一口馬主のあれこれ呟き ~号外‐ターファイト23年産で出資した馬達+1歳馬で追加した子~

ご無沙汰しております。にわです。

10月21日に大阪で開催されたターファイトクラブの当歳馬検討会に参加してきました。
その会場で出資申し込みをして出資確定しましたのでその馬達を紹介したいと思います。

①イダ23(栗東・荒川義之厩舎)
②トリンカファイブ23(美浦・和田勇介厩舎)
③ナリッシュ23(栗東・平田修厩舎)

検討会後の先行募集では谷川牧場産の馬を1頭と思い
④ルガーサント23(栗東・西村真幸厩舎)(落選)

あと、検討会に先立って気になっていた1歳馬を追加しました。
④スプレンダー22(栗東・新谷功一厩舎)

正直、当歳馬なので馬体がどうとか詳細なところは全然分からない中で出資を決めた理由について書いていこうと思います。
おそらくこの3頭は失礼ながら様子見できる子たちと思うので、この記事で興味持って頂いて(居るわけない)出資決めました、って事があればご一報ください。ぜひ一緒に応援しましょう。

①イダ23
父:ヘニーヒューズ(母父:エピファネイア)
高昭牧場生産 1/15生まれ

出資理由その1:動画・馬体
もうまずはこれを見て欲しい!トモの筋肉も良いし、何よりバネ感が良いです。
正直この動きでもう検討会前には決めてた子の1頭です。

出資理由その2:血統
父ヘニーヒューズはもちろんダートの名種牡馬なので文句なし。
配合面もサンデー3x4持ちの母の体質的な面を強化する意味でのアウトクロスで結構私好みです。
実際母父エピファネイアってどうなのよ?って調べてもびっくりするほどサンプルが無さ過ぎて、ヘニーとかストームキャット系との良し悪しは正直分かりません。まあ多分大丈夫よ。

その他:
まず1月生まれというのは大きなメリットと思います。仕上がり早のへにー産駒で早生まれですから2歳戦から活躍してくれるんじゃないかと思ってます。

②トリンカファイブ23
父:ダノンレジェンド(母父:ステイゴールド)
高昭牧場生産 4/11生まれ

出資理由その1:高昭牧場
22年産の高昭牧場産の提供馬は2頭とも出資してますし、どうもこの牧場は私のツボをいちいち突いてくる印象なんです(そんなわけないですが)。
イダも実はそんな感じで理屈じゃなくて一目惚れ要素が高かったんですが。
で、先日の検討会で上山社長がお話しされてて印象的だったのは、「手元に残すかどうかは見た時の好き嫌いで決める。母系がいくら良くても嫌いだと売っちゃう」。賛否を呼びそうな発言ですが、この理屈じゃない訳の分からなさが私は勝手にシンパシーを感じました。
実際私も馬体や血統って後付けの「出資決めちゃった言い訳探し」みたいな側面もある直感派なので。。。
そんな感じで今年の当歳3頭に関しては天狗並みの下駄を履かせて高昭さんの馬は評価してしまってる面もあります。それは否定しません。好みが合うのは仕方ないです。

出資理由その2:血統
マッチョウノです。21世紀になってずいぶん経つこのご時世にヒムヤー系(追記:系統勘違いしてました。(お恥ずかしい。。。)さらに零細でしたね)。でも実際産駒活躍してるし、残るべくして残ってる血脈なんでしょうね。
この理由で確か広尾で大失敗をしてるんですが、この子はアウトクロスですし大丈夫だろうと(広尾のアンダーレはミスプロ5x5持ち。あんま変わらんか。。。)。
ちなみに広尾のアンダーレは父クロフネ×母父サンデー牝馬にダノンレジェンド、この子は父ステゴ×母父コマンダーインチーフ牝馬にダノンレジェンド。
。。。若干似てるのは気のせいと思いたい。
ただ母馬のブラックタイプは断トツでこの子が上なので、両親の良い面が出てくれたらきっと活躍できると思い出資を決めました。

