数千年後の記憶
地球上では過去大体6000年単位の周期で大異変が起きているらしいです。
地殻変動、火山大噴火、隕石、大洪水、地軸反転などなど もし人の世が6000年先も続くと仮定して、6000年先に今の知識や記録を正確に詳細に残そうとしたらあなたはどう実現しようとしますか?
という問いに対して「人が共通して認知できる普遍的表現による言語定義」「その言語定義による記録」「耐久性」「安全な立地」「失っても補える数」「記録の信憑性を証明するため物証」「記録を残した場所を後世に伝える」は必要と思いました。
そして「耐久性」を上回るものがあることに気付きました。「生活に密着した儀式の慣習化」≒「宗教」です。
情報管理の視点からの考察でしたので最初は思いつきませんでしたが、「式年遷宮」に思い当たったときひらめきました。
巨石などは「耐久性」があり、ピラミッドや石舞台古墳のように意図はある程度推測できるものの、本当に伝えたかったものは謎のままです。
「宗教」にも問題はあります。いろんな宗教が分派していったように立場や環境によって解釈や受け取り方が変わります。社会情勢により宗教を伝える側が変質していくことも問題です。
では先祖や先人たちが残してきてくれた「大切なこと」をどうやって残していけばよいでしょうか。何が長い年月の間、変わらず残っていて大切にされてきたのか着目してみてください。
先祖から渡されてきた「大切なこと」への思いを馳せ、何を伝えていけばよいのか、何を残していけばよいのか、子孫たちに伝えていく努力は、一人一人が考えて感じていかなければなりません。
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