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アメーバとnoteの比較

比較ポイント1
noteのほうが、広告が少ない。

これを短所ととる人も多いと思いますが
私にとって長所です。

もともと消費活動への関心が低いため、
「アフィリエイトを頑張っている人」をフォローするモチベーションも低く、

同様に、アフィリエイトをやる側としても、女性ユーザーが多いアメーバブログ(おそらく、はてなのブログも同様)では、

人並みに美容製品に関心が高ければやりやすいと思うのですが、
必要以上に物を買ったり試したりしないし、生真面目なため
「アフィリエイトができない」んです。

また、動画と違い、ブログは記事を読まれただけでは広告収入は発生しません。
個人のブログからリンク先に飛び、購入する者がいなければ、なんの儲けも無いんです。
(アクセス数やフォロワーが多いユーザーは、企業から「これを宣伝してください」とメッセージやサンプルをもらうことはあります)

にも関わらず、
「お客様」として利用するユーザーの中には、一定数、アクセス数やフォロワー数が高いだけで、そのユーザーには何らかのメリットがあるはず、と考えて、不公平感を持つ人がいます。
 
お客様としてブログ媒体を利用する人が、決して悪いわけではありません。
また、その人にとって、必要ではない知識なのだから知る必要もないです。

ただし、
メリットがあるからには、他のユーザーより高い倫理観を持っているべき

メリットがあるからには、
「お客様ユーザー」が気持ちよくなれるよう、饗すべき

など、
知らぬ間にハードルが上がっています。

それこそ誹謗中傷のコメントをいただくなど、割り食うことになります。

ブログでは
過分なお褒めのことばや励ましのコメントをいただけることもあり、それは嬉しいことだったのですが、
いかんせんマイナスに振れる人のことばも、「面白くない」人の意見は、過激なりがちです。

noteでそれを気にしなくて良くなったことの、精神的なメリットは大きいです。


比較ポイント2
noteでの記事複製は、アメブロほど意味がない。
ブログはnoteよりも口語体を意識すると読まれやすい

前述したポイントの派生ですが、
広告が少ない、ゆえにnoteで記事の複製をすることに意味がありません。

私は

ブログ金太郎飴の法則

とこっそり名付けて、
同じネタを使い回すことが
アリと思っていました。

本なら自分の書きたいことや考えを、章立てするなどし、順番に書くことができますが、
ブログは、読む人の時間の都合が、大きく関わってきます。

ひとつの記事を投稿したからと言って
フォロワーさんが読んでいるとは限りません。
もちろん、
読まなければならないものでもありません。

ですから私は基本的に

ブログなんだから
いつでも好きに読んでくださいよ

の、精神を貫いていました。
(noteでもそうです)

ブログのメリットは、
好きなブロガーさんを身近に感じられる。

いわば地下アイドルのような楽しみ方もできますが、

それは、そのままデメリットとなり得ます。

ハッシュタグで「共通項」のある人を引き込むのは、noteやアメーバだけでなく、どのSNSでもそうですが、
ハッシュタグはいわば見てもらうための
「とっかかり」というだけで、共感を得ることや、ましてや読者獲得には必ずしも繋がるわけではありません。

そして、
「広告」と違い、
「人の考え方」は、一週間や数ヶ月、そこらでは変わらないのです。

けれど受け取り手は

一週間から数ヶ月で飽きます。

広告や「買い物」主体のブログは、
扱うモノを変えるだけで、ほぼ無限に
「新しいネタ」を扱うことができますが、
「マインドセット」や、抽象的な話を展開させる場合、そうはいきません。

人の思考のスパンは、5年から10年でゆっくりとシフトしていきます。

私も本好きですから、
読む側の気持ちもわかるのですが、

書き手の思考をまとめて文字にするスピードと、読者の「次」を求めるスピードが
全く噛み合わないのです。

読者の「次」は速すぎます。

ブログで鉄板である

離婚ネタ

を例に見れば、とてもわかりやすいです。

読む側はすぐに

別れるべきだ

という意見を持ちますが、

その速度は人それぞれという他、さらに、

一度生活を共にするという決意を経てからの結婚というのは

ブログで読むよりも
圧倒的に多くの愛憎を含んでいます。

また、私は
「分かりやすい復讐劇」よりも、
人生を賭けた結婚・赤の他人との生活は

遥かに自分自身を成長させる

と思います。

なので、個人的には、ブログ行きつ戻りつした夫婦生活譚が好きなのですが、

なぜかそうしたブログには必ず、
ブロガーの「優柔不断」なのを責めるようなコメントを目にすることが多く、辛かったです。
(ブロガーさん自身がどう捉えているか、分かりません。私のように、ネタだと思いそれも楽しめるかもしれないから、下手な慰めのコメントをするべきではない、という自分ルールがありました)


