きっちり目的地下車
ローカル路線バスの旅とか、帰れマンデー見っけ隊などのいわゆる「田舎」ロケみたいなテレビ番組をよく見ます。
1時間に一本とか、半日に一本とかしかバス来ませんよー路線の知られざる名所!名店!紹介しまっせ〜のノリのやつです。
いわゆる観光地化されてる所って実はぜんぜん一部で、綺麗な景色とか温泉とかまだまだたくさんあるんだなーと思ってます。
あの手の番組で気になるのは町や村の住人と接した時の場面です。
だいたいこういう感じの番組って、町人、村人の年齢はお年を召した方々が多いと思うんです。
それに対して訪問側の芸能人はだいたいこんな組み合わせですよね。
①売れてる芸人
②売り出し中、番宣の俳優
③旬は過ぎてる年配風の俳優、元アイドル
町人、村人の人がガンガンNetflixとかサブスク系のサービスを利用しているイメージは無いので、普通に家でテレビを見てると仮定すると、①と②の人はイマ(ナウ)テレビで見てる人なので、実際に会った時もありがたがったり、あー!芸能人〜!どんだけ〜!的なリアクションすると思います。
私がきになるのは③ですよね。
むかーし一世風靡した人達がなんとなく芸能界に残ったり、テレビではないところで活躍してたりして、世間一般にイマ(ナウ)露出が少ない人達です。
若い時は当然知ってても、年老いてくれば記憶という名のUSBメモリは劣化して、読み出し速度が遅くなったり、データが壊れて読み込めなくなったりするものです。顔はなんとなく覚えていても名前など覚えてるはずもないのです。最近よくみる①②と一緒にカメラの前にいるということだけで、なんとなく芸能人なんだと思ってるだけなのではと思います。
一方で③芸能人側は自分が一世を風靡した自負がありますから、「私のことわかります?」テンションではなくて、普通にイマ(ナウ)売れてる芸人達と同列の知名度だと思って当たり前のように芸能人顔して接します。
①②の人たちも、芸能界では先輩ですし、わざわざ名前を言う訳でもなく、ましてやいじったりなどするわけもないのです。
つまり、誰のためにもなってないキャスティングなのでは?と思ってしまいます。
露出は減ったとは言えむちゃくちゃに売れた人は納得できるのですが、中途半端に売れた人が、ああいうロケ物にでて一般人と接して、自分のことわかってんだかわかってないんだかよくわからないけど、歩くの疲れたー!おそばおいしー!どんだけー!ってコメントしとくか!的な仕事をして何のためになるのかなってすごい考えてしまいます。
考え過ぎて半年もノーエントリーでした。
マンション買いました。引っ越しました。
写真は、購入したマンションでリフォーム扱いでビルトインオーブンを入れようとして、ネット見積もりに出したところ、底板が繋がってるから無理ですと言われた絶望の一枚です。
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