X自動投稿ツール 週間スケジュールくんの機能と使い方:ほぼコン特典
ボクからほぼコンへ参加していただいた方への特典として配布しているツール『X自動投稿ツール 週間スケジュールくん』にある機能の解説と、使い方マニュアルの記事です。
X自動投稿ツール 週間スケジュールくんってなに?
『X自動投稿ツール 週間スケジュールくん』とはボク経由でほぼコンに参加してくれた方への特典として配布している、Xへの自動投稿ができるツールです。
Xの自動化初心者にも使いやすいシンプルな機能が特徴です。
使用環境は
週間スケジュールくんはGoogleスプレッドシートとGoogle Apps Scriptで作られているので、使用するにはGoogleアカウントが必要になります。
PCはGoogleスプレッドシートとGoogle Apps Scriptが動くものなら何でも大丈夫です。なので、Windows、Mac、Linuxで動作します。
機能はシンプルで、月曜日の9時台にはこのポスト、火曜日の15時にはあのポスト、水曜日の21時にはこのポスト、と曜日と時間を設定することができます。
X自動投稿ツール 週間スケジュールくん機能説明
週間スケジュールに従って自動ポストできる
上の画像は『週間スケジュールくん』のメイン画面で、投稿スケジュールを設定する画面です。
スケジュールを埋めるとこんな感じの画面になります。
曜日は1列目のセルに書いてる通り、日曜日から始まり土曜日まで右から並んでいます。
時間帯はA列に表示されています。スプレッドシートの行番号とは違うので注意してください。
投稿の設定方法
例えば月曜の12時に投稿したい場合は、C列の月曜日の14行目の欄に下書きをペーストしてください。
設定していない時間帯は投稿されません
投稿したくない時間帯は空欄にしてください
下書きの作成方法
下書きは文字数を計測してくれる機能を使うため、PCでブラウザ版Xの投稿機能を使うのをお勧めします。
文字数オーバーする投稿はX側でエラーとして処理され、投稿されませんのでご注意ください。
一日の投稿下書き数が18を超えると警告が点きます
Xの無料版APIを利用した自動投稿数はX社の制限により1日に17までとなっています。17を超える投稿はX側に無視されます。
なので、曜日当たり(1日当たり)18個以上下書きを設定している曜日の1列目のセルの色が変わり、18以上設定していることをお知らせする機能をつけています。
ここでは1日当たりの下書き数が18を超えてるよ、という警告だけで、投稿数を制限する機能はありません。
投稿しない時間帯を設定できる
0時台から23時台まで1時間きざみで、この時間帯はポストしないという設定ができます。各項目の右側のチェックボタンに印がついていると、その時間帯にはポストをしません。
1日に投稿できる数は17までなので、7つの時間帯で投稿をオフにしておくことをおすすめします。
ここでの設定は全ての曜日に反映されます。
日時をポストに追加できる
日時を追加の右横のチェックボックスにチェックを入れると、投稿文の最後に日時を追加することができます。
追加される日時のフォーマットは下記のようになっています。
なぜ日時を追加するの?
