一口馬主のあれこれ呟き ~2024年総括~

凄くご無沙汰しております。にわです。
3歳馬の答え合わせ以来ですね。。。書かないと書かないで済んでしまうのがブログの怖さです。

で、2024年も中央競馬はあと1日となりました。
そこで2024年の中央競馬の出資馬総括をしてみたく。

1.全体成績


83戦7勝(7-9-5-5-8-49) 勝率8.4%
目標にしていた勝率10%は届きませんでしたが、全体としてはなかなかの成績だったのではと思います。

2.クラブ別成績


①YGG

39戦3勝(3-6-2-4-3-21) 勝率7.7% 総獲得金1億8083万
7勝のうち3勝がYGGでした。実は平均以下の勝ち星だったりします。
ただ中身が濃い!スウィープフィートのG2チューリップ賞制覇が目立ちますが、ホルトバージがなんと年間13戦して1勝2着4回で出走全て8着入着してます。2勝クラスなのにG2馬の獲得金の40%に迫る賞金を咥えて来ています。
そしてトレブランシュの約2年ぶりの勝利と何かと印象に残る勝ち鞍ばかりでした。
反面、大将格と思い出資していたリリーズブルームもコスタドラーダも地方移籍は少し残念でした。コスタドラーダはやっぱり足元がダメで南関で勝ち上がったものの引退は残念でした。。。
また2歳勢がクラブ全体でも元気が無い印象です。私の出資馬も3頭デビューして未勝利、うち1頭がもう地方転厩。。。しかも金沢って、観に行けないし。

②京サラ
42戦4勝(4-3-3-1-5-26) 勝率9.5% 総獲得金8041万
実は京サラの方が成績的には優秀だったんですね。獲得賞金は大きく違いますが。。。ただ堅実に勝つことも一口の醍醐味ですからこの結果は満足です。
その中でも関東勢がなんと3勝です。レヴィテーションが2勝とリキュアが2歳で早々に勝ち上がっています。
関西勢はストームバンガードが1年1ヶ月ぶりの勝利でした。
京サラは去年9月の新潟事件で完全に愛想が尽きて退会前提の着陸態勢なのですが、実は出資している関西馬も水口デトックスが完了しており出資馬のレースへのストレスは大幅に解消しています。ただ引退馬の清算で保険金が入ってなかったり、それを問い合わせした会員にだけお詫びメールをしてこっそり差し替えてる形跡があるなどクラブ事務方への不信は増すばかりの1年でした。まあよっぽど良い馬が募集されない限り今のメンバーで打ち止めです。

3.出資馬成績(中央所属馬)


①YGG
トレブランシュ 4牝 2勝クラス 4戦1勝(通算9戦2勝)
去年の6月から今年の3月まで怪我したでもなく長期休養があった馬で体質が弱いんでしょうね。今年は勝ったレース以外は全て二桁着順という成績でした。新潟1000直で久々の勝利で距離適性を見出したかとも思いましたが次走同条件で全く相手にならずでした。現在また休養に入っているので今後どうなるか分かりませんが、牝馬なので運用期限も限られますからね、、、できるだけ出走して欲しいと思ったりもしてます。

スウィープフィート 3牝 オープン 4戦1勝(通算8戦2勝)
今年の稼ぎ頭になります。私自身も久々の出資馬重賞勝利でした。
ただ勝ったチューリップ賞が調子のピークだったようで桜花賞4着、オークス6着と本来の力を出せずに現在長期休養中です。
トレブランシュ程でないにしろ数使えるタイプではなさそうですので来年以降は狙うレース一点集中での調整になるように思います。多分適鞍のG1はビクトリアマイルくらいなのでそこまでにはしっかり復帰して欲しいかなと思います。

ホルトバージ 3牡 2勝クラス 13戦1勝(通算19戦2勝)
今年だけで13戦、1勝のみですが2着も4回あり出走全て8着以内という超優良馬です。今村・西塚の若手Jを乗せていましたが結果に繋がらず武豊に乗り替わって1年以上ぶりの2勝目を挙げました。成長なのかこれまでのジョッキーの問題なのか「直線一気の戦法のみ」から大きく脚質変換を遂げました。来年以降はレースにも幅が出てより良い成績が残せるんじゃないかと期待しています。

リリーズブルーム 3牝 未勝利→園田 7戦0勝(通算10戦0勝)
素質はあったんですが移動がダメという厳しい制限のある馬でした。厩舎との相性も悪かったと思います。園田転厩初戦で勝利しましたがその後は伸び悩んでいるようです(園田3戦1勝)。
ドライスタウトもそうですがYGGとしても牧浦師の手腕を見込んで素質はあっても何かと難のある馬を預けているのかなと思うとNG厩舎認定するのは可哀想な気もするのですが、牧浦師に預けるってそういうことなのかな、と思うと出資欲が削がれるのは致し方ない話かなと。。。馬関係なかったですね。

