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備忘録 インドネシアバリ島ケンピンスキー挙式について


こんにちは、にぎです。
今回はインドネシア ヌサドゥア地区にあるホテルケンピンスキーで行った結婚式及び親族含めた家族旅行と新婚?旅行について綴ります。

私と旦那はハワイ挙式を行う予定がコロナのせいで流れてしまいました。籍だけ入れ、一緒に暮らし始めたものの一生に一度の結婚式は全身が弾け飛んでも海外でしたかった私は駄々を捏ねまくって時期を待ち、2023年の5月インドネシアはバリ島で挙式を挙げることとなります。

最初はハワイが諦めきれず同内容で再度見積もってもらったのですが、当時の金額の2倍になり、無理だ!ということで断念。代わりに他のリゾートを検討した際、①インドネシアは安価 ②行ったことが無い国 ③比較的治安が良く家族を招ける、といった3つの観点よりインドネシアに決定しました。

▲モチーフウェディングさんにお世話になりました。

日程はこんな感じ。

4/29  ●にぎ家/関空より出発
    ●夫家/セントレアより出発
    シンガポール現地T3にて両家合流
    みんなでシンガポール⇒バリへ移動
4/30 挙式 夜までウェディング撮影~打上げ
5/1     車を貸し切りみんなでバリ観光  
    ●にぎ家/隣のホテルへ移動
5/2     ホテルステイでスパ 海遊びなど
夜ご飯はケンピンスキー水族館レストランで喫食
5/3     各家族に分かれて観光
    ●夫家/長野へ帰宅
    ●にぎ・夫/にぎ家の様子を見た後に
          ムリアリゾートへ移動
5/4     ●AMにぎ家/奈良へ帰宅
    〜ここからにぎ•夫2人行動〜
5/5     ホテルステイのんびり日
5/6     インドネシア⇒シンガポールへ移動
    シンガポール12時間程滞在 深夜便搭乗
5/7     早朝に大阪へ帰宅



詰め込みすぎやろ。

尚、インドネシアにはモチーフさんの提携のサロンがないのでウェディングドレス及びタキシードは我々新郎新婦が手荷物でゼェハァしながら持って行くことになります。ドレスとスーツを入れるスーツケースも預けられるので、大変なのは行きと帰りの飛行機内だけです。終わって仕舞えばそのスーツケースに入れてホテルへ放置できますので頑張りましょう。


さて、1日目から綴っていきます。


🔸1日目

にぎ家は祖母も一緒だったので結構苦労しました。主にお世話してた母が。笑 


関空を使っている方はご存知かと思いますが、出国の保安検査がディズニーランドアトラクション待機並みに混みます。外国人観光客がキレ散らかしてSNSに
best f◎cking Airport!
と書き殴られるくらいには待ちます。私も並んでる間は悪態をつきまくりました。祖母にはなんとかしのいで貰いました。


今回の航空会社はシンガポール航空(含スクート)でいきました。両家揃うのはシンガポール空港の乗り継ぎ搭乗口前と設定。

いつでもお互いのLINEで連絡が取れる様にesimの設定もしていましたが、初めて降り立つシンガポールという地でそれぞれの家族をこっちだよーと引率し、頼れるのは自分の勘のみという状況…今思えば無謀なことをしたなと思います。無事T3の搭乗口前で落ち合う事ができ、シンガポールからバリは一緒に向かいます。



当日出てきた機内食とかはエスニック料理でした。ビーフかチキンか選んだ時に、祖母はビーフと言ったのに食べた瞬間「まずいなぁ!(横転するくらいの大声)」と言ってきたのでわたしのシンガポールライスに変えてあげたら「美味しいなぁ〜♬!」と上機嫌になりました。しばいてやろうかなと思ったのはここだけの秘密です。

この5秒後、祖母に食べられてしまうシンガポールライス。かなしすぎる。




さて、デンパサールには少し遅れて到着しました。着いた瞬間に東南アジア独特の蒸し暑さを感じ、おお〜アジアに来たなぁ〜っと感じます。当時はコロナの影響がちょっと残っていたのでワクチン証明書と事前に申請した入国ビザとパスポートが要りました。祖母は介助が許されたので一緒に対応。

デンパサールを出たらホテルの送迎に来た人達が折り重なる様に待機し、人同士が融合していてもはやインドの寝台列車かと勘違いし得る空間があり、そこから自分が予約しているホテルの送迎を見つけるという地獄が待っています。


