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2023年7月25日 非鉄相場改定情報

本日、電気銅・ダライ粉価格が改定されました。

電気銅          1260円/kg    (+30円) 7/25

電気亜鉛          382円/kg    (-7円) 7/20

N社ダライ粉     866円/kg     (+12円)  7/25

 

海外市況(7/24)

外国為替レートUSD/JPN TTS  142.83円/ドル

LME銅、現物 8430ドル/t  +8ドル/t

       先物 8449ドル/t +14ドル/t

銅在庫  60225トン  +325トン前日比

NY銅、先物     384.05セント/t  +3.75セント

LME銅建値計算トン   124.6万円(現物)

NY銅相場建値計算トン124.8万円(先物)

 

<為替>

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、140円76銭まで下落後、141円52銭まで上昇し、141円49銭で引けた。
米7月総合PMI速報値が予想以上に前月から低下したため景気減速懸念を受けた長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。
しかし、7月製造業PMI速報値は予想外に上昇したほか、欧州や英国に比べて米国の景気が良好との見方にドル買いが再開。
さらに、米2年債入札の低調な結果を受けて金利が上昇に転じると、ドルは続伸した。

 

<株式>

米国株式市場は上昇、景気に楽観的な見方広がる ダウ平均は183.55ドル高の35,411.24ドル、ナスダックは26.06ポイント高の14,058.87で取引を終了した。
景気後退が回避できるとの期待感が強まり寄り付き後、上昇。
エネルギーのシェブロン(CVX)の予想を上回る決算をきっかけに今後の企業決算を期待した買いも見られ、一段高となった。
連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが終了に近づいたとの見方も相場を支援し、終日堅調に推移した。
セクター別では自動車・電気通信サービスや銀行が上昇した一方で、ヘルスケア機器・サービスが下落。

 

<米原油先物>

続伸で78.74ドル、ユーロ安の影響は限定的 NY原油先物9月限は堅調推移。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+1.67ドルの78.74ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは76.44ドル-79.28ドル。
アジア市場の終盤にかけて76.44ドルまで下げたが、ロンドン市場の序盤で反転し、米国市場の終盤にかけて79.28ドルまで買われた。
ユーロ安の影響は一部にとどまり、株高を意識した買いが入ったようだ。
通常取引終了後の時間外取引では主に78ドル台で推移。

 

<NY金先物>

弱含みで1962.20ドル、ユーロ安などを意識した売りが入る NY金先物8月限は弱含み。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比-4.40ドル1962.20ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1955.30ドル-1969.80ドル。
ロンドン市場で1969.80ドルまで買われた後、米国市場の終盤にかけて1955.30ドルまで反落。
ユーロ安や米長期金利の下げ渋りを受けて短期筋などの売りが強まる展開となった。
通常取引終了後の時間外取引では主に1956ドルを挟んだ水準で推移。

 

<所感>

FRBの利上げが終了となることは見込んでの為替や株式の動きの中で、LME電気銅先物は現在8500ドルを超えてきました。

要因は、米国のリセッション懸念回避や中国の景気支援表明を好感しての事かと思います。

国内電気銅価格は、外電を見る限り1240円/kgと10円/kgの程度の改定を見込んでおりましたが+30円/kgと大きく改定しました。

JXの予測は私のはるか先を見据えている感があります。

ただ、弱材料としてEUの景気後退懸念やウクライナ紛争などあります。

最終改定は7/27を予定しております。

まだまだ先行き不透明感はありますが、強気相場となるのでしょうか。

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