《代表からのメッセージ》組織は「人」が原動力~創立40周年を迎えて~
今年9月、日本ビスカは創立40周年を迎えることができました。私たちが今日まで歩んでこれましたのも、皆様の温かいご支援と変わらぬご愛顧の賜物です。心より感謝申し上げます。
日本ビスカは私の父が1984年に創立し、「ビスカといえばカルテファイル」と言われておりましたが、2003年に私が代表に就任してからは、ホームページ制作サービスや診療予約システムなども手がけるようになりました。おかげさまで昨年、ホームページ事業の売上がカルテファイルの売上を超え、デジタルサイネージや動画看板などの新商品もご好評いただいております。
経営者としての自分を振り返りますと、ビスカに入る前は大学で20年ほど物理の研究をしていましたので、経営のことは何ひとつわかっていませんでした。父からの継承で恵まれたスタートではありましたが、それまでに身に着けてきた学術的な経験はほとんど活かせず(数字の見方は大変役立ちましたが)、それよりも相手の心の機微を読み取りながら「人を動かす」ことを求められ、その難しさを今も日々痛感しております。
私がリーダーシップで推し進めるとうまくいかないことが多いので(笑)、最近ではまわりと意見を交わしながら任せられそうな人をみつけて、「協力してもらえないか」と頼るほうが、物事がスムーズに進むように感じています。一度任せたらなるべく口は出しませんが、「これだけは守ってほしい」というポイントは、わかってもらえるまで何度でも、粘り強く伝えます。そうして互いの妥協点を見つけていく工程にはガマン強さがかなり必要なのですが、自分の精神鍛錬にもなっていると感じています。
また、社員が増えるほどに全体の統率が難しくなりますが、信頼できる人を責任者やリーダーに採用して、要所要所にアサインすることが“経営が安定するコツ”だと、しみじみ実感しています。やはり組織は、「人」が原動力です。これからも社員一人一人が働きやすく、より成長できる環境を整えていきたいと考えています。
先生方におかれましても、ご自身が院長になられて初めて、組織の中で「人を動かす」難しさでお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。ご多忙の中、医療と経営の両立には大変なご苦労があることと存じます。
そのような先生方の少しでもお役に立ちたいという思いから、ビスカでは医院様のマーケティングを最適化し、院内業務をより効率化することで、先生方が本来の診療に集中できるようサポートしていきたいと考えております。
これからも変わらぬご支援・ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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