血眼で探したところ、端の方に遠慮がちに斜め立ちで佇むケンピンスキーのスタッフさんを見つけて乗車しました。送迎はケンピンスキーのヘルプデスクEメール(英語ですが)から連絡できます。車の大きさによって送迎料が変わるので一度問合せてみることをオススメします。

左側の部分にいる人は全部送迎の人です。
恐ろしい混雑。



ケンピンスキーへ着いたら明日の予定を少し打ち合わせして、会場などを確認。時刻は23時とかなり遅くなってしまったのでそのまま就寝ということになります。

フロントはこんな感じ。遺跡にロビーがある不思議な空間です。



我々の部屋に入ると結婚式と伝えていたので両親達とは異なる部屋の装飾、サービスが施されておりました。スパ専売品の化粧水とボディクリームなどのアメニティサービス、タオルサービス、ウェルカムフードとドリンクのサービスが部屋にあり、お風呂のカスタムまで用意され至れり尽くせりでした。


部屋には鳥が設置してありました。かわいい。




🔸2日目


新郎新婦は朝から準備部屋に入り、化粧と支度を済ませた後、準備風景の撮影に入ります。日本語を話せるスタッフが常に2名付いてくれており、1人は髪と化粧を主で担当いただき常に気を遣ってくださり、もう1人はプランナーさんで現地スタッフとは常に意思疎通ができる様にそれぞれ配慮いただきました。


朝早い準備となったため、一度我々の部屋に持って行ってくれて、食べきれなかった分は支度部屋までも持ってきてくれて、そこで喫食しました。(主に夫が。まるで暴漢のように。)

朝ごはんは選択式。食べきれない分は支度部屋に持ってきてもらえる。



一方、両親サイドにはゆっくり朝食をとってもらいました。10時半が開始時刻だったので、それまでは朝食兼自由時間となります。



10時半から予定通り挙式を開始。インドネシアは4月〜5月が雨季なので正直晴れるかわからなかったのですが、当日は綺麗な快晴になってくれてチャペルから差し込む光も多く青空がたくさん見えてくれました。

チャペルでのワンショット。



無事、式も終わりビーチ撮影と館内撮影をした後には両家含めた昼食会を済ませ、夜の撮影まで閑話休題。それぞれ過ごすこととなります。わたしと夫は海岸沿いを歩き、他のホテルへ行ってみました。隣がヒルトンとセントレジスで、ケンピンスキーが特殊な作りをしているということもあり俯瞰して見るとホテルではない施設に見えました(良い意味で。)フィリピンや沖縄もそうですが、ホテルのビーチ続きになっていると割と自由に行き来出来て視察(?)ができるので楽しいですね。

一つの街みたいですね。




夜になり、ホテルの撮影に戻ります。一度着替えてしまいましたが、時間前にプランナーさんが部屋まで迎えに来てくれて、ドレス着用の介助とヘアスタイルの手直しを少ししてくれます。ですが、メイクさんは居ないので個人で修正する必要があるので化粧道具はしっかり揃えて持って行くことをオススメします。



また、インドネシアの数あるホテルの中でケンピンスキーに決めた理由に、外観がまるで要塞のようであるという点があります。夜になると外観がライトアップされて、一つの大きい都市かの様に見えるのです。唯一無二の景色に変わるので夜の撮影は必ず行ってほしいなと思います。


海側から見たホテル。全部客室です。
街みたいですね。(2回目)



その日は撮影して、飲める人達で集まってプチ打ち上げで終わり。


ラウンジで乾杯🍻




🔸3日目

この日はみんなでインドネシア観光でした。いきたいところが沢山あったので、事前にココに行きたいと旅程を共有して連れて行ってくれました。

スーパー、お土産施設、細かいお土産の場所まで連れて行ってくれて、時間通りに迎えに来てくれたので本当に助かりました。両家含めて一日チャーターして1万弱+駐車場代金と高速代くらいでした。大人数になるほどお得かと思われます。



余談ですが、最初いすゞのバス貸し切りでお願いしますー!と連絡していたのですが
「予約されていたいすゞのバスが売られました。バスはもうありませんでした。」
と連絡が届きました。(そのメールは100度見しましたが何回見ても売られたと書いてありました。)

結果少しお値段が高いトヨタのハイエースに変更となったのですが、その車がとても快適かつ綺麗だったので結果オーライでした。



行ったところは、ホテル→クリスナオレオレバリ→ビーチウォーク→ジェンガラアウトレット→バリフ→ビンタンスーパー→シーソルト→ホテル


という流れ。ビーチウォークとビンタンスーパーが楽しかったです。この日に詰め込みすぎていたため、写真を撮る暇がなく詳しい状況をお伝えできずぐぬぬ……ですが、ジェンガラアウトレットはマジで空港販売店の半額以下でした。必死の形相しながら持って帰ってきましたが、なんとかなったので陶器好きな人はぜひ。

添乗員と専属運転手さんが一日中ついて場所を提案してくれたり、希望の場所へ行ってくれます。


版権が怪しげなぬいぐるみたち
seasalt。インドネシアの創作料理です。
美味しかった!


