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2023年8月29日 非鉄金属相場改定情報

本日、電気銅・ダライ粉価格が改定されました。

電気銅          1270円/kg    (+10円) 8/25

電気亜鉛          403円/kg    (+15円) 8/28

N社ダライ粉    880円/kg     (+6円)  8/29

 

海外市況(8/28) LMEはサマーバンクホリデーのため休場

外国為替レートUSD/JPN TTS  147.55円/ドル

LME銅   現物 休場ドル/t ドル/t

       先物 休場ドル/t ドル/t

銅在庫  休場mt  前日比

NY銅、先物    375.4セント/t  -0.6セント

LME銅建値計算トン  休場 現物

NY銅相場建値計算トン126.5円先物

 

<為替>

日米金利差拡大観測で円安進行、一時146円74銭 28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、146円74銭まで上昇後、146円36銭まで下落し、146円53銭で引けた。
ジャクソンホール会合での連邦準備制度理事会(FRB)議長や日銀総裁発言を受けて、日米金利差の拡大観測が強まり、円売り、ドル買いが優勢となった。
米8月ダラス連銀製造業活動指数が予想を上回ったためドル買いが一段と加速。
その後、米国債入札の好調な結果を受けて、米長期金利が低下したことに連れドル買いが後退。
さらに、日本当局の円安是正介入を警戒し、円売りも後退した。

ゴールドマン・サックス・グループは日銀がハト派的な姿勢を堅持すれば30年余り前の水準まで円安が進む可能性があるとの見方を示した。

円は今後6ヵ月で1ドル=155円を付けると予想し、これは1990年6月以来の円安水準となる。

 

<株式>

NYダウは213.08ドル高、長期金利低下や中国の刺激策を好感(28日) ダウ平均は213.08ドル高の34,559.98ドル、ナスダックは114.49ポイント高の13,705.13で取引を終了した。
中国政府による資本市場の活性化・信頼感向上に向けた一連の政策発表を好感し、買いが先行した。
また、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が先週のジャクソンホール会合で追加利上げを除外しなかった一方、注意深く政策を判断していく方針を示したことで長期金利が低下、これに伴い投資家心理が改善し、終日堅調に推移した。
ハイテクも買われ、相場全体を支えた。
セクター別では半導体・同製造装置やメディア・娯楽が上昇した一方で、保険が小幅下落した。

 

<米原油先物>

小幅高で80.10ドル、株高を意識した買いが入る NY原油先物10月限は強含み(NYMEX原油10月限終値:80.10 ↑0.27)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+0.27ドルの80.10ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは79.61ドル-80.87ドル。
欧州市場の前半にかけて79.61ドルまで売られたが、米国市場では株高を意識した買いが観測されており、80.87ドルまで反発。
通常取引終了後の時間外取引では主に80ドル台前半で推移した。

 

<NY金先物>

強含みで1946.80ドル、一時1954.20ドルまで買われる NY金先物12月限は強含み(COMEX金12月限終値:1946.80 ↑6.90)。
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比+6.90ドルの1946.80ドルで通常取引終了。
時間外取引を含めた取引レンジは1940.10ドル-1954.20ドル。
米国市場の前半にかけて1940.10ドルまで売られた後、一時1954.20ドルまで反発したが、ドル高を警戒してその後は伸び悩んだ。
通常取引終了後の時間外取引でポジション調整的な売りが観測されており、主に1948ドルを挟んだ水準で推移した。

 

<所感>

LME電気銅先物相場は先週末8350ドル前後で推移しております。

前回改定時より100ドルほどの下落ではありますが、為替が円安に動いているので国内電気銅相場は変わらずです。

下落の要因は、パウエル議長の追加利上げが影響しております。

LME電気亜鉛相場は8月21日以降は上昇しています。

先週2400ドル台まで回復し、昨日電気亜鉛の価格改定がありました。

本日の改定はLME休場ではありましたは、昨日の亜鉛価格改定の影響でダライ粉価格が改定されました。

電気銅相場は据え置きとなりましたが世界市況は下落しております。

来月からの値動きとしては、中国経済の見通しに改善が見られないことが影響して、来月からの相場は下落していくのではないかと思います。

今週発表される米国の経済指標として8/31の新規失業保険申請件数や9/1のISM製造業景況指数など注目です。

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