私が
「元旦那」の話を、ブログでよく書いていたのは、

多くの人にただのエンターテイメントとして扱われる事に、なんの支障も無い、ブログネタだからです。

「親に絶縁されたのは、あなたが発達障害だからだ」

という主旨のメッセージをいただいたとき

誹謗中傷だと思いましたが、

と、同時に私は少しほっとしました。

「毒親問題」について、親に相談して許可を得てからブログ投稿していたわけではありません。

以前、アメーバトピックに上がったときも感じたのですが

私が書く事で、実在する他の人物がオカシイと思われるような引き込み方を、私は望んでいません。

さらに、このメッセージは誹謗中傷と書きながらも、やはり自分の被害体験って、モノを書くのにこれ以上無いくらい扱いやすいネタです。
(これこそ人格を疑われて仕方がない意見かもしれません)

もちろん
現旦那さんや息子の話を詳細に書いて、
他人に好き勝手思われることは、
自分よりも腹が立つことなので、

ブログには、日常の重大度に反して、ほとんどエピソードを書いていませんでした。

ですので、
ブログを削除せざるを得なくなったのは
自業自得と言うべき部分もありますが、
これは
こういうふうにいろいろ分析してみても

書き手の意図は決して読み手に正しく伝わらず、その反応も予測しきれるものではない

カオス効果と言えます。

炎上を覚悟で書き続けるか?
そこそこを狙うか?

どちらかというと
炎上を覚悟でなんでも書くほうが、
くだくだしく考えなくて良いので、楽です。

ブログでの語り口をいろいろ試してみたことがあります。

幅広い年齢層のユーザーがいるため、ことば使い一つで、読んでくださる方に注意されることもあります。

ことばに流動性があり、時とともにことばの意味は変わってゆき、時には語源と真逆の意味になることもあります。

年若い人たちが使う言葉の意味が、
主流になっていくと考え、
あえての使うことばも

「これは本当は間違いです」と、指摘されることもあります。


それを指摘してくださる方がいることを
メリットと取るか、デメリットと取るか?

更には
「そんなことも知らないのに、読書好きとは言わない」というモノの見方をする人もいます。

心の距離感が近いからこそ、交流の敷居が低いことが、ブログ最大のメリットですが、

そのメリットは人間関係トラブルというデメリットとなり、そのまま帰ってくる可能性が高い、と、言えます。

こういうコメントって
他の人のを見て、書き込みするかどうか決める、読者間での「空気読み」が発生しているので、ブログのほうが荒れやすいのは、仕方ないのかも知れません。


比較ポイント3
ブログ→
  デコレーション機能が充実。
note→動画、つぶやき、画像 
   投稿できるモノの幅が広い
  

アメーバブログでは、文字だけでなく視覚的に自分の気持ちを表現する機能が充実していました。

掲載する写真を額縁で囲ったり、ブログそのもののスタイルを変えたり。

私は、と言えば、使っている人も限られているようでしたし、目がチカチカするようなカラーが嫌いなので、手軽に試せるモノ以外は素通りでした。

ここらへんは
ユーザー要望よりも

クリエイターや
運営のコンセプト

が反映されるのだと思います。

noteはずっと以前から登録していましたが
あまり器用ではなく、兼業主婦で時間も限られていますから、アメブロ以外ずっと放置していましたが、

デザインがシンプルながら、機能が充実していて、とても素敵だと思います。

ひょっとしたら、登録時よりも増えた機能があって、私がそれに気付いていないだけかも知れませんが。


noteはこんな使い方もできるよ!

と、教えてくださる方がいたら嬉しいです。




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