2023年4月25日 非鉄相場改定情報
本日、電気銅・ダライ粉価格が改定されました。
電気銅 1220円/kg (-20円) 4/25
電気亜鉛 409円/kg (-33円) 4/24
N社ダライ粉 853円/kg (-25円) 4/25
海外市況(4/24)
外国為替レートUSD/JPN TTS 135.12円/ドル
LME銅、現物 8762.5ドル/t -53.5ドル/t
先物 8800ドル/t +6.5ドル/t
銅在庫 53875トン +2000トン前日比
NY銅、先物 395.3セント/t -2.7セント
LME銅建値計算トン 122.5万円(現物)
NY銅相場建値計算トン122.6万円(先物)
<為替>
日銀の早期政策修正観測後退で円売り継続 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円73銭まで上昇後、134円28銭まで反落し、134円29銭で引けた。
植田総裁発言を受け日銀の早期政策修正観測が後退し日米金利差拡大観測にドル買い、円の売り戻しが再開した。
その後、米4月ダラス連銀製造業活動指数が3月から予想外に悪化したため景気減速懸念に長期金利が一段と低下しドル売りが強まった。
<株式>
米国株式市場はまちまち、主要ハイテク企業決算待ち ダウ平均は66.44 ドル高の33,875.40ドル、ナスダックは35.25ポイント安の12,037.20で取引を終了した。
金利の先高観後退で寄り付き後、上昇。
その後、4月ダラス連銀製造業活動指数の予想外の悪化を受けて根強い景気後退懸念を背景とした売りが強まり、下落に転じた。
しかし、今週控えている主要ハイテク決算を待つなか動意に乏しく終日小動きに終始。
終盤にかけてダウ平均はプラス圏を回復も、ハイテクは終始軟調でまちまちで終了。
セクター別ではエネルギー、ヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、電気通信サービスが下落。
<米原油先物>
続伸で78.76ドル、米長期金利の低下などを意識した買いが入る NY原油先物6月限は続伸。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は、前営業日比+0.89ドルの78.76ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは76.72ドル-79.18ドル。
アジア市場の終盤にかけて76.72ドルまで下落したが、米国市場では米長期金利の低下やユーロ高を意識した買いが入ったことによって79.18ドルまで上昇し、通常取引終了後の時間外取引では主に78ドル台で推移。
<NY金先物>
強含みで1999.80ドル、米長期金利の低下などを意識した買いが入る NY金先物6月限は強含み。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比+9.30ドルの1999.80ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1984.40ドル-2001.50ドル。
米国市場の序盤にかけて1984.40ドルまで下落したが、米長期金利の低下やユーロ高を意識した買いが増えたことで米国市場の後半にかけて2001.50ドルまで反発。
通常取引終了後の時間外取引では主に2000ドルをやや下回る水準で推移した。
<所感>
電気銅建値、4月の改定は6回ありました。
K1200円~K1260円レンジで推移し、K1200円を下回ることはございませんでした。
月末にかけて下落基調ではありますが、3月末と同じ価格に戻った感があります。
ただ、昨日の電気亜鉛価格の下落が大きく、ダライ粉価格は大きく下落しました。
ここ1年で一番の安値になっております。
世界経済の先行き不透明で景気後退懸念による投資家の警戒感から、非鉄相場全般で上値が非常に重い状況です。
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