作画王グランプリに参加して思った事②
今回多くの作品が参加されたので、私が『この作品いいな!』と
いう作品をいくつかピックアップします。
1.ちいとまさん『淵源』
無機質のマウスが破壊して有機物のマウスへ転生するところが私の中では好きでした。
無機質のマウスが落下して粉々に破壊する描写は丁寧に描かれていて、リアル感がありました。
とても不思議でタイトルも個性的な点も良かったです。
2.岡野恵さん『元気の源』
ヒーロー系のアニメだとエナジードリンクを飲んだ後に筋肉モリモリや閃光などとオーバーリアクションになりがちだけど、この作品は胸郭を僅かに膨らませると言う現実的であり、チャージしていると感じさせて良かったです。
3.びこいどさん『影源虫』
個性のある作風がいくつかあった中で、1番世界観の強い作品でした。
手から映し出す影に奇妙な生物がワヤワヤと出現しているところが他の人にはできない独創性があって良かったです。
4.クォークさん『主電源で遊ぶ』
スマホ依存症での躁鬱をスマホのバッテリーで表現されているユニーク性のある作品でした。
躁のテンションの高い状態や鬱の落ち込む状態がバッテリーによってスムーズに切り替わっているのでとても素晴らしかったです。
5.長江春芳さん『水源』
コップがどことなく水が止まずに溢れているのを見ている少女がのぞいているのが不思議そうな表情で良かったです。
また、作画に対しても水の入っているコップに映る顔が屈曲しておりリアルに描いている事が分かります。短時間で描かれている事も素晴らしいです。
6.33zu9さん『電源』
私が選んだ理由として作画のクオリティとかではなく、音楽がイメージにあっていることで評価しました。
参加者の多くが無音での作品でありながら、本作は音楽も自作でされていることにアンドロイドが気持ち良くされていることが伝わってきますね。
音というのは場面転換や雰囲気により引き立てるのでその点が良かったです。
7.雑草さん『最大限』
タイトルの通り、最大限に動作をしていることが伝わってきます。
また、カラフルな描写からモノクロへ変化して再度カラフルへ戻る演出に激しい色の切り替えが他の作品より強調していて、良かったです。
水飛沫も勢いがあって良いですね。
本当はたくさん語りたいですが、一部だけ紹介しました。
他の作品も素晴らしい作品があります。
気になる方は私がTwitterのモーメントでまとめたので是非見てください!