SuikaTalk日本語講師の応募条件
SuikaTalkでは以前から日本語講師向け資料のなかで「理想の教師像」を提示していましたが、少し抽象的だったため、応募条件をもっと具体的に共有したいと思い、資料を更新させていただきました。SuikaTalkの日本語講師として求める条件は、以下の通りです。
以下の項目に対してすべて「はい」と答えられる方。
18歳以上。
安定したインターネット環境と静かにレッスンを提供できる部屋がある。
オンラインビデオ通話をしたことがあり、ビデオ通話ツールの基本的な操作に慣れている。
スマホではなく、パソコンまたはタブレットを用いてレッスンの提供ができる。
ビデオ通話の際に用いる部屋の照明、マイクの音質、カメラの画質に問題がない。
学習者の多様なバックグラウンドや個々の状況に配慮したレッスンを行うことができる。
時間管理ができ、レッスン時間を守ることができる。
日本語のピッチアクセントのルール(頭高型、中高型、尾高型、平板型)について説明できる。
「動詞のグループ」や「て形/てform」について説明できる。
「私はアメリカ人です」と「私がアメリカ人です」の違いについて説明できる。
笑顔でフレンドリーな雰囲気でレッスンができる。
まず、1~5については説明不要かと思います。これらはオンラインレッスンを円滑に進めるために、あるいは、法的に必要不可欠なものです。
次に、6番目の条件に関しては、以前noteで多様性の尊重について取り上げましたので、詳しくはそちらをご覧ください。学習者それぞれのバックグラウンドや状況に配慮したレッスンを行うことが求められます。SuikaTalkでは、多様性を尊重する姿勢を大切にしています。
7番目についてですが、時間通りにレッスンを開始し、終了することは講師として当然の責任です。とくに「時間通りに終えること」は見落とされがちですが、非常に重要です。責任感から授業を延長してしまう講師もいらっしゃいますが、SuikaTalkでは、講師の方々に適切な労働環境で働いていただくことを理念の一つに掲げているため、サービス残業のようなかたちの授業延長は認めていません。たとえ学習者と合意があった場合でも、レッスン時間の延長は避け、適切な時間管理を行い、規定の時間内でレッスンを完了させるよう努めてください。何度も時間を守れない場合、プロフェッショナルな講師としての適正に欠けるとみなし、事前に連絡の上でアカウントの停止措置を取ることもあります。
8~10の項目は、日本語指導における基礎的な知識に関するものです。SuikaTalkでは無資格・未経験でも応募可能ですが、それは日本語に関する知識やスキルが不要であるという意味ではありません。もちろん、たった3つの質問で専門知識の有無を把握することは難しいですが、これらを説明できる方は他の知識もある程度はあると期待しています。逆に、この3つの質問が全くわからないという方は、応募条件にまだ達していない可能性があるとお考えください。また、面接では改めて日本語の専門知識に関する質問を行い、さらに確認させていただきます。
最後に、11番目の条件として、笑顔でフレンドリーな雰囲気でレッスンができることを重視しています。学習者が安心して学べる環境を作ることが、効果的なレッスンにとって非常に重要です。
以上の条件を満たす方をお待ちしています。SuikaTalkでは、学習者にも講師にも安心してレッスンができる環境を提供できるよう努めていますので、どうぞよろしくお願いします。
日本語講師向け説明資料は以下からダウンロードできます。
https://drive.google.com/drive/folders/1dVBfKojjMOgTx_jzcz7z2jkJUbzfGo4-?usp=sharing