見出し画像

【野村証券元社員を逮捕、架空の投資話で顧客の現金詐取か】について語る

【老後の不安に付け込む金融詐欺、なぜ繰り返されるのでしょう?】

また金融機関の不祥事です。野村証券の元社員が架空の投資話で顧客から現金を詐取。警視庁が逮捕しました。手口は巧妙で、都内在住の70代女性に対し「野村証券の社員に社内預金の積立枠が認められ、年2%の利率で返済できます」と虚偽の説明。自身の口座に1千万円を振り込ませた疑いだそうです。

この事件は、スルガ銀行の不正融資事件の悪夢を想起させます。当時、行員たちは不動産業者と結託し、架空の資料を基に融資を実行。その見返りとしてキックバックを受け取るという悪質な手口が横行していました。

2018年のスルガ銀行事件では、シェアハウス投資で多くの人が人生を狂わされました。今回も同じく、老後の不安を抱える弱い立場の人々に付け込む手口。さらに深刻なのは、だまし取った資金がギャンブルの借金返済に消えたという現実。

スルガ銀行の教訓は生かされず、金融機関の信用は今も傷つき続けています。

いいなと思ったら応援しよう!