2023年11月7日 日本国内電気銅相場改定情報
本日、電気銅・電気亜鉛・ダライ粉価格が改定されました。
電気銅 1280円/kg (+10円) 11/7
電気亜鉛 448円/kg (+24円) 11/7
N社ダライ粉 906円/kg (+16円) 11/7
海外市況(11/6)
外国為替レート USD/JPN TTS 150.67円/ドル
LME銅 現物 8136.5ドル/t +66ドル/t
先物 8231.5ドル/t +50ドル/t
銅在庫 180250mt -350mt/前日比
NY銅、先物 休 セント/LB 休 セント/LB
LME銅建値計算トン 126.8万円/t現物
NY銅相場建値計算トン 休万円/t先物
<為替>
米長期金利は再び上昇、ドル反発 6日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円68銭から150円06銭まで上昇し、150円00銭で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了観測に伴うドル売りが一段落。
長期金利が上昇に転じ、ドル買いが再開した。
<株式>
NYダウは34ドル高、利上げ終了期待が下支え 米国株式市場は小幅続伸。
ダウ平均は34.54ドル高の34,095.86ドル、ナスダックは40.50ポイント高の13,518.78で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了期待を受けた買いが続き寄り付き後、上昇。
先週の大幅な金利低下の反動で長期金利が上昇したため一時売りに転じたが、ピーク金利観測は根強く終日底堅く推移した。
さらに、米中首脳会談の開催を控え、イエレン財務長官と何中国副首相が今週会談を開催することが明らかになり中国との関係修復期待も下支え要因となり、小幅続伸で終了。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方で、不動産、エネルギーが下落した。
<米原油先物>
小幅高で80.82ドル、供給不安は解消されず NY原油先物12月限は小幅高。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.31ドルの80.82ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは80.66ドル-82.24ドル。
アジア市場の序盤に80.66ドルまで売られたが、供給不安は十分解消されていないことから米国市場の中盤にかけて82.24ドルまで買われた。
ただ、その後は長期金利の反発を意識して伸び悩み、通常取引終了後の時間外取引では81ドルを挟んだ水準で推移。
<NY金先物>
弱含みで1988.60ドル、米長期金利の反発を意識した売りが入る NY金先物12月限は弱含み。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-10.60ドルの1988.60ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1985.80-2000.10ドル。
アジア市場の序盤に2000.10ドルまで買われたが、米長期金利の反発を受けて1985.80ドルまで反落。
通常取引終了後の時間外取引では主に1986ドルを挟んだ水準で推移。
<所感>
先週発表された米雇用統計や非農業部門の就業者数の伸びが予想を下回ったことがドル安となった。
ドル安により買いやすくなったLME銅相場は上昇しました。
ただ、銅在庫増加が懸念であり、大きく反発するほどではありませんでした。
気になるところは原油相場で、サウジとロシアの自主減産計画がどのよう影響するのか。
背景には中国需要の低迷による減産であると思いますがどうでしょうか。