一口馬主のあれこれ呟き ~号外‐京サラ22年産で出資した馬達~

ご無沙汰しております。にわです。
いよいよ各クラブの募集が始まり悲喜こもごもかと思いますが皆様お元気でしょうか?

今回は今週から先行募集を開始した京都サラブレッドクラブ(京サラ)で自分が先行出資した馬について紹介したいと思います。
今年はターファイトへの入会もありますので、去年の6口出資から3-4口に減らす予定です。
まず先行募集で2頭現金出資、その後様子見してプラチナ特典使って1頭追加、みたいな流れを予定してます。

今回私が出資を決めたのは以下の2頭です。
①ヴァーチュスター22(栗東・高橋康之厩舎)
②ノーブルクラウン22(美浦・相沢郁厩舎)

現時点(10/6)での売れ行きが京サラHPで発表されており、ノーブルクラウンは現時点で50%以上が売れているという事です。正直ヴァーチュスターの方が売れるかな?と思っていて意外でしたが、実際良い馬ですからね。見学会や行かれた方のレポートで出資を決めた方も多いのかもしれません。

①ヴァーチュスター22
基本スペック:
体高151cm 胸囲177cm 管囲20.3cm 体重432kg
父:モーニン(母父:シンボリクリスエス)

出資理由その1:血統
まずは京サラ19年産のデアノヴァ(父:ホッコータルマエ)(非出資)の弟になります。
姉のデアノヴァは3歳の早い段階で2勝して、順調であれば交流重賞・関東オークスも狙える器でしたが、その後は脚部不安等が重なり消化不良で引退してしまいました。
純粋に弟にその続きを期待してるんです。
血統的にはヴァーチュスター自身が持つHail To Reasonのクロス以外は5代でかかっていない「ほぼアウトクロス」なのはデアノヴァ同様ですし、父がモーニンに替わったことでよりノーザンダンサーの要素が刺激されればいい感じになるんじゃないかと考えてます。

出資理由その2:高橋康之厩舎
これはYGGのブロードハーストの記事と一緒ですが、とにかく使ってくれる印象です。

その他:馬体
まずは胸囲もしっかりあって胸前も深い印象です。
そしてツアー時の写真では若干寂しいとの指摘もありましたが、現時点でもトモの張りは水準以上かなと考えてます。デアノヴァ自体も2歳になって急に成長しましたし、この子も同じような成長曲線であればデビューまでにかなり良い馬体になるのかなと期待してます。
ただ、ちょっと体高も低いので距離は短めになるのかなと。

②ノーブルクラウン22
基本スペック:
体高155cm 胸囲178cm 管囲19.5cm 体重435kg
父:シニスターミニスター(母父:ゼンノロブロイ)

出資理由その1:相沢厩舎
これは完全に個人の想いだけですが、私の出資馬で初のオープン馬かつ唯一の重賞勝利をした馬にグランドシチーという馬がいるのですが、この馬の管理をしたのが相沢師になります。
G1勝利は2年目のウメノファイバーのみですし年間の勝ち星も毎年「中堅」クラスの成績ではあるのですが、裏返せば毎年安定して堅実な成績を残しています。
まさか京サラの馬を管理すると思ってなかったので、ほぼ無条件で出資を決めました(もちろん元々有力候補でしたけど)。

またこれは京サラだけの話ですが、関東の相沢厩舎になったため鞍上の不安が消えたのは私的には非常に大きなポイントです。

出資理由その2:血統
現3歳世代で期待されながら故障もあり未勝利となったレイナアレナの全弟になります。
レイナアレナも、さらに上のノーブルオーキッドも足元に不安を抱えていましたが、牡馬に替わった事で足元がしっかりしてくれるのでは?という期待をしています。もちろん願望でしかないですけどね。

巷では「シアトルスルーのクロスは走らない(早枯れする)」といった意見もありますが、良い方向に向けば早いうちから仕上がってくるのを期待できますし、サンデー持ちのシニミニ産駒は安定して良い成績出してますので血統面でもとても期待できる子なんじゃないかと思ってます。

その他:馬体
現時点で胸囲等のサイズ感は問題無いですし、馬体もトモのボリューム感も良くて良い馬体と思います。
一方、歩様に関してはちょっと覇気が無くてトモの踏み込みはまだまだかなと感じました。
ただまだ1歳ですから今後の成長見越せば十分水準以上かと思ってます。

③検討中の馬達(プラチナ特典どうしましょう?の馬達)
1.サンバホイッスル22(栗東・羽月厩舎)
外見の迫力は凄いと思います。
懸念点は・・・厩舎。

2.アローシルバー(美浦・辻厩舎)
期待のフォーウィールドライブ産駒です。
芝の短距離で活躍しそうですが、懸念点は「オリオール」要素が強く出ると展開が限られてきそうなのが懸念点です。

3.メルティングポット(美浦・新開厩舎)
なんとなくですが見た目で良いなと、単純な理由ですし、何が良かったのかは正直説明不可能です。ただなんか気になる存在です。
懸念点は血統的にとんがった所があまり無くてストロングポイントが見えない点ですか。

4.ティザチック
この子は1にも2にも血統です。母父ティズナウで刺激されればとても魅力的なクロスが良い塩梅で掛ってる印象です。
懸念点はもちろん馬体。ダート馬はほぼ確定なのに小さすぎます。
上のコルヴィルの活躍次第で優先順位は上がるでしょうが、果たしてどうでしょうか?

まとめ
っていう感じで、先行募集の2頭はどちらかといえば客観的な検討というよりは個人的な感情や想いに重きを置いて決めた感じです。
信頼できる方の血統分析や馬体診断なんかはもちろん参考にはしましたけど、先行の2頭に関しては「勝てる馬」でなく単純に「応援したい馬」を選びました。
無料枠は玉石混合のお安い馬達ですので逆にその中で「あたり」を見つける作業を楽しめればと思ってます。

って事で検討されてる方にとって何一つ役立つ情報はありませんが、「こういう選び方も長く続ける楽しみ方の一つ」程度に思っていただければ。

今回もお読み頂きありがとうございました。
次回はターファイトで追加した1歳馬と検討中か出資決めた当歳馬の話をしようかな。


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