日本営業大学が目指す社会
日本営業大学学長の中田仁之です。
「スポーツに全力で打ち込んできたアスリートが、社会で価値を提供し役に立つことが“当たり前”な社会を作る!」
これがどうしても実現したい夢で、残りの生命をこの夢の実現のために使い切る覚悟でいます。
私は子供の頃から野球が大好きです。
高校は府立で大阪府ベスト16止まり、一浪して進んだ関西大学でも体育会に入り
野球を続けてきました。
プロを目指した時期もありましたが、実力が足りず一般企業に就職。
その時に心の中でこう思ったんです。
「その方がきっと得だ」と。
大学4年生で日本代表に選ばれた時のメンバーの中には卒業後、社会人野球の道へ進んだ者もいましたが、程なくして廃部となり勤めていた企業を去ることに。
その彼とは今も連絡が取れない。。。
日本営業大学の原点
私がこの夢を描き始めたきっかけは今から5年前、ある若者との出会いでした。
甲子園に出場しスポーツ推薦で有名大学に鳴り物入りで入ったその若者は
大学で地方出身の無名選手に遅れを取り、悔しくて練習過多が仇となって故障、
野球ができない身体になってしまいました。
自暴自棄になった彼は大学を中退、アルバイト生活をしていた時に知人に紹介されやってきました。
「中田さん、僕の人生20歳がピークでした」
と私に言った彼の表情はどこかもの悲しくその表情を見た私は悲しくなりました。
野球選手としてのピークをそのまま人生のピークと勘違いしている彼を悲しくもあり腹立たしくもありました。
そこから彼に対してビジネスに関する様々なことを教え、就職を支援し、今は立派な会社員として働いています。
その彼との出会いが、「日本営業大学」の原点です。
実現したい未来
私はアスリートに使われる
「セカンドキャリア」「第二の人生」
という言葉が大嫌いです。
一度しかない自分の人生に第一も第二もない。
人生の中でアスリートでいられる時間はほんの一瞬であり、
競技を終えても同じ“自分”という人間。
ならばその競技で培ってきたものを活かして社会の役に立ち、価値を提供し対価を得ることが当たり前じゃないといけない。
しかし今は、アスリートとビジネスが別物だと世間では捉えられていて、
アスリート自身もそう思っている。
だから私は社会を変えます。
日本営業大学を通じて”学び”に自己投資する意識の高いアスリートを増やし、
現役の間から未来について考えることを一般化します。
そして、アスリート受講生の中から
「アスリート社長」を100人輩出します!
100人のアスリート社長たちと船団を作り、みんなの強みを活かし
みんなでビジネスを成長させていきます。
その頃には
「スポーツなんて頑張っても食べていけないんだから勉強しなさい!」
という親御さんがいなくなり、
「金はグラウンドに落ちているから野球だけに集中しろ!」
という指導者がいなくなり、
現役アスリートの間でこんな会話が聞こえてくるようになります。
「え?お前、スポーツしかしてないの?大丈夫?
自分の人生、ちゃんと自分で考えて準備してる?」
「俺は現役のうちから事業を始めてるけど、
お前、引退してから考えるつもり?のんびりしてるな」
アスリートには人を感動させる力があります。
何がなんでも最後まで諦めない精神力、強い相手に立ち向かう胆力や継続力など
高い「非認知能力」を身につけています。
私はアスリートの可能性を信じて疑いません。
その可能性を引き出し、アスリートの価値を高めることに残りの生命を使い切る覚悟です。
これが私の夢であり、何があっても諦めない理由です。
開校してもうすぐ2年になりますが、
これまでにのべ201名のアスリートが入学し
共に学び切磋琢磨しています。
競技も年齢もバラバラ、元オリンピアンと大学生が同じ空間で学び
コミュニケーションしているという唯一無二のビジネススクールです。
彼らアスリートに会って欲しくて
このたび「アスリートとビジネスの融合」を
テーマにしたイベントを開催します。
【アスリートビジネスサミットin大阪】
それぞれのアスリートに、それぞれのストーリーがあります。
チーム競技・個人対人競技・個人記録系競技・採点競技のアスリートが登壇し、
パネルディスカッションを行います。
・脳腫瘍からの完全復活を目指す「KING OF ATHLETE」陸上十種競技の現役選手
・13年間Jリーグで活躍し、引退してすぐにアパレルブランドを立ち上げた経営者
・パラリンピックで銅メダルを獲得し、経営者・会社員・現役選手の3足の草鞋を履くアスリート
・現役プロレスラーでありジムや学校も経営している「戦う校長」
・武術太極拳(カンフー)日本代表であり、コロナ禍で国体が中止になるとオンラインで「勝手に国体」を始めた現役選手
・高校生でナデシコジャパンに選出、海外でもプレーした女子サッカー現役選手
さらに、
卓球「琉球アスティーダ」を創部わずか3年で東証に上場させた
早川周作社長をお招きし講演会を開催いたします。
早川さんは卓球の経験が全くありません。
大学受験前にご実家の家業が蒸発。
苦しい状況の中で行政に相談へ行ったら、ひどい言葉を浴びせられたそうです。
その時、
「弱い地域や弱い者にこそ、光を当てた社会を創りたい!」と決意し
働きながら大学に通い、政治や起業家支援などに取り組んで来られた方です。
早川さんのプロフィールはこちら
https://ja.wikipedia.org/wiki/早川周作
僕も何度もお会いしていますが「志に生きるとはまさにこういうことか!」
と、いつも学ばせてもらっています。
皆さんにもぜひ早川さんに会ってほしい!
そして、経営のプロである早川さんからたくさんの学びを得てほしい!
と心から思い、沖縄からお招きすることにいたしました。
さらにさらに、株式会社ペライチ創業者であり全国で100以上のプロジェクトを回している山下翔一会長や、ラグビー元高校日本代表監督である松井英幸先生に早川社長と私が加わり、パネルディスカッションを行います。
この方々と『スポーツの力で企業や地域の”well-being"を実現させるには?』
というテーマで、スポーツの持つ可能性や地域創生など「スポーツとビジネスの融合」について幅広く考えて参ります。
このイベントはオンラインでも参加できますので
ぜひご参加ください!
イベントの詳しい内容についてはこちらの記事もお読みいただけると幸いです。
https://note.com/nihoneigyodai/n/n95813f2c9462
このような方はぜひお越しください
・早川さんのお話を聴いてみたい&交流したいすべての方
・登壇者やアスリートと交流したいすべての方
・事業の成長を加速させたい経営者及びリーダー
・部下の能力を十分に引き出せていない経営者及びリーダー
・採用に悩みのある経営者及び人事担当者
・アスリートとコミュニケーションしたいすべての方
・一般市場では出会えないアスリートの採用に興味のある経営者及び人事担当者
・地域活性化にアスリートの力を活用したい行政関係者
【アスリートビジネスサミットin大阪】
日時:3/15(火) 17:00〜20:00(懇親会 20:30〜22:00)
会場:ホテルモントレ大阪
総合司会:田中大貴(元フジテレビ「すぽると!」キャスター)
お申し込みはこちら
https://asubiz2022.peatix.com/
会場にお越しいただいた皆様には
早川社長の著書「琉球アスティーダの奇跡」をプレゼント!
懇親会に参加できるVIP席(50席)が残りわずかとなりました。
興味のある方はぜひお早めにご登録下さい。
今日はここまでです。
3月1日、節目の日に私の原点を書きました。
最後までお読みいただきありがとうございました。