Xでの自動投稿は24時間以内に同じ文章を投稿することができません。これを回避するために時間を加え、同一の文章ではないと認識させます。
この機能により、ポストはできるようになりますが、同じような文章の連投はシャドウバンの対象になるので注意してください。
注意:文字数について
この機能を使って投稿する場合に注意して欲しいのが文字数についてです。この日時を追加することによって、8文字増えます。なので、Xの文字数制限140文字から8文字を引いた132文字以内でポスト文を作ってください。
ブラウザ版Xの投稿機能を使ってポスト文の下書きを作成する時には、あらかじめ『2024/11/15/12:47』などの日時文の文字を入力してから下書きを作成すると文字数が把握しやすいです。
毎時何分に投稿するか設定できる
毎時何分に投稿するかも設定できます。ここには0~59までの半角数字を入力してください。それ以外では正しく動作しません。
この設定は全ての曜日に適用されます。
注意:
ここで設定する投稿時間はおおよその目安です。Google Apps Scriptの仕様により、数分の誤差が生じることもあります。
X自動投稿ツール 週間スケジュールくんで出来ないこと
画像付きの投稿
動画付きの投稿
スレッドを作成しての投稿
などは出来ません。
初期設定とツール初回起動までの流れマニュアル
1.Client ID と Cleient Secret を入力する
設定シートを開き、Client ID をB1のセルに、Cleient Secret をB2のセルに入力します。
Client ID と Cleient Secretの取得の仕方は『X API 利用申請マニュアル(Client ID、Client Secret取得方法)』で解説しています。
2.認証する
2-1.Apps Scriptを立ち上げる
拡張機能 ⇨ Apps Scriptとクリックし、Apps Scriptを立ち上げます。
2-2.firstTimeAuthを選択
画面上部の『main』と表示されている箇所をクリックし、下にスクロールさせ『firstTimeAuth』を選択します。
2-3.実行をクリック
画面上部の『実行』をクリックし、プログラムを実行します。
2-4.権限を確認をクリック
権限を確認をクリックしてください。
2-5.アカウントの選択をする
アカウントを選択する画面がでますので、プログラム(自動投稿ツール)を使用するアカウントをクリックしてください。
2-6.詳細をクリック
詳細をクリックしてください。
2-7.X自動投稿ツール 週間スケジュールくん(安全ではないページ)に移動をクリック
X自動投稿ツール 週間スケジュールくん(安全ではないページ)に移動をクリックしてください。
安全ではないページへ移動と書いてあるので不安になるかも知れませんが、大丈夫です。
2-8.許可をクリック
許可をクリックしてください。
2-9.URLをコピーする
https://twitter.com/i/oauth2/authorize?client_id= から始まる長いURLをドラッグして選択しコピーします。Windowsならctrl + c、MacならCommand + c でコピーできます。
2-10.ブラウザでコピーしたURLにアクセス
ブラウザのURLバーにさきほどコピーしたURLを入力します。WindwosならキーボードのCtrl + V、Macなら Command + V で入力できます。入力出来たらキーボードのEnterを押します。
2-11.アプリにアクセスを許可 をクリック
アプリにアクセスを許可 をクリックしてください。
2-12.Authorization successful!と表示されれば成功
画面左上に『Authorization successful!』と表示されれば認証完了です。このタブはもう閉じても大丈夫です。
これで、XのAPIを利用する環境設定は完了です。
あとは『週間スケジュールくん』の初期設定をいくつかするだけ。自動ポストできるようになるまではもう少しです、がんばって!
3.週間スケジュールくんの設定をする
3-1.日時を追加するかどうか設定する
Xの投稿文の最後に日時を追加するかどうか設定します。チェックを入れると追加します。
なぜ日時を追加するかは、この記事の機能説明の欄で解説しています。併せてお読みください。
3-2.投稿しない時間帯を設定する
投稿しない時間帯を設定します。チェックを入れた時間帯には投稿しなくなります。
この機能も記事上部の機能解説の欄で解説しています。
3-3.毎時間何分に投稿するかを設定する
毎時間、何分に投稿するかを設定します。たとえば画像のように32と入力すると、毎時間32分に投稿するように設定できます。毎時丁度に投稿する場合は0と入力してください。
注意:
ここには半角数字以外は入力しないでください。ツールが正しく動かなくなります。
4.投稿文を設定する
あとは投稿文を設定するだけです。
自動投稿できるまで、あともうちょっと!
がんばって!
4-1.投稿文を設定する
各曜日の各時間帯の欄に投稿文を設定してください。
この時文字数には注意してください。140文字を超える文章は指定した時間帯が来ても投稿されずに無視されます。
文字数内でポスト文を作るにはWEBブラウザ版Xの投稿機能を使うのがおすすめです。
ここで書いた投稿文をコピーして、ツールに貼り付けてください。
5.ツールを実際に動かす(プログラムの実行)
5-1.mainに設定する
Apps Scriptのページに戻って、画像上部、赤い資格の部分を『main』に変更します。
5-2.実行をクリック
実行をクリックします。
これで、まず今、最初の投稿が行われます。そして一時間後から設定した時間(分)に投稿が始まります。
お疲れさまでした
これで『X自動投稿ツール 週間スケジュールくん』の設定から自動投稿開始までの解説は終了です。