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感想会「星の王子さま」


⚠こちらの記事は性質上、ネタバレを含みます。
 ご注意ください。




11/15(土)
第9回 感想会

今回は初の読書回。

そんなに厚みがなく、誰でも読みやすそうで、多くの人がタイトルを知っている有名な作品にしようと、「星の王子さま」を選ばせていただきました。





作品紹介


タイトル「星の王子さま」

原題「Le Petit Prince」

著者∶アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
訳者∶内藤濯 / 池澤夏樹 / 倉橋由美子 / 辛酸なめ子
ジャンル∶児童文学

出典∶Wikipedia


サハラ砂漠に不時着した操縦士〝ぼく〟の前に現れた不思議な少年に「ヒツジの絵を描いて」とお願いをされ、それから少しずつ、少年が小惑星から地球に降り立った王子さまであること、王子さまのこれまでの旅や小惑星に残してきた薔薇のことを知っていきます。

わたくしが読んだのは池澤夏樹氏が訳したもので、言葉がシンプルですごく読みやすかったです。




店長の感想


感想というか考察混じりに記すと、本の裏表紙には「生きる意味を問いかける永遠の名作」とありますが、コミュニケーションの大切さを説くものでもあるように感じました。

王子さまと薔薇は、互いに言葉が足りなかった。

これはコミュニケーションを怠った、というよりは歩み寄るという発想に至らない未熟さによって、二人のやり取りがどこか噛み合っていなかったのではないかなと。

王子さまも薔薇も、様々な星で出逢った〝大人〟とは違い、〝子供〟ですからね。

小惑星に帰った王子さまが、旅を通じて成長し、薔薇と向き合えているといいですね。




次回の感想会作品発表


第10回目の作品は映画「イエスマン」です。

視聴期間:11/16(土)-12/13(金)
感想会:12/14(土) 21時半頃


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