その他:
馬体はちょっとこじんまりしつつもトモの筋肉もしっかりある感じで奇麗な子だなという印象です。芝を走るんじゃないか?的な話もありますし、そうなった時はこういうスマートな馬体の方が軽い走りになるんじゃないかと。参考動画はこちら
あとは和田勇介厩舎が個人的にはポイントでした。
非出資ですが京サラのダズリングダンスの管理調教師だったのですが、脚元弱い馬をしっかり管理して初勝利まであと少しまで持ち直した手腕を買ってます。

③ナリッシュ23
父:パイロ(母父:ヘニーヒューズ)
ナカノファーム生産 2/26生まれ

出資理由その1:馬体
この子も完全に一目惚れです。
ナカノファームもこれがまた私好みの子を出してきます。ジャスティシア22に続き2世代連続出資です。
まず見た目が奇麗な栗毛。そして特徴的な滞空時間の長い駆け方。もう雰囲気がね。これも動画見て下さい。
この子も検討会前に候補にしてて(対抗はゼフィランサス23、ディープボンドの全妹です)、検討会でお話を聞いて即決になりました。

出資理由その2:血統
父馬はダートの名馬パイロです。
母馬のナリッシュが脚元に不安があるのでアウトクロスでという事でパイロを選んだようですが、母馬に足りてないナスルーラのような豊かなスピード要素を加える好配合と個人的には感じました。
netkeibaによればヘニー牝馬×パイロの組み合わせは南関で1頭デビュー勝ちした馬が居るくらいでサンプル数少ないですが、しっかり勝ってるのは心強いデータじゃないでしょうか。

この子に関しては何の下駄も履かせず検討した結果の子です。

④?ルガーサント23(10/24先行募集で追加申し込み)
父:キタサンブラック(母父:ヴィクトワールピサ)
谷川牧場生産 2/14生まれ

この子は現時点で申し込んだばかりなので当落分かりませんが、当選したら出資理由とか追記しようと思います。
検討会では谷川牧場の馬は検討外にしてたのですが(ちょっと高いですからね)、二次会で谷川社長のお話なんか聞いて応援してみようと思いこの子にしてみました。検討会で申し込んでりゃ確定だったんですけどね。。。要領悪いです。。。

(追記:見事落選しましたのでこの子に関してはここまで。縁が無かったですね)

④スプレンダー22
基本スペック:
体高 153cm 胸囲 170cm 管囲 20.5cm(6月)462kg(10月)
父:シルバーステート(母父:ファンタスティックライト)
奥山ファーム生産 4/9生まれ

出資理由その1:血統
父シルバーステートはすでに重賞馬も2世代連続で輩出しており、年々種付け料も上がってきている人気の種牡馬です。現在星の数ほどいるディープインパクト後継候補の中でも有力な種牡馬なんじゃないかと思います。
血統構成的にはディープ系と相性の良いノーザン系(本馬はニジンスキークロス)、ヘイローのクロスがそれぞれ4x5の良い塩梅でインブリードされていて私好みの血統です。

出資理由その2:馬体
これはもう文句無しです。夏の牧場見学会の動画と近々の調教動画を見て頂ければ。
サイズ的には胸囲が170cmと少し小さいイメージですが、動画や写真を見た感じでは全然そのようにも見えなくて立派に見せる感じです。6月の測尺時点で420kgだったのが40kg増えてるので立派に成長しているのでしょう。
脚元も管囲20.5cmと問題ありません。
歩様や調教の走りもしなやかで柔らかい動きです。

まとめ
そんな感じで7月や8月に1歳馬出資をしたばかりのターファイトクラブででしたが、当歳馬募集で早速出資しすぎ問題発動です。来年の1歳馬募集見送らないといけないかも。。。
ただ、今回は検討会という面白い場を提供してもらい(会費5,000円でしたが出資すると5,000円割引で日航ホテルの立食パーティーが実質無料。)、古参の方々に色々教えてもらいながらの馬選びで楽しかったのでまあ良かったかなと思ってます。
ターファイトに興味のある方は是非10月の当歳馬展示会8月の1歳馬展示会の動画をチェックしてみて下さい。良い子多いですよ。

ルガーサントの結果出次第記事追加と、YGGの二次募集の結果が出れば次回その記事もアップします。

今回も駄文にお付き合いいただきありがとうございます。

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