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~太陽の通る道は神様の想いが通る道~vol0. 地図上でレイラインを眺める

田舎に行くと、自然と近しかった昔の日本の情景を感じることができます。

誰もいない田舎の平地で佇むと、自分以外には太陽または月や星、そびえたつ山と、周囲の音しか存在していない感覚になるでしょう。
ふもとを観ればそびえる山が。空を観れば、夜には月明りと星空が、昼間には太陽が、明け方や日暮れには圧倒的な存在感で太陽の光を身近に感じます。

それが毎日であれば、なぜそこにあるのかわからないが確かに存在しているもの、身近で神聖なるものとして感じることになるでしょう。
日本では古来より色々な身近なものを神様として感じていました。山や太陽や月も神様として崇拝の対象です。
日本では天照大御神が日の神様です。
そして日本は古来より海洋国であり、また稲作においても、生活の中で太陽や月の運行、季節の節目を身近に感じ、大切にしていました。

古来より崇拝されている場所、なぜ崇拝されているのか。その位置や地名や所縁、神社の神事など、現代にも引き継がれているものの意味を感じ取ることはできないだろうか。
そしてレイラインを地図上で描いてみようと考え、実際に出雲大社を中心に地図上で直線を引いてみると、主だった神社や山や島が興味深い配置であることに気づきました。

出雲大社の他にも古来より変わらず崇拝されている神社や山や島にも注目しました。
神迎え行事や新嘗祭や夏至・冬至・春分秋分などの日にも意味があると考え、実際に日の出、日の入りの方角に直線を引いてみると、特徴のある配置になっていることに気づきました。
そして史跡の配置には意味があると考えました。

古来日本では日の出、日の入りには太陽が圧倒的で神聖な存在感で現れること、その方角の直線(測地線)に神様の想いとして何かを感じたのではと思いました。

検証のために実際に地図上で線(測地線)を引いてみることができるサイトを作ってみました。ここで発見したレイラインを今後紹介できたらと思います。

すでに過去のコラムでも紹介していますが、ほかにもいくつか発見したレイラインについてもこのサイトを利用していきたいと思います。

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