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ベビーカー畳め!ブタ

メイドインアビスという可愛いけどとってもグロテスクなアニメのキャラクター・ななち と、鬼滅の刃の、甘露寺蜜璃の色味が合うので、合わせてみました。

画力が無いのでアレですが、やっぱり可愛い組み合わせと思います。


毎日元気。


「ベビーカー畳め!ブタ」



 公共交通機関利用中、ベビーカーを畳めと言われたことは無いけれど、こういう感じで、マナーを盾に暴言吐かれたことは何回かあります。

 結構近くに人いるんですけど、知らんぷりされます笑

 

 そんな中、私はたぶん社会の人間層で、大人しそうな女=「文句言いやすそう」な見た目をしているんです。


 当時も意味が分からなかったけれど、思い返しても意味が分からないNo.1は、飲食店で接客していたときのこと。


 強く言われたわけではないのだけど、退店したあとのお客様が、席に忘れ物をしていて、それに気付いた他のお客様に


「客が忘れ物をするのは、店員のせい」


みたいなことを言われたことです(?)


 あれ、なんだったんだろう?「お客様は神様です」を婉曲的に表現していたのだろうか。


 

 子どもを産んでからの私は、反撃、というほどのものではないけれど、ある程度言い返すようになりました。

 毒親からの精神的な開放も、大きく影響していたと思います。

 たとえば、息子を産んでから一週間ほど毒親のお世話になっていて、でもそのたった一週間の間で、夜毎、酒盛りするわ、愛人がくるわ、酔って新生児を抱っこして転ぶわ、沐浴に来てくれていた主人を「夕飯時に家に来るのに手ぶらで常識ない」と陰口の対象にするわ、


 私は、魔の里帰り出産と呼んでいます。確かに里帰り出産させてもらっている立場だったけれど、「自分の家だから(酒飲むのも誰を招くのも)自由、お願いなら聞いてやってもイイ」みたいな態度が腹にすえかねました。

 産まれてからずっと理不尽に耐える環境にいる「毒親育ち」って、そもそも自分が理不尽な扱いを受けている、ということに気付くことに時間がかかるんです。

 毒親の主張する「あれもしてあげてる」「これもしてあげてる」

 そんなことより、たとえば、お酒をやめてほしいって明確な要求があるのに、辛うじてテーマからそれない話し合いができるときも、子どもの要求を、全く関係ないことを引き合いに出して拒否することがパターン化していて、負のスパイラルから抜け出すのに時間がかかります。



 精神的に自律しかけていたときなので、魔の里帰り出産では、主人の悪口はやめろってことと、「ならお金払います(金払って接待してもらうほうがマシ)」と、母親に言いました。


すると 


 「なんてこと言うの?!」


まるで話にならない。




 頭のおかしい人、と、ひろゆき語録で言いますけど、ただ単に日本語というだけで頭のおかしい人って結構ゴロゴロいて、「話せば分かってくれる」なんて淡い期待を根こそぎ破壊していくんです。


 ですから、ベビーカー畳め、ブタ!って言ってベビーカーを蹴った人に対して、「世間的なマナーを説明する」のは私も無駄だと思います。


 揉め事にはなるかもしれないけど、「うるせえ!ジジイ!」くらいで十分だと思いますね。

 たぶん「子を持つ母親に暴言吐かれる」経験がその人には無いので、驚いて1秒程度は固まると思います。

 

 もしかしたら、家では奥さんに言われっぱなしで抑圧されているかもしれない、もしくは奥さんがいなくて、職場では「舐められている」と感じて抑圧されているのかもしれない、もしくは仕事をしていなくて「自分の話に耳を傾けてくれない」と思い込んでいるのかも知れない。


 要するに生意気に言い返してくる可能性の少ない相手を選んで、ただの憂さ晴らしですけど、そんな背景を忖度してあげる必要はないです。

 

 


 以前、退勤中の電車で座っていたら、突然リュックのサイドに入れていた水筒を叩かれて、叩いて「アホ!」とか言っていた相手は、それがちゃんと入っていなくて幅を取ってから「注意した」、相手の大義名分はそんな感じだったと思います。


 40ー50代?の、小太りの中年でした。普段とっても理屈っぽい私ですが、そのとき何を言い返したか覚えていません。カッとなって言い返した、というより、経験則的に考えてモノを言うのには無駄な相手だと、思っていたからです。

 相手は私が萎縮して即「すみません」と萎縮したり視界から消えることで、自分のパワーが証明されたと感じ気分が良くなるのです。

 野良の動物と一緒です。

 揉め事になりたくない場合、もちろん引いてもよいのですが、いけないのは、こうした人間は、相手が引くとそれを成功体験と捉え繰り返すおそれがあることです。

 

 世直しなどというだいそれたことではなく、自分や他の人が、社会でより気分良く過ごすために、威圧的な行動を取っても自分の思い通りにはならない、ということを学ばせなくてはいけません。


 重要なのは意表をつくこと。即、「なるべく強いことば」で言い返す。重要なのはこれだけです。

 衝動的な人間の逆恨みをおそれることはないです。どんな些細なものでも、特定の相手を貶めるための復讐には計画が必要です。

 衝動的な言動が目立つ相手は、相手を絞り計画を立てて憎しみの執念を燃やすことに、飽きます。それよりまた、手っ取り早く憂さ晴らしできそうな相手を探すでしょう。


 私のおすすめするやり方は、とりあえず自分の火の粉を払うだけで、他人を守ることを第一目的にしてはいないですけど、萎縮するよりはマシなやり方です。


 とはいっても、不良経験なく、なにしろ20歳まで箱入りお嬢様として育っているので、乱暴なことばは使えないんですね。

 「言い方悪いですよね」「顔見て話そうと思いませんか?」「ねえ、ねえ?」「なんなんですか?」「意味がわからないんですけど」


 と、「ヤンデレ風」に言い返して数分、そのおじさんは「もういいわ」と去っていきました。


 

 


 




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