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2023年7月12日 非鉄金属相場改定情報

本日、電気銅・ダライ粉価格が改定されました。

電気銅          1220円/kg    (-20円) 7/12

電気亜鉛          388円/kg    (-9円) 7/9

N社ダライ粉     860円/kg     (-14円)  7/12

 

海外市況(7/11)

外国為替レートUSD/JPN TTS  142.46円/ドル

LME銅、現物 8371ドル/t  +85ドル/t

       先物 8336.5ドル/t -32ドル/t

銅在庫  57075トン  -2350トン前日比

NY銅、先物     375.35セント/t  -1.8セント

LME銅建値計算トン   123.5万円(現物)

NY銅相場建値計算トン121.8万円(先物)

 

<為替>

米CPIの伸び鈍化織り込むドル売り継続 11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、140円30銭から140円95銭まで上昇後、再び反落し、140円36銭で引けた。
米国の消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を見込み、また、好調な3年債入札結果を受けた金利低下に伴うドル売りが引き続き優勢となった。

 

<株式>

米国株式市場は続伸、CPI鈍化や中国の景気刺激策に期待 ダウ平均は317.02ドル高の34,261.42ドル、ナスダックは75.22ポイント高の13,760.70で取引を終了した。
中国政府が追加の景気対策を検討しているとの報道を受け、景気回復期待から買い戻しが先行。
12日発表の消費者物価指数(CPI)の結果でインフレ改善を想定し金利が一段と低下したことも相場を支援し、終日堅調に推移した。
ハイテクはナスダックが大型ハイテク株の影響力を制限するための行動の一環としてリバランスを実施し、指数構成銘柄を再配分する計画を発表したことを受け、買い控えも見られたが主要株価指数は終盤にかけて上げ幅を拡大した。
セクター別ではエネルギーや銀行が上昇した一方で、家庭・パーソナル用品が下落した。

 

<米原油先物>

反発で74.83ドル、ドル安や株高を意識した買いが入る NY原油先物8月限は反発。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+1.84ドルの74.83ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは72.98ドル-74.96ドル。
ロンドン市場の序盤に72.98ドルまで下落したが、米国市場ではドル安や株高を意識した買いが入ったことで反発。
通常取引終了後の時間外取引で74.96ドルまで一段高となった。

 

<NY金先物>

強含みで1937.10ドル、ドル安などを意識した買いが入る NY金先物8月限は強含み。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比+6.10ドルの1937.10ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1929.80ドル-1944.50ドル。
アジア市場の序盤で1928.90ドルまで売られたが、終盤にかけて1944.50ドルまで買われた。
米国市場の序盤にかけて1934.60ドルまで反落したが、長期金利の低下やドル安を受けた買いが入っており、1940.90ドルまで戻しており、通常取引終了後の時間外取引では主に1936ドルを挟んだ水準で推移。

 

<所感>

市況は見込みで動いているが、その通りになればさらに円高は加速するのではないでしょうか。

LME電気銅相場はほぼ横ばいを続けていますので、本日以降も為替による変動が続きそうです。

中国の景気刺激策や米国のCPI鈍化の実態が明確になれば、また動きが出ると思います。

世界的にリセッションの懸念はぬぐい切れません。

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