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誰かの命を救える可能性の為に健康を維持して生きている

こんにちは

今日は「かなえたい夢」グランプリに初参加しようと思います。

私自身、夢と言えるような夢がわからないからです。

ただ、「目標」はあります。
私が命を繋ぐ唯一の理由です。

今回はそれらを書いていこうと思い参加させていただきました。 よろしくお願いします


私の過去のnoteの数々には、幼い頃の虐待の記憶や、己の中の暴力性や、母性という呪い、そして死生観、罪深い趣味嗜好...

これらは全て私を私たらしめる大切な要素です。

目を覆いたくなるような現実ばかりを生きてきた私にとって、“この世界”は地獄と言っても過言ではありませんでした。自殺未遂をして救急搬送で一命を取り留めたこともあります。
周りの方には申し訳ないと思っています。

しかし大人になって、色々な方の考え方や生き様、性格、優しさに触れていくたびに、“この世界”は私にとっては地獄だが、誰かにとっては、あらゆる手段を使ってでも生き延びたいくらい大切な世界でもあることも感じました。そして尊重したいと考えました。

私が苦しむのは私の世界観であり、誰かの幸せも誰かの世界観で、どちらも尊重されるべきものです。

そして本題に移ってゆきますが、ある日、とても苦しかったんです。誰でもいいから人間といないとおかしくなりそうでした。そして偶然街で見かけた献血募集の人に声をかけて、献血ルームはどこにありますか。と言いました。

人生で初めての献血ルームはかなり緊張したけど、とても綺麗な場所と親切な看護師さんばかりで嬉しくなった。

私の人生は険しいものの、母親から逃げ出した後は旅が趣味なのもあり幸い私の体は健康であり、それでも虐待の後遺症でご飯が食べれなくなり低体重(38〜42を行き来している)ですが40キロあれば血漿を提供できることを知りました。


あの日から献血カードをお守りにして献血のために体重を増やす事を目標とし、ご飯を多く食べて少しずつ体重を増やしながら、鉄分にも気を配り、そして献血でNGなもの__体に傷があるとそこからの感染症リスクから、傷が塞がるまで血を提供できません。その為私は自傷行為をキッパリやめました。

そして献血が終わるたびに次の献血を予約したりと、心の支えにさせてもらっています。

心の支えにもなり、こんな人生でも誰かの命を救える可能性があると思うと嬉しくてたまらないです。


献血は誰かを救える可能性がある行為ですが、血液を提供する側の私も救われています。

骨髄のドナー登録も、献血ルームで言えば登録できますので私はすぐに登録しました。

マイナンバーカードをまだ持っていないのですが、作って私が死んでしまった時、臓器提供の意思表示を行うつもりです。


上記の理由から、いつも死にたくてたまらなかった私は健康的に生きたい私に変わりました。


この先の未来、もしかしたら、日本も戦争になるかもしれない。
大災害が起こるかもしれない。

大切な人を失うかもしれない。

私には2023年8月まで、親友がいました。
明るく活発でアニメの話を楽しく語る男の子でした。「進撃の巨人」のエレンに憧れて髪を伸ばし、私に見せてくれたりしていた。

しかし人間は外側からはなかなかわからないもので、その子は就活や生活の変化の中で心を病んでしまい、鬱になり、ずっと言えなかったけど病院に通っていたことや、明るく無理に振る舞う癖があること、死にたいと感じてることなどを、泣きながら打ち明けてきた時があります。

そしてこの子が泣きながら苦しみを打ち明ける事が多くなりました。

伸ばしていた髪もバッサリ切ってしまった。

私も鬱なので、途中で苦痛になってしまい、連絡を無視した。

彼は、この世から、旅立ってしまいました。

2023年の八月。

人生で初めてかけがえのないものを失った。

私は悔しかったです、自分の至らなさが。
手遅れで、時計は戻せない事が。

誰かに生きて欲しいと心から願う気持ち、生きていて欲しかったという気持ち、生きるという事の奇跡を学びました。

そしてこの世界には大切な人に心から生きて欲しい人がたくさんいるでしょう。その方達を救えるのなら。私の健康な身体を使い、私一人では世界中の人は救えませんが、身長164センチのこの身体を、誰かの大切な人の命を繋ぐために綺麗に保管したいと思いました。

幸いタバコの香りが苦手なので吸ったことはなくお酒に強いのでお酒にはすぐに飽きてしまい、肺も綺麗で内臓も損傷していません。

そして知り合いや友達に献血の呼びかけをしています。

そしてもう一つの夢は、虐待の中を生き延びてきたかつての子供のひとりとして、この世の皺寄せが全てきてしまう、世の中の子供達のための活動をしながら生きたいと考えました。

例えば保護施設に本を寄付するところからでも始められるでしょう。
施設にいた頃は、本は逃げ場所で、誰も中まで追ってこない最高の冒険だった。

まだ私は22歳で、経済的にも環境的にも課題が多いですが、子供たち、障がい者の方々などに社会の皺寄せが全て雪崩れ込んでしまうこの世を少しでも変えれるなら、声を上げ身体を張って生きていくつもりです。

私が生きる為です。この世に絶望したところで朝日は毎日昇ります。偽善でもいいからやるんです。

独りぼっちの、ママにナイフを向けられて恐怖に怯えていたかつての少女は、今は勇気しかありません。


苦しい世の中ですが、生き残った私たちはとても強いです。弱いなんてことは絶対にない。

弱い人間なんて絶対にいない。

なんだってできます。

私と一緒に、生き延びてみませんか。

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