国文法の問題点その4:動詞の活用
久しぶりの投稿になってしまったが、今回は学校で習う国文法について、その問題点を「動詞の活用」という観点から見ていきたいと思う。
まず、学校では、動詞には「五段活用」「上一段活用」「下一段活用」「カ行変格活用」「サ行変格活用」の5種類の活用があることを習う。もちろん、この分類には何の問題もない。
問題があるのは、語幹(活用する際に常に音が変わらない部分)の定め方である。語幹は、助動詞が後接する際にどこまでを動詞と認めるかに関わり、非常に重要な概念である。
1. 一段動詞(