フランス語圏の文化通信 #11 | ノルマンディー地方のおすすめスポット7選!!
『フランス語圏の文化通信』第11弾👏
今回は、Lolo🎹がゴールデンウィークに訪れたノルマンディー地方のご紹介です!
ノルマンディー地方でおすすめの場所をお伝えします✨
フランス語圏の文化通信 #11
👼Angèle:ゴールデンウィークあっという間に終わっちゃったね、、!
🍎Pomme:Lolo🎹のフランスお土産話が楽しみ!!
🎹Lolo:今回は到着してから移動も多くて、あんまりゆっくり過ごせなかったけど、またお土産話するね〜
👼Angèle:どこ行ってきたの〜?
🍎Pomme:パリじゃないの?
🎹Lolo:今回は、知り合いの住んでるマントノンっていうところと、あとは海沿いのノルマンディー地方に行ったよ!
👼Angèle:海いいねー!!ノルマンディーのお話聞かせて!
🎹Lolo:今回の記事では、ノルマンディー地方でおすすめの場所について書くね!私が今回訪れた街も入ってるからチェックしてね!
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ノルマンディー地方の地理・歴史
地理
フランス北西部に位置するノルマンディー地方は、西側にブルゴーニュ地方、東側にオー=ド=フランス地方に挟まれた地域です。
海に面している場所では海鮮、内陸では酪農地帯があるためチーズや乳製品が有名です!!
また、ノルマンディー地方といえば、クレープや塩キャラメル味のお菓子もたくさん見かけます!
地図上のノルマンディー地方の位置は画像の通りです↓↓
歴史
歴史的には、第2次世界大戦時に「ノルマンディー上陸作戦」の舞台となった場所として有名です。連合軍が上陸したビーチには記念碑が建てられ、軍事博物館や歴史博物館など、戦争にまつわる歴史を記憶する場所が多くあります。
画像© Instagram @memorialcaen
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ノルマンディー地方のおすすめスポット7選!!
ノルマンディー地方には素敵な場所がたくさんあります。
その中から、今回Lolo🎹が選んだおすすめスポットを7つご紹介します!
今後の旅行の参考に是非チェックしてみてください✨
■ Le Mont-Saint-Michel (ル・モン=サン=ミシェル)
フランスの観光地といえば、世界遺産で有名なモン=サン=ミシェルですよね!!
モン=サン=ミシェルも、実はノルマンディー地方に属している小さな村です。海の潮の満ち引きによって、孤立した離島のようになったり、一本の道ができて本土と繋がったりします。
また、Le Mont-Saint-Michel (ル・モン=サン=ミシェル) は、お隣りのブルターニュ地方との境目に位置しているため、どちらに属するかという争いがあったそうですが、公式にはノルマンディー地方に属する場所となっています!
画像© Instagram @montsaintmichel.off
■ Cherbourg-en-Cotentin (シェルブール=アン=コタンタン)
カトリーヌ・ドヌーヴ主演の映画、『シェルブールの雨傘』でも知られる Cherbourg-en-Cotentin (シェルブール=アン=コタンタン) は、複数の町が合併されて現在の地名となりました。
また、この場所は海沿いでとても綺麗な街並みですが、歴史的にはノルマンディー上陸作戦に続いて激しい戦いの起きた「シェルブールの戦い」の舞台でもあります。
シェルブール海事博物館 (La Cité de la Mer) では、海軍の潜水艦などが展示されています。
画像© Instagram @lacitedelamer
■ Deauville (ド―ヴィル)
セレブの集まるフランスのリゾート地、Deauville (ド―ヴィル) は、かつてパリのブルジョワ階級が休暇を過ごす別荘地として栄えました。
現在でもカジノやホテルで有名なだけでなく、映画祭や競馬といったイベントも有名です。
海沿いに並ぶ素敵な豪邸が見られたり、ビーチのカラフルなパラソルが観光客を楽しませたりして、リゾート感溢れる場所となっています!
画像© Instagram @deauvilleofficial
■ Bayeux (バイユー)
イギリス海峡に近い海沿いに位置する Bayeux (バイユー) は、11世紀に起きた「ノルマン・コンクエスト」の様子を描いたバイユーのタペストリー (Tapisserie de Bayeux) で有名です。
「ノルマン・コンクエスト」とは、11世紀にノルマンディー公国の君主であるギヨーム2世が、イングランド王国を侵攻し、征服した戦いのことです。
征服後、フランス王国下のノルマン公国の人々がイングランドに定着するようになり、現在でもその影響は少し残っています。例えば、動物を示す言葉の一部に、フランス語由来のものが使われています。
(「豚」は英語で «Pig» なのに対して、料理で「豚肉」を示すときはフランス語の «Porc» に由来した «Pork» が使われています。「牛肉」「羊肉」も同様。)
かつての歴史を知りたい方はぜひバイユー・タペストリー美術館に訪れてみてください!
画像© Instagram @bayeux_museum
■ Giverny (ジヴェルニー)
「モネの家」で知られる Giverny (ジヴェルニー) は、海岸沿いから遠く離れた内陸に位置する場所にあります。
「モネの家」には、クロード・モネが描いた「睡蓮」の作品モデルとなった睡蓮が浮かぶ池があり、その周りの庭園も緑豊かで圧巻です。
観光地として日本の方にもかなり人気がありますが、一般開放される時期が4月~11月 (毎年変動する可能性あり) と限定されていますので、時期を確認してから行ってみてください!
画像© Instagram @fondationmonet
■ Honfleur (オンフルール)
港町として有名な Honfleur (オンフルール) は、『金の砂』などで知られる作曲家エリック・サティはじめ、多くの画家やアーティストの出身地でもあり、また印象派の画家たちが好んで風景を描いた場所でもあります。
港町のため美味しい海鮮料理を堪能しながら、近くにあるギャラリーを覗いてアートを楽しむことができ、贅沢なひと時を過ごせること間違いなしです!
画像© Instagram @honfleur
■ Saint-Aubin-sur-Mer (サン=トーヴァン=シュール=メール)
Lolo🎹が今年のゴールデンウィークに知り合いと訪れた場所、 Saint-Aubin-sur-Mer (サン=トーヴァン=シュール=メール) は、有名な観光地ではないですが、別荘地の並ぶ閑静な海辺の町です。
朝には新鮮な魚介類が並ぶ市場が近くで開かれたり、巷で有名なアマチュアのテニス大会があったりして、休暇を家族や友人同士で過ごす人々がたくさん訪れます。
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海沿いで風情のある場所や、内陸でのどかな自然が堪能できる場所がたくさんあるノルマンディー地方。
フランス首都のパリからも電車で2.5時間ほどで行けますので、旅行の際にはぜひ訪れてみてください!
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ノルマンディー地方には、今回ご紹介していない素敵な場所がたくさんありますので、是非チェックしてみてください!!
最後まで読んでいただきありがとうございました✨
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🎵おすすめ楽曲🎵
今回ご紹介したノルマンディー地方の Bayeux (バイユー)出身の歌手、Charlieの楽曲からおすすめを選びました!
Charlie (シャルリー) の「Ordinaire」をご紹介します!
Charlie は、2021年にデビュー曲である「Ordinaire」を発表したばかりで、今後の活躍がとても楽しみな新人アーティストです!
落ち着いた声とメロディーに癒されます✨