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教育訓練給付の受給のために訓練前キャリアカウンセリングを「予約」するのがちょっと大変だったお話と、学費の工面のお話。

前回、キャリコンを目指すことにしたという記事を書きました。
専門実践教育訓練受講するので、教育訓練給付金が受給できます。

<お金の工面>

学費はざっと40万くらい。学校によりますが、30万~45万が各学校の総費用のようです。国が最低限の授業内容、授業時間はきっちり指定しているので、教え方はさておき、学習内容、受講時間(自宅での自習時間は除く)は違いはありません(あってはいけない)。

学校は、クレカでとりま一括で支払い、後から分割払い設定をすることを勧めましたが(クレカのポイントつくし)
正社員でウン十年働いてきた人ではないので、そもそもクレカの上限がそんな額ないんですな。

選択肢①・・・アコムとかモビットのような消費者金融で全額借りて、こつこつ返済する。教育給付金で7割返ってくるし、年内に5割先に戻ってくるので、大きく返済して、残りまたこつこつ返済。
ボーナスがない人生なので、現在に至るまで貯金はほぼなく、以前一泊手術で入院したときも、限度額の5万も出せず消費者金融のお世話になったこともありますし、引っ越しでかかった費用をこつこつ返済したこともあり
消費者金融は、きっちり返済すればまったく怖くないというか
むしろ完済記録があるほうが信用があるという印象。

とりま、借りるかはさておき、いったん解約しカード破棄していたので
再審査してもらい、通過、今はカードレスでアプリなので
必要ならいつでも借りられる状態にしておいた。

選択肢②・・・素直に学校経由で教育ローン
学校説明会後にスクールカウンセラーにお金の相談もし、アプラスの教育ローンのサイトで試算してもらった。
月2万くらいなら生活に影響なく、冠婚葬祭や急病などあってもまぁ、
どうにかなりそう。24回か20回払いで、あと2年は今の派遣先にいるつもりだし、よほどの大病でもしなければあと2年は収入は変わらない。

結論、素直に教育ローンを組みました。金利低いですしね。
国から戻ってくるお金でドカっと返済するより、
この毎月2万は自分への投資としてこつこつ返済し
国から戻してもらう28万くらいかな?は振込先を貯金用の口座にし
キャリコンは5年に一度更新の際に更新講座受講など10万以上かかるので
まだ資格を使う仕事には転職できていない可能性もおおいにあり
転職時にかかる諸費用、資格更新費用に充てようかなと思っています。

繰り上げ返済して毎月の貯金額を上げたかて結局同じかなと。

さて、お金の工面のお話が先になってしまいました。

<締め切りギリッギリの申請>

さて、2024年今年の4月から、教育訓練給付の支給申請がしやすくなったそうで、
「特定一般教育訓練給付金」「専門実践教育訓練給付金」の受講前の必要書類の提出期限が緩和されました。これがなかったら今回間に合わず、受験は来年7月になってました。

必要書類の提出期限が「受講を開始する日の原則2週間前まで」に緩和。
3月まで、一か月前だったんですね。開講日(テキスト発送日がこれに当たる模様)の。

https://www.mhlw.go.jp/content/001237463.pdf

書類(職務経歴書に似たジョブカードなど、準備には数時間はかかる)を用意してハロワに提出するだけなら、半休の1つもとれば予約なしでよさそうじゃないですか。でも、50分の「訓練前キャリアコンサルティング」を
まさに、キャリコンにしてもらわないと書類が受理されない。

私の場合、入学手続き7/14(日)
開講日7/23(火)(テキスト発送)
「受理された連絡」をしないと8月生として入学を取り消して10月生にするのか決まらない。それによって支払いもかわってくる。
私の居住地の管轄のハロワ(※補記します)は水・金しか教育給付金の件はやってない。
月曜日は祝日。金曜日は職場に旅行で休みとわかっている人がいてこれ以上誰も休めない。
候補日が24日(水)しかない。しかもこの日午後は会社でコンプラ研修があってだな・・・。

