶芸を見に。それから、移動してBanbooboatにも乗りました。乗っている途中でヤシの葉細工を作ってくれたり、民謡を歌ってくれたり。3日目はアンバンビーチへ行き、海を見ながらぼんやり。旧正月期間は基本的に寺院に無料で入れますが、コロナ渦という状況もあり、お店などは閉まっているところが多かったです。

Hội anの三大名物である「揚げワンタン」「ホワイトローズ」「カオラウ」もしっかり味わいました。カオラウは、うどんみたいな感じです(説明が雑)。せっかくなので、ローカルなお店で食べるのがおすすめです。「Cho tôi một cái này チョートイモカイナイ(これ一つください)」とメニューを指して言えば問題ないです。正直な話をしてしまうと、Hội anとは全く関係のない、海鮮チャーハンがおいしかった…。

宿泊先は、旧市街に歩いて7~10分で行けるTue Tam Garden Villaにお世話になりました。家族経営のアットホームなお宿で、おばちゃんも気さくに話しかけてくれたり、おやつにタマリンドをくれたりと、温かい気持ちになりました。アメニティは基本的なものは揃っていますが、女性ならコンディショナーは持って行ったほうがよいです。

移動手段は、GrabバイクかGrabタクシーを使ったのですが、旧市街を離れるとGrabの数は極端に減ってしまいます。Thanh Ha Terracotta Park周辺へ行った際は、全然捕まえることができなかったので、1時間ぐらいかけて旧市街まで歩いて戻りました。

ここでも途中で野犬に後をつけられるという恐怖体験を。ベトナムの犬ってたくましい犬が多いので怖いんです。絶対「かわいい~」なんて言って近寄ってはいけません。嚙まれます。Hội anはコンパクトな街ですし、海沿いに行くにしても、自転車で行ける距離だったなと後々思いました。

観光客も少なかったこともあり、存分にHội anの街並みを楽しみました。市場で売っていたバインチュン、買えばよかったな~。次回はHuế編です。



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