リナリア 3牝 未勝利→船橋 5戦0勝(通算6戦0勝)
2歳の調整段階でフケで大幅に出遅れ、さらにトモの左右のバランスも悪く2歳時は1戦のみでした。3歳でも頑張ってはいましたが勝ちをイメージできるような走りはできず船橋転厩。。。幸い船橋移籍初戦で勝利しましたがそこからは同じく伸び悩み状態です。

サクラヒメ 3牝 未勝利 1戦0勝(通算6戦0勝)
ウメムスビの妹で父はその当時期待の新種牡馬サンダースノーという期待感満載の子でしたが、これが悲しいほど走りませんでしたね。。。調教師とジョッキーも言ってることバラバラでもう陣営もメチャクチャな印象です。多分募集されることはもう無いでしょうがサンダースノーも検討に値しない種牡馬と個人的に思ってます。もちろん新開厩舎も。

コスタドラーダ 3牡 未出走→船橋→引退 中央未出走
一応中央募集だったのでこちらに。
結局は脚元の問題で中央のトレセンには入ることなく船橋移籍となりました。船橋では2勝を挙げてここからという時に重傷を負ってしまいそのまま引退に(4戦2勝)。
どうもその下のアヴァマローネ産駒も足元が弱い感じで、クラブで持つ馬としては正直検討が難しい一族なのかなと思います。

グランツリッター 2牡 未勝利→金沢 2戦0勝
この子は多分早仕上がりじゃ無いだけかもしれませんが、とにかく走りませんでした。2戦して早々の金沢転厩となりました。転厩後は名手吉原を背に2連勝しますがそこからはまだまだな感じです。全体的には立派な体ですがトモの成長が追いついていない感じですね。本領発揮は来年以降でしょうが、それまでに見切りをつけられないようには成長して欲しいと思います。
この子もそういえばシュヴァルグランですな。。。

スウィープレジーナ 2牝 未勝利 2戦0勝
偉大なるスウィープフィートの妹なのですが父親が変わったことが露骨に馬体や成績に出てしまっているのかなと。馬体だけは一流ダート馬なんですけどね。。。ここからもおそらくダート路線でしょうが、陣営も距離適性を掴めていない様子なので、できるだけレースに使って最適解を出して頂けたらと。
アニマルキングダム自身も見切りをつけられて青森に移動になっていますし、過剰な期待は持たずスウィープフィート出資させてもらったお礼みたいな感覚で応援するようにします。

トレサフィール 2牝 未勝利 1戦0勝
デビュー戦に武豊J騎乗ということで盛り上がりましたが、結果としては7着となりました。ただ陣営も鞍上もある程度の期待を持ってもらえているようですので1回走った次走以降のレースに期待です。ただ姉譲りの神経質が出ないことを祈るのみです。カリカリの気性が影響してか体調崩してデビュー遅れた馬ですから。

②京サラ
プライムレート 4牝 1勝クラス→引退 4戦0勝(通算13戦1勝)
正直まり触れたく無い馬ですが(最後が予後不良でしたので)。
今年前半でナホタン起用で活路を見出そうとするも結果を残せず春全休。
そして鞍上を再び水口に戻しての復帰初戦で予後不良の大事故に。
正直、クラブ発表のタイミングよりはるか前に走れない状態になっているのに止めなかったのが本当のところだと思っています。

テルセイラ 3牝 未勝利→抹消 2戦0勝(通算4戦0勝)
体質の問題で満足に調整できない中でデビューするもタイムオーバーを2度記録するなど中央で戦える力を付けれず3歳1月での抹消となりました。正直、今の体制の京サラなら転厩してファンド継続したかもしれませんが、現状佐賀でも1勝したのみですのでクラブの判断は正しかったと思います。

ルペルクス 3牡 未勝利 1戦0勝
当時の京サラでは高額の部類に入る期待馬でしたが、何も故障もなくただ競争能力の無い馬でした。一旦育成終わって入厩するも調教師の怒りの再放牧は初めての経験でした。5月にようやくデビューも堂々のタイムオーバーでファンド解散。
地方に移籍していますがそこでもタイムオーバーを連発しているようです。生産者も多いに期待しての値付けと思いましたが、走ってみなきゃ分からんもんですね。。。