スクールカウンセラーさんがとても親身にマメにメールでやりとりしてくださり、「原則2週間前」ではあるが、駆け込みの時期は融通が効くことが多いので、誠実にお願いしてみてほしい、どうにもならなかったら考えがあるのですぐ連絡が欲しい、ということでした。(結果1w前)

(※)これはキャリコンの手配をしてくださるところで言われたのですが
最悪、居住地管轄でなくとも、県内の別のハロワで訓練前キャリコンを受け(どこかは予約とれる可能性あるので)、キャリコンがOKを出した書類をもって、管轄のハロワに行き、てはしごすれば間に合うかも、とアドバイスされました

火曜日の朝、8時半からハロワが空くので勤務前に30分鬼電するも
やっとつながった電話は不安そうなしゃべり方の新人ぽい女の子が対応、教育給付金の訓練前キャリコンの予約を、と言っても何度ももう一度、もう一度と聞き返され、延々保留のあと、混んでてつながらないので自分で再度かけて対応部署の11♯を押してと。
つながらず、お待ちくださいではなく「かけなおしてちょ(意)」で切れてしまう。

職場の先輩が、ちょいちょい電話していいよ、大事なことでしょ、と
言ってくださるも仕事が忙しく
昼休み5分前に同じ先輩が、「いいから電話しなさい!昼休みに入ったらまたつながらないよ」と離席を許可してくださり。

居住地管轄のハロワに電話すると、「そもそも電話する先が違う」と
埼玉キャリア形成リスキリング支援センターのほうの番号を教えてくださり。こちらはすぐに電話つながり、こちらで予約し、ハロワにはここからキャリコンが出張するので、こちらから伝えるので、もうハロワには直接当日行ってOKとのこと。えええええどこにも書いてないっちゃ。(学校でもハロワにTEL予約と言われた)

結果、事情をお話し、駆け込みで心底申し訳ないと思っているが
どうにかお願いできないかと。
本当~にたまたま、「明日の朝イチが空いていますがそこなら」

明日半休とっていいすかの目で見上げると
先輩が「イイカライッテキナ」のジェスチャー
普段は上司が別の部屋にいるが、直前でも仲間内で調整つけば休みは柔軟にとらせてくれる。まぁ私はまだ有給ないけど。

カミサマーーーーーアリガトー!!!

候補日が1日しかも明日の午前しかない状況で、たまたま先方もそこが空いていたというミラクル。幸運以外の何ものでもないし、
個人的な都合の話なのに心配して勤務中私用電話OKしてくれた先輩のおかげである。

完全バックオフィスで外部来訪者などがない職場だったり、上司が常駐していない部署だったり(多分上司いても大変懐深い方なので電話1本は許してくれそうだけど)も助かった要素ですが、

教育給付金というのは基本的には雇用保険に入ってるつまり、今働いている人が受給できるものゆえ
①ハロワ(or各自治体のキャリア形成支援センター)に電話で予約
(オンラインで予約は可能だが、空きはかなり先になる)

訓練前キャリコンを50分(私は80分かかった)受ける+書類を順番待ちして提出、受理待ち、2~3時間はハロワにいる
これを平日にしなければなりません。

受給(振込してもらう手続き)にも2回、ハロワに行かねばならない。
早退で解決するつもりですが。

何にしても、これから教育給付金を受けて専門学校で勉強しようという人は
本来は開講日半月前までに書類提出は済ませないといけない
ので気をつけてください。

ハロワは平日毎日開いてますが、訓練前キャリコンは派遣されてハロワに来るため、週2しかやってないところあります。地域によってはもっと少ない可能性も。
予約はオンラインなら落ち着いてとれますが、直前の予約は不可です。

TOEICひとつとっても、資格の試験は回を重ねるごとに難易度は確実に上がっていきます。
今回は、いまだ!!というのがあったのでできるかぎりのことはして
書類提出を間に合わせましたが

