【歌舞伎町の男シリーズ】メンヘラなスカウトマンの話
歌舞伎町に来てずっとがむしゃらに働いてきた自分。
歌舞伎町で生きていく上でいろんな人間と出会う。
自分が思うに歌舞伎町の男は2種類いる。
本気で成り上がろうと腹括ってるタイプ
と
メンヘラなタイプ
今回はメンヘラな男を取り上げようと思う。
精神的になんとなく生きてきて、嫌なことから逃げてきていつのまにか歌舞伎町にたどりたついたタイプに多い。
ホストやボーイ、スカウトなどを始めることが多い。
今回お話しするのはメンヘラスカウトマンの話。
ちなみにこの話は何年も前の話です。
その子が歌舞伎町できて新人スカウトマンとのことで自分に挨拶に来た。まぁ普通によくいる量産型ホスト風スカウトマンという印象だった。
そこでいきなり自分に、宣言してきた。
自分は月に1000万稼ぐようなスカウトになって、女の子的となるようなスカウトは全て倒すと。
好きにすれば良いと思うよとだけ伝えた。
自分がいろんなガキを面倒見ている経験から言わせると、
こういうでかいことを言ってくる奴はメンヘラで信用できないし、すぐ飛ぶ傾向があることは分かっていた。
その子はそんな宣言をいろんなスカウトマンにしていたみたいだった。
1ヶ月後再開すると、話しかけられてその後の経過を聞いてみると
路上で女の子に暴言吐かれるのが辛い
自分が相手にされないのが辛い
全く稼げない
歌舞伎町の女は全員クソだとか
言っていた笑
1ヶ月前と言っていることが全く逆でくそダサい。
お前なんかぬるい人間が通用するほど甘い世界ではない。
綺麗事で稼げるなら誰もこの街では病まないんだよ。
お前みたいに根性ない人間が何かできるほどこの業界は甘くない。
路上で女の子に暴言を吐かれる程度で病む人って沢山いるけど、どれだけぬるい生き方をしてきたんだ?
自分の周りでもその当時稼いでいた人たちはそんなことは誰も気にしてなかったし、みな人生を変えようと真剣だった。
だからこそ、病むとか、辛いとかそんな弱音を吐くようなことは絶対にしない。
その覚悟がない奴は歌舞伎町で結果を出すことはできないだろうな。
裏社会でもスカウトでもホストでもそれは同じ。
自分にどれだけの覚悟があるのか、
それが試される街、それが歌舞伎町
歌舞伎町で成功している人はみな貪欲で腹括って生きてる。
少なくとも自分の周りの人間は皆そう。
言い訳なんてしたところで何も起きないことも知っている。
結果を出すしかない街
結果さえ出せば認められる街
それが歌舞伎町
そんな街が俺は大好きという話。
相変わらずの文章だが、対して時間もかけてないから自分としては成長を感じている。
ご質問や相談はTwitterのDMまでお願い致します。
Twitterアカウント:@nightwork_dream