一時預かり犬がうちに来た
ブログに書き込もうか、そのブログを移設しようか色々考えた末にNoteにも書いてみるという愚か者。ほぼ犬日記。
私の住んでいる沿線で、ひどい環境で飼われていた犬がいた。
玄関先に繋がれた写真を載せたツイッターで、一時預かり募集の拡散をされていて、それをたまたま目にして、たまたまテレワークで、犬をいずれ飼うつもりで一軒家を購入していたので、連絡をして一時預かりを申し出た。
たまたま見かけた ✕ たまたまテレワーク ✕ 運良く一軒家 の3コンボ。
本当に全部たまたまで、きっかけは友人のRTだった。うちに来た茶色のはげちゃびん犬。
犬を預かる際にちょっとだけ写真を見せて貰ったけど、簡単に言って廃墟レベルの家で暮らしていたようだ。
中身が腐って漏れてるベッドらしきものと、ドロドロになっている毛布のようなものの上に犬が丸まっていた写真。
飼い主の入院がきっかけになったそうだけど、季節は夏。閉じ込められていたら本当にやばかったんじゃないか。
写真で見たときには、おしっことうんちで毛の端が汚れているような状態。小さそうに見えたので、手入れされていないキャバリア系かな?6キロから13キロくらいかな?と。
電話で聞いたら23キロほどもある、とんだデブちゃん犬。
捨てられてやさぐれた犬にはある程度耐性があるので、大丈夫ですか?という声に大丈夫です、と答えた。
うちに来た時には別犬では?というくらい丸坊主にされてはいたものの、とても臭かった。
7年ぶりの犬。
犬ってこんなに臭かった?あれ?
一時預かりは初めてだったし、まだ前の犬を引きずっていて、心の準備もあんまりなかったから、庭が広くて子供がいる一軒家で良いお家が見つかるといいとずっと思っていた。
前の犬のご飯器はタライサイズ、水器も同様、リードは大型犬用で仰々しすぎて使えず、近所のペットショップで体に負担のなさそうな中型犬用を見繕った。中型犬って体重あっても小さいね。
初日はケージに入って寝てもらったけれど、2日目からはケージを嫌がりキューンキューンと泣き続け・・・根負けして、部屋中のものをボロボロにされるつもりでリビングに出してあげた。
テレビとニンテンドースイッチは壊れる覚悟、ソファはボロボロになるだろうと思ってた。
朝になって、どうだろう?と恐る恐るリビングを見たけど、何も壊れておらず、犬はおとなしく寝ていた。
おとなしくていたずらをしない、綾波レイか?っていうくらい感情の出ない犬は、初めてだった。拾ってきた犬たちは初日から大暴れして破壊魔だったから。
とはいえ、とっても臭くて人間もハムスターも耐えられず、うちに来て3日で丸洗いした。
それが7月29日から8月1日のできごと。
洗った犬は、普通程度の犬の匂いに変わっていた。
やっぱり汚れが落ちきれていなかったんだね。