X自動投稿ツール ループくんの機能と使い方:ほぼコン特典
ボクからほぼコンへ参加していただいた方への特典として配布しているツール『X自動投稿ツール ループくん』の機能の解説と、使い方マニュアルの記事です。
X自動投稿ツール ループくんってなに?
『X自動投稿ツール ループくん』とはボク経由でほぼコンに参加してくれた方への特典として配布している、Xへの自動投稿ができるツールです。
Xの自動化初心者にも使いやすいシンプルな機能が特徴です。
ループくんの使用環境は?
『X自動投稿ツール ループくん』はGoogleスプレッドシートとGoogle Apps Scriptで作られているので、使用するにはGoogleアカウントが必要になります。
PCはGoogleスプレッドシートとGoogle Apps Scriptが動くものなら何でも大丈夫です。なので、Windows、Mac、Linuxで動作します。
ループくんの機能は?
ループくんの機能はシンプルで、スプレッドシートに登録したXのポスト文下書きを順番に1時間に1度投稿し、リストの最後までいけば再びリストの最初から投稿するツールです。
X自動投稿ツール ループくん機能説明
上の画像は『ループくん』のメイン画面で、投稿文を登録する画面です。
ポスト文を登録すると、こういう感じになります。
投稿の設定方法
投稿文の下書きをA列2行目のセルから順番にペーストして埋めてください。
書きの作成方法
下書きは文字数を計測してくれる機能を使うため、PCでブラウザ版Xの投稿機能を使うのをお勧めします。
文字数オーバーする投稿はX側でエラーとして処理され、投稿されませんのでご注意ください。
日時をポストに追加できる
設定シートにある、日時を追加の右横のチェックボックスにチェックを入れると、投稿文の最後に日時を追加することができます。
追加される日時のフォーマットは下記のようになっています。
なぜ日時を追加するの?
Xでの自動投稿は24時間以内に同じ文章を投稿することができません。これを回避するために時間を加え、同一の文章ではないと認識させます。
この機能により、ポストはできるようになりますが、同じような文章の連投はシャドウバンの対象になるので注意してください。
注意:文字数について
この機能を使って投稿する場合に注意して欲しいのが文字数についてです。この日時を追加することによって、8文字増えます。なので、Xの文字数制限140文字から8文字を引いた132文字以内でポスト文を作ってください。
ブラウザ版Xの投稿機能を使ってポスト文の下書きを作成する時には、あらかじめ『2024/11/15/12:47』などの日時文の文字を入力してから下書きを作成すると文字数が把握しやすいです。
投稿しない時間帯を設定できる
0時台から23時台まで1時間きざみで、この時間帯はポストしないという設定ができます。設定シートの各時間帯の右側のチェックボタンに印がついていると、その時間帯にはポストをしません。
1日に自動投稿できる数はX側の仕様で17個までなので、7つの時間帯で投稿をオフにしておくことをおすすめします。
ここでの設定は全ての曜日に反映されます。
ランダムモード
設定シートにある、ランダムモードの横にチェックを入れると、ツイートシートに登録したポスト文からランダムに選んで投稿します。
注意:重複ポストフィルターを設定してください
ランダムモードを使う時は、重複ポストフィルターを設定してください。これは過去何時間に投稿されたポストと同じものを除外する機能です。
例えば24に設定すると、過去24時間以内に投稿されたものと同じものは投稿されなくなります。
同じ投稿を連投するとシャドウバンや最悪アカウント凍結の可能性もあるので、この機能を活用することを検討してください。
文字数制限機能
設定シートの下部にある、文字数制限モードにチェックを入れると、140文字を超えた文章を140文字以内に整えて投稿します。
このモードにチェックを入れた場合、140文字以上のリンクありの文章の場合、本文(127文字) + URL(11.5文字)に整え、URLを文章の最後に追加するよう加工しますので、きっと意図したポスト文ではなくなると思います。なので、使い方には注意してください。
すでにで紹介しました日時追加機能をオンにした場合はさらに9文字少なくカットします。
X自動投稿ツール ループくんで出来ないこと
画像付きの投稿
動画付きの投稿
スレッドを作成しての投稿
などは出来ません。
初期設定とツール初回起動までの流れマニュアル
1.Client ID と Cleient Secret を入力する
設定シートを開き、Client ID をB1のセルに、Cleient Secret をB2のセルに入力します。
Client ID と Cleient Secretの取得の仕方は『X API 利用申請マニュアル(Client ID、Client Secret取得方法)』で解説しています。
2.認証する
2-1.Apps Scriptを立ち上げる
拡張機能 ⇨ Apps Scriptとクリックし、Apps Scriptを立ち上げます。
2-2.firstTimeAuthを選択
⇩
画面上部の『main』と表示されている箇所をクリックし、下にスクロールさせ『firstTimeAuth』を選択します。
2-3.実行をクリック
画面上部の『実行』をクリックし、プログラムを実行します。
2-4.権限を確認をクリック
権限を確認をクリックしてください。
2-5.アカウントの選択をする
アカウントを選択する画面がでますので、プログラム(自動投稿ツール)を使用するアカウントをクリックしてください。
2-6.詳細をクリック
詳細をクリックしてください。
2-7.ほぼコンアフィリエイト特典:X自動投稿ツール ループくん(安全ではないページ)に移動をクリック
X自動投稿ツール 週間スケジュールくん(安全ではないページ)に移動をクリックしてください。
安全ではないページへ移動と書いてあるので不安になるかも知れませんが、大丈夫です。
2-8.許可をクリック
許可をクリックしてください。
2-9.URLをコピーする
https://twitter.com/i/oauth2/authorize?client_id= から始まる長いURLをドラッグして選択しコピーします。Windowsならctrl + c、MacならCommand + c でコピーできます。
2-10.ブラウザでコピーしたURLにアクセス
ブラウザのURLバーにさきほどコピーしたURLを入力します。WindwosならキーボードのCtrl + V、Macなら Command + V で入力できます。入力出来たらキーボードのEnterを押します。
2-11.アプリにアクセスを許可 をクリック
アプリにアクセスを許可 をクリックしてください。
2-12.Authorization successful!と表示されれば成功
画面左上に『Authorization successful!』と表示されれば認証完了です。このタブは閉じても大丈夫です。
これで、XのAPIを利用する環境設定は完了です。
あとは『ループくん』の初期設定をいくつかするだけ。自動ポストできるようになるまではもう少しです、がんばってください!
