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商業BLとやらを布教されたので

男性です。何故こうなったのでしょうか。


事の始まりは11/16の19時頃になる。

毎度ながら俺を狂わせる推し、幽夏レイが(かなり重度のオタクなのはとっくにバレているのに)オタクツイをツイ消ししたことに始まる。

消したツイートの内容は本人の為に伏せるがオタ垢に共有したかったんだなっていう内容。

幽夏レイのリスナーは優秀なプロボクサーなのでその後の配信で良い感じのジャブ食らわしてやったと思ったが、形勢逆転、開き直ってオタク語りをし出した。

まさか泣き虫カレシの全編をオタク語りのポエトリーリーディングになるとは思わんじゃん、ゲラゲラ笑いながら配信見てた。いかにも受け責めみたいなカプじゃなくて一般的な日常の中にあるカプが好みだってことを熱く歌ってくれた。笑う。人の趣味を笑うな。

配信中に熱く語られた作品タイトル等、聴きながら検索してたから多分こんな感じ

・消えた初恋/ひねくれ渡

・はだける怪物/おげれつたなか

・同級生/中村明日美子

・メロンの味/絵津鼓

その中で特に推されたのでメロンの味上下巻購入して読んでみたのでBLに疎いが抱いた印象なんかを残していけたらと思う。ネタバレに配慮して感想を書くというのはなかなかに難しいので気になる点もあるかもしれないが目を詰むって欲しい。

まずはサンプルでも読めるあらすじだが、ライブハウスで働くナカジョー君はある日オーナーから常連客の木内君を家に泊めてやれないかと頼まれる。

木内君は同姓していた彼女と別れて家を追い出されたらしく、次の彼女が見つかるまでの寝泊りの関係になることに。しかしこの木内君、一人になると暗い表情をしたり人の体温がないと寝れないなどとなかなかに手間のかかりそうな性格である。

ナカジョーくんには付き合っている男性が、つまり同性愛者でありノンケの木内君と寝泊りするのは申し訳ない気持ちがあるという状態。

そんな2人の関係性の展開をどのように表現すればよいのだろうか、と思わされる作品になっている。


ほぼ初めて触れたBL作品だったので性描写等に不安感もあったが、この作品の描写は特に抵抗なく読むことができた。漫画らしい劇的な展開があるわけでもなく、関係性の急激な進展もないが、だからこそスンと入ってくる感がある。リアルな時を流れているような感じ。一緒にいるのが心地よいという雰囲気を描いてくれている。

推しに勧められたからって気持ちと好奇心で読み始めてみたが、ラスト数話でこの作品を通して伝えたかった事の形がぼんやりと見えてきてまたこの記事を書いたら読み直そうと思う。

https://www.chil-chil.net/compNewsDetail/k/801authors108/no/27689/


内容に触れないでいようとするとマジで全然書けないな、BLに疎いから表現描写の深みやらが上手く汲み取れていないというのもあるのだろうけど。


ある意味こういう推しや友人がオススメしてくれたものを購入するってのも推し活なんだなって思ってる。友人に勧められたからZwillingの包丁セット買い揃えたり、月舘おもちに推されてGRⅢxも買ったし、Twitterにリンク貼られてる音源や漫画は目を通すようにしている。


いや知らんジャンルに触れるのって結構楽しいわ

この作品は描写だけのシーンが多くて読者に想像で補わせる場面が多かったってのもあるけど作品全体の雰囲気やら話の重たさが結構自分には合ってるなって感じた。オススメの漫画あったら教えてくれよな、試し読みして読かったら買うから。

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