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2023年8月1日非鉄金属相場改定情報

本日、電気銅・電気亜鉛・ダライ粉価格が改定されました。

電気銅          1310円/kg    (+50円) 8/1

電気亜鉛          427円/kg    (+12円) 8/1

N社ダライ粉     914円/kg     (+35円)  8/1

 

海外市況(7/31)

外国為替レートUSD/JPN TTS  141.97円/ドル

LME銅、現物 8635.8ドル/t  +43.5ドル/t

       先物 8790.5ドル/t +143ドル/t

銅在庫  68350トン  +3925トン前日比

NY銅、先物     399.45セント/t  +7.75セント

LME銅建値計算トン   126.8万円(現物)

NY銅相場建値計算トン129.0万円(先物)

 

<為替>

ドル・円は一時142円台後半まで上昇、米国経済見通しを楽観視 7月31日のニューヨーク外為市場でドル・円は、142円68銭まで上昇後、142円00銭まで反落し、142円27銭で引けた。
月末でドル買いが優勢となったが、米7月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回ったため米国債利回りが低下に転じるとドル買いが後退した。

 

<株式>

米国株式市場は続伸、月末調整も主要ハイテクの好決算期待が下支え ダウ平均は100.24ドル高の35,559.53ドル、ナスダックは29.37ポイント高の14,346.02で取引を終了した。
月末の調整に伴い、まちまちで寄り付いた。
その後も金利が上下するなか動意に乏しく売り買いが交錯、小動きに終始した。
ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げサイクル終了に近づいたとの見方が根強く、さらに、今週発表される携帯端末のアップル(AAPL)などの主要ハイテク企業の好決算を期待した買いが下支えし、引けにかけて強含んだ。
セクター別ではエネルギーが上昇した一方で、医薬品・バイオテクが下落した。

 

<米原油先物>

続伸で81.80ドル、時間外取引で一時82.00ドルまで上昇 NY原油先物9月限は続伸。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+1.22ドルの81.80ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは80.13ドル-82.00ドル。
アジア市場で80.13ドルまで下げたが、生産調整への思惑で押し目買いが入っており、通常取引終了後の時間外取引で一時82.00ドルまで買われた。

 

<NY金先物>

小幅高で2009.20ドル、一時2010ドルを上回る NY金先物12月限は小幅高。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比+9.30ドルの2009.20ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1986.70ドル-2010.90ドル。
ロンドン市場の序盤にかけて1986.70ドルまで売られたが、米長期金利の低下を想定した買いが入ったことで米国市場の序盤にかけて2010.90ドルまで買われた。
ただ、その後は伸び悩み、通常取引終了後の時間外取引では主に2004ドルを挟んだ水準で推移。

 

<所感>

先週末の27日改定は無く、週末は下落していたため、8月のスタートは下落課と思いましたが今週に入り一転しました。

為替も円高から一転円安に進み、米国株式市場は続伸しています。

国内株式相場も元気よく33000円を超えてきています。

LME電気銅先物も先日には8700ドルと反発しており8月は据え置きもしくは上げスタートとみておりました。

世界的に経済の見通しが良い指標が重なって市場が楽観視している結果、相場高騰へとつながったと判断します。

また、先日ニュースにありましたチリ銅山の生産量減が銅価格に影響している可能性はあります。

外電計算値では本日の改定程の上げは見込めませんが、現在NY銅先物も400セント/tを超えておりますし、LME電気銅先物も8800ドル/tを超えております。

ただ、懸念事項として世界最大の銅消費国である中国景気の後退感は残っております。

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