リフレイン 3牝 未勝利→抹消 6戦0勝
3歳1月デビューで3着に入って勝ち上がりを大いに期待しましたが、そこからはイマイチなレースが続き、最終の8月未勝利戦を前に外厩で大怪我を負いそのまま中央抹消となってしまいました。
テンダーデイズ共々グランデファーム提供の期待馬だったのですが残念な結果でした。ちなみにシュヴァルグラン産駒です。。。

テンダーデイズ 3牝 未勝利→抹消 6戦0勝(通算9戦0勝)
多分予想ですが、この子の取り扱いが相当な批判を内外から浴びてパンフレットのジョッキーに関する言及になったんじゃないかと予想しています。
3歳の切羽詰まった時期に決して合っていない北海道で藁にもすがる思いで武豊に託し、やっぱりダメでしたという結果に。京都開催で武に乗って貰えば結果は違ってただろうに、と真剣に思っています。陣営と鞍上の無為無策に潰された馬です。

ストームバンガード 3牡 2勝クラス 8戦1勝(通算11戦2勝)
鞍上水口で2歳新馬戦快勝後に、どういうわけかその戦法を鞍上自身が否定する騎乗で負け続けていましたが、ようやく岡田厩舎が騎手変更に踏み切ってくれました。今年最後のレースでデビュー時にやってみせた先行抜け出しの競馬で快勝。勝った時の嬉しさももちろん大きかったですが、陣営に対しての「今まで何を?」感がとても強かったです。このタイプの馬なら自分の愛弟子・菱田乗せときゃ良かったじゃん。。。何してんの稲男。。。

レヴィテーション 3牝 2勝クラス 5戦2勝(通算8戦2勝)
今年早々に未勝利脱出の快勝を決め、続戦した次走で競争中止。
その次走で3着を挟んで4戦目で2勝目を記録も昇級初戦で大敗。
とにかく初物に弱い馬でヒヤヒヤし通しですがそれでも出資馬唯一の年内2勝を挙げてくれました。来年以降も無事であればしっかり活躍してくれると思います。

ブレイジングスター 2牡 未勝利 3戦0勝
京サラでかつて活躍したデアノヴァの弟ということで期待して出資しました。現状は3戦して時に大きな問題は無いものの決め手に欠き勝ちきれない感じです。
年明けに休養明け復帰戦ですので、一変してくることを期待しています。

クラウンハート 2牡 未勝利 2戦0勝
こちらも2戦してイマイチ足りない競馬で勝ちきれていませんが、大きな欠点もなくブレイジングスター同様に復帰後の変わり身に期待しているところですね。

ビーラブドウィッチ 2牝 未勝利 2戦0勝
マジカルモーションの全妹ですが、この一族共通の前進気勢の無さか二桁着順の連発となっています。2戦目はタイムオーバーなので休養に入り年明け復帰予定です。ただもう1回タイムオーバだと京サラ的にはゲームオーバーになるんだろうなと。。。

リュキア 2牡 1勝クラス 3戦1勝
今年の2歳勢の勝ち上がり一番乗りがこの子でした。
明らかにダート適性の馬だったのですがレースが無くデビュー2戦は芝で。そこで2戦連続で5着に入るとダート替わりの3戦目で一発回答を見せてくれました。
牧厩舎と木幡Jのコンビでしっかり仕上げてレースに出してくれて感謝でしか無いですね。年明けに復帰予定ですが3歳のダート交流なんかに出走出来たら最高ですが、そこまで求めるのはやりすぎかな?

③ターファイト
クラウンジュエル 2牡 2戦0勝
現時点でターファイト唯一のデビュー馬になります。
この子もレースぶりは可もなく不可もなくの状態で決め手に欠く感じですが、調教師も前向きに考えてくれている子ですし、まだ時間もありますのでコンスタントに走ってくれたら満足です。

ノースカトレア 2牝
ルシャリオ 2牡
コンヴェックス 2牝
この子達はデビュー前です。
ノースカトレアとコンヴェックスは育成時に若干の頓挫があったので仕方ないですが、ルシャリオは。。。露骨な厩舎都合は激オコ案件でした。多分クラブに批判が多くきたんでしょうね。予定前倒しして入厩させてました。最初からそうしろよ、新谷よ。。。

ってな感じで期待を持って昨年新加入したターファイトが2歳調整が一番順調じゃ無いというモチベーションが最初から低めのスタートになったのは残念ですな。
ただ今年は今年、来年は来年なのでしっかり切り替えて2025年も楽しんでいこうと思います。
同じ出資馬の方は一緒に楽しみましょう。

それでは良いお年をお迎えください。

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