JDD予想 勝負度B
ついにやってきました。
3歳ダート頂上決戦、ジャパンダートダービー(JDD)。
今年の3歳ダートはずっと見てきたので本当に楽しみ。
それだけに力関係、適性は把握しているつもり。
それでは、予想をどうぞ。
◎カフェファラオ
〇ミヤジコクオウ
▲キタノオクトパス、ダイメイコリーダ
△エメリミット
危険 バーナードループ、フルフラット、ダノンファラオ
◎カフェファラオ
前走の内容は圧巻だった。
レッチェバロックが作る前半3F34.2を楽々ついて行ったのだ。スローしか経験した事の無い馬が。
そして、直線では早め先頭で押し切りで歴代最速時計。
正直、このメンバーでは格が違う。
ただし、忘れないで欲しいのは能力の方向性は一定では無いこと。
有馬記念ではアーモンドアイは負けるし、宝塚記念ではラッキーライラックに圧勝できるクロノジェネシス。
圧倒的能力がコケる瞬間というのは適性がずれた瞬間だ。
それではカフェファラオが今回コケる可能性があるのか考えてみる。
・詰まる間隔。
ゆとりあるローテからいきなりの中一週。
・揉まれる競馬
2番枠を引いたことにより、揉まれる競馬になる可能性もある。
実はこの馬、これまで揉まれたことがない。
・非常にレベルの高い3歳ダート世代
今年のダートは昨年と違い豊作。
特に鳳雛S組は歴代最速時計。
カフェファラオが負ける可能性は十分にあることは意識しておくべきである。
対抗は鳳雛S組。
鳳雛Sレースラップ
12.1 - 11.3 - 12.0 - 12.0 - 12.5 - 12.5 - 12.4 - 13.0 - 13.2
プレシオーソがテンから飛ばしすぎて1000m60秒を切った。
先行馬はたれていき、非常にタフなレースとなった。
そんな中、2番手から粘ったダイメイコリーダはタフさを証明した。
父エスケンデレヤに母はミラクルフラッグ。
ミラクルフラッグの兄弟にはゴールドシップがいる。
確かにタフだなあと実感する。そして母系の奥にはこのレースと相性いいロベルトを持っている。
そんな本馬が前走スローペースを2番手で控えた。
案の定、道中かかってしまい、最後にはまくってきた馬に差された。
完全にタフさとはベクトルの違うレースになった。
今回は主張すれば逃げれそうなメンツ。
しっかりペースを刻めば、十分残れる。
不安要素はもともと出れる予定ではなく、調整過程も最終追切でポリトラックになってしまったこと。
万全の状態のダイメイコリーダなら強気に買うことができたが、ピークに上体を持っていけていない場合にG1を勝つのか厳しいだろう。
それに対して、ミヤジコクオウはここに向けて調教抜群。
前走もダイメイコリーダよりは展開向いたとはいえ、0.5秒差つけている。
よって、〇ミヤジコクオウ▲ダイメイコリーダ。
次は切る馬。
バーナードループはいまだ強いレースをできていない。
よくぞここまで、1戦級と当たらないでくれた。
ここは力が足りていない。
ダノンファラオも同じ理由。
足りていない。
フルフラットはスパイツタウン産駒。
延長はマイナス。
1400くらいに短縮すれば無双できそう。
今年の東京ダービー馬、エメリミットは△評価。
今年の南関はそんなに強くないと思う。
スター候補がいないし。
面白いのはキタノオクトパス。
540キロある雄大な馬格。
血統は父が天皇賞2連覇フェノーメノに、グラスワンダーを合わせた。
さらに母系にはサドラーも持っている。
タフでパワースタミナがありそうな配合。
それでいて、東京で1勝クラスを勝ち、ユニコーンSではハイペースでも崩れず5着。
ぜひレースを見てほしいのだが、キタノオクトパスがやけに大きく見えるのがなぜか面白い。
今回延長でタフな大井2000。
外枠を引けた今回、割といい勝負するのではないか。
▲評価で。
馬券は3連単がメイン。
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