同じ3月の受験者でも、6月から教材をスタートさせている方々もいるので
彼らは事前からよくよく調べて、充分に余裕をもって申込手続きをしている。

なんらか、今後専門学校などで勉強して・・・という社会人の方
くれぐれも手続きには余裕をもって・・・
焦ると正常な判断しづらくなりますからね

<訓練前キャリアカウンセリング>

勉強になったのは、スクールカウンセラーにも言われてましたが
「実際のホンモノのキャリコンさんにキャリアカウンセリングしてもらう機会、でもあります。勉強してきてください。」

少し私より年上かな、という恐らく50代後半~60代の落ち着いたキャリコンさんでした。
子育てで家庭にいてキャリアが0、子育て終了後も生活が苦しく、少しでも時給のよいところへと短期間で移っていて履歴書が汚い、強みがあるとしたら、かなりバラエティに富んだ業種、職種を経験していること、新しい環境への順応力が高いことくらい・・・とそんな話をしました。
事務職への憧れが強いという話をかなり掘られた気がします。
それはなぜでしょうか、と。

1つにはそりゃあ屋外労働や過酷な医療現場での立ち仕事より肉体的に優しいからですが、
普通に大学を出た人たちが当たり前にやっている、こなし系の事務作業ですら、経験がない私には、雲の上の職業に見えるんですよ。

と書いていて
私の思考癖の1つが「できて当たり前のことができない劣等感」なんだなと
思い当たる。

ジョブカードは写真で載せられませんが(DL可、手書きでもOK)
(今回は学校がDLしたものをくれた)
①中学卒業後に受けた教育(高校、大学など)
②自分の価値観、今後どうしていきたいのか
③取得した資格
④職歴(何を何年)

面談が終わると、ジョブカードの裏にキャリコン記入欄があり
「この資格をなぜ取りたいかの理由を確認できた。該当の講座を受講するにふさわしいと認める」というような内容の手書きの文章とサインをいただけ、
それをもって、受給課のほうに提出、その場で(30分ほど)入力してもらい、注意事項などを説明受け、次は受給の手続きに、講座の最終回が終わってから一か月以内に来てね、持ち物はこれよ、など説明を受け、これにて「受理」完了。

急いで会社に戻って午後に間に合いました。

一般的には50分なのですが
たまたま担当キャリコンさんがお時間に余裕があったのと
同じキャリコン志望ということで、気にかけてくださったのか
自分が取得したときよりも格段に難しくなっているときくが頑張ってね、と
優しくお話してくださいました。

本人が受けたくて(相談事があって)来ているコンサルではなく
手続きで必要なので受けにきたCLなので
こちらとしては何を話せばいいんや・・・ですし
実際、「特に本人は希望していないケース」も昨日単発で受けたカウンセリング入門講座でありました。

中高時代の部活は何をしてましたか?からはじまり
ええええそこからー!?30年40年前ですじゃ・・・・と
面喰いましたが、少なくともその時期から「チーム戦は嫌い」
「こつこつ好き」だったことには気づきました。

キャリコンさんはなぜかめっちゃ、社労士が向いてそうですけど、
とりませんか?とおすすめしてくださいました。
(いや・・・決してキャリコンのほうが簡単だとは思わないよ予測できない対人業だし、でも、難関で知られる社労士をなんで・・・
「7科目ありますしね・・・・50代未経験、企業就労経験もほぼないので
士業は・・・とる大変さに結果が見合うかごにょごにょ」

そんなわけで、今週半ばにはテキストが届き、勉強開始となります。

訓練前コンサルのキャリコンさん
「国家資格を1つ持っている、というのはね、やはり自信になるんですよ。
どの方向へ今後進むにせよ、あなたの確かな自信になります。
頑張って。」

きっとそうだね。
精一杯頑張ってみます。














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