3.ループくんの設定をする
3-1.日時を追加するかどうか設定する
Xの投稿文の最後に日時を追加するかどうか設定します。チェックを入れると追加します。
追加される日時のフォーマットは下記のようになっています。
なぜ日時を追加するの?
Xでの自動投稿は24時間以内に同じ文章を投稿することができません。これを回避するために時間を加え、同一の文章ではないと認識させます。
この機能により、ポストはできるようになりますが、同じような文章の連投はシャドウバンの対象になるので注意してください。
注意:文字数について
この機能を使って投稿する場合に注意して欲しいのが文字数についてです。この日時を追加することによって、8文字増えます。なので、Xの文字数制限140文字から8文字を引いた132文字以内でポスト文を作ってください。
ブラウザ版Xの投稿機能を使ってポスト文の下書きを作成する時には、あらかじめ『2024/11/15/12:47』などの日時文の文字を入力してから下書きを作成すると文字数が把握しやすいです。
3-2.投稿しない時間帯を設定する
投稿しない時間帯を設定します。チェックを入れた時間帯には投稿しなくなります。
1日に自動投稿できる数はX側の仕様で17個までなので、7つの時間帯で投稿をオフにしておくことをおすすめします。
ここでの設定は全ての曜日に反映されます。
3-3.ランダム投稿モードを設定する
ランダムモードにチェックを入れると、登録したリストからランダムに投稿文を選んでポストします。
注意:
ランダムモードを使う時は『重複ポストフィルター』も同時に設定して使用してください
3-4.重複ポストフィルターを設定する
重複ポストフィルターを設定すると、過去にポストしたものと同じ投稿文は避けてポストします。
具体的には重複ポストフィルターを10に設定すると、過去10時間以内に投稿したものと同じポストをしません。
一定期間内に同じ投稿を繰り返すとシャドウバンになる可能性が高まるので、この機能を有効活用してください。
おすすめの設定は48以上です。
3-5.文字数制限モードを設定する
文字数制限モードを設定します。この機能にチェックを入れると、140文字を超えた文章を140文字以内に整えて投稿します。
また、140文字以上のリンクありの文章の場合、本文(127文字) + URL(11.5文字)に整え、URLを文章の最後に追加するよう加工しますので、意図したポスト文ではなくなることがありますので、使い方には注意してください。
すでにで紹介しました日時追加機能をオンにした場合はさらに9文字少なくカットします。
4.投稿文を設定する
あとは投稿文を設定するだけです。
自動投稿できるまで、あともうちょっとなのでがんばってください!
4-1.投稿文を設定する
A列の2行目から順番に下へ投稿文を入力してください。
この時、注意して欲しいのが投稿文の数です。
アカウントをシャドウバンや凍結から守るため最低、1日17投稿x3日分 = 51投稿は用意して欲しいです。
文字数内でポスト文を作るにはWEBブラウザ版Xの投稿機能を使うのがおすすめです。
ここで書いた投稿文をコピーして、ツールに貼り付けてください。
5.ツールを実際に動かす(トリガーの設定)
5-1.トリガーページに移動
⇩
再びApps Scriptのページへ戻り、画面左側にある目覚まし時計のアイコンをクリックします(トリガー)
5-2.トリガーを追加をクリック
画面右下にある『トリガーを追加』をクリックします
5-3.実行する関数が『main』になってるかを確認
実行する関数を選択するの欄が『main』になっているか確認してください。main以外になっていれば、クリックしてmainに設定してください。
5-4.イベントのソースを選択
イベントのソースを選択の欄から『時間主導型』を選択してください。
5-5.時間ベースのトリガーのタイプを選択
時間ベースのトリガーのタイプを選択の欄から『時間ベースのタイマー』を選択してください。
5-6.時間の間隔を選択(時間)を選択
時間の間隔を選択(時間)の欄から『1時間おき』を選択してください。
5-7.保存する
保存をクリックしてください。
おつかれさまでした!
おつかれさまでした! これでしばらくすると自動投稿が始まります。始まる時間はGoogle Apps Scriptの仕様により、ばらばらなので、少々待っていてくださいね。
注意事項 カウンターを確認してください
投稿文のリストを登録し直したり、リストの1番最初から投稿したい時は『カウンターシート』の左上の数字を0と入力してください。
このカウンターの数字で、今リストの何番目の投稿文をポストするか判定しています。このカウンターは0から始まり、ポストする度に1増えます。
そして、自動では0に戻りません。(リストの最後まで投稿した場合は自動的に0に戻ります)
なので、リストの1番目から投稿したい時は、この数字を0に変更してください。