🔸4日目

この日はホテルで過ごす日となります。
せっかくケンピンに宿泊してるんやし、1日ダラダラ何もしない日も作りたいなーってことで、漁師かと思うぐらいに飛び起き海へドボン。一方夫は三半規管が弱いどころではなく、もはや無くした?レベルでして、数分海にいると吐瀉しまくりマンになるのでビーチでごろ寝。夫家族達も一緒にビーチサイドでゴロゴロしていました。

バレーボールの無料貸し出しがあったので父とビーチバレーをしました。ただしインドネシアでのビーチバレーは音速で絶望の淵に立たされます。暑すぎてまともにバレーおろか立って動くことすらできません。なんと人間がボールと砂に遊ばれます。
時を遡ってビーチバレーをしようと決断した自分を殴打したくなりますのでくれぐれもお気をつけください。



ひとしきり遊んだあとはケンピンスキーの特典にあったスパでのんびりしました。スパ備え付けのセンセーシャのシャンプーがとても良い匂いだったので、後日探しに行くことになります。



その後少し部屋で涼んだあとは、ケンピンスキーにある海中レストランで両家食事をします。この海中レストランですが、インドネシアの各旅行ガイド、地球の歩き方にも必ず掲載されている有名観光スポットです。
コース料理のみの提供となり、お値段もかなり高いのですが人生に一度行くか行かないかなら今回経験しようぜ!とのことで、事前予約を行いみんなでいきました。

水族館がホテルの地下にあり、魚を見ながら魚を食べます。



ホテルの粋なサービスがあり、結婚式ランチ時にヒアリングされていた夫の苦手なものがホテル全体でも共有されていたらしく、夫の料理だけ配慮されてみんなとは別のものが出てきたり、特別なケーキがサービスとして我々に届いたり、そもそも特別な場所なのに更にびっくりしました。配慮いただき感無量です。

デザートに追加で更にサービスデザートが!
美味しかったです。




そのあとはそれぞれ別行動で、にぎ家はホテルへ移動、わたしと夫家族は近くのモールへ遊びに行きます。ホテル近くにモールがあったのですが、コロナの打撃によりなかなか凄惨な姿になっていました。
その中でSOGOだけがなぜか爆裂元気だったのでお土産を購入。お義母さんも孫に色々買えて喜んでいたのでよかったです。かわいい子供服が欲しい方は是非SOGOへ行ってみてください。



🔸5日目

この日からはそれぞれで動きます。
にぎ家は両親と祖母で寺院へ、我々も別の寺院とモールへ向かいます。この日の夜に夫家族は帰宅予定だったので、最後のヌサドゥア観光といことでウルワツ寺院へ向かいました。ここは神聖な場所なので、腰布をつけなければなりません。受付の横にフリー腰布コーナー(?)がありますので、そこから一人一枚ずつ取り腰につけ寺院に入れるようになります。


断崖絶壁の上にあるので綺麗な景色が見れます。その日はフルムーンだった為、儀式が行われていました。中には入ることはできませんでしたが実際に教徒達が礼拝を行っている様子を生でみることができたので非常に貴重な経験をしました。

並んで礼拝をする地元の人たち。



また、ウルワツには猿が沢山おり観光客にイタズラしてきます。局部丸出しセクシーピンクサルもいれば、乱暴狂暴なオコリザルもいて、目の前で観光客がサングラスをひったくられバッキバキにされていました。可哀想……

サングラスを貪り食う猿。こわスギィ!



色々と回った後に最後に海の見えるモールへ向かい、夕日を見たあとはそのまま空港へ直行。夫の家族を見送ります。2人だけでセントレアに帰るのは心底不安でしかありませんでしたが、日本人の方を見つけて仲良くなり、そのままセントレアまで一緒に帰られたとのことでした。流石すぎる。よかった。


見送った後、翌日早朝に帰る予定のにぎ家が宿泊している空港近くのホテルへと向かい、一緒にご飯を食べたあとは我々はムリアリゾートへと向かうのですが、この日祖母の身体に変なことが起こります。

このお話しは長くなりますのでこんなところで前編終わり。


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