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ゆっくり実況者、社会人になって半年経ったってよ

どうも、ニグです。
普段はYouTubeにてゆっくり実況をやっています。

2024年4月から新卒社会人としてゆっくり実況者との二足の草鞋を履く生活が始まりましたが、いつの間にか半年経過していました。

えっ早くない?

まだ夏始まったばっかりですよね?(気温的に)
とか思ったらいきなり冬になりましたね????


2024年があと二か月しかないことに驚く私

私も半信半疑だったのですが、カレンダーを見たら本当に半年経っていたので驚きました。

本当は幼児退行して半年経ったという事実に抵抗しようと思いましたが、そんなことをする成人男性なんてゴミのような目で見られるのが関の山です。

まあせっかくですし、二足の草鞋の生活について気づいたことや大変だったことを中心にまとめていこうと思います。備忘録的なものです。数年後に見返して恥ずかしくなるヤツです。

とりあえず結論だけ書くと、

就職してよかった!

でした。本当に。

プラスとマイナスを合計してプラスでした。大学4回生で「就職したくねぇ~」とか思ってた私からするとすごい話です。正直な話、就職する前はこんな結論になるとは思ってませんでした。

何でこんな結論になったのか、「良かったこと」「大変だったこと」をまとめ、「大変だったことをどのように改善したか」を何とか言語化して書いていきます。

※ちなみにこの記事は
・社会人になってゆっくり実況を続けたい人
・セカンドキャリアに悩んでいる実況者の人
・就職どうしようか困っている人

に向けて書いています。よかったら参考にしてください(なるべく参考になるよう書きますが、参考にならねーよとなっても石を投げないでくれると嬉しいです)。



良かったこと

1.精神面が安定する(特にお金的なもの)

あまりわかりにくいと思いますが、これが本当に大きかったです。

私の性格上依存先が一つになるとそこの上下で精神面が不安定になってしまうことが多いのですが、働き始めてからそれが格段に減りました。


男のメンヘラに価値はない

学生の頃はYouTubeや視聴者からいただいた収益で生活できていたため良かったですが、いかんせん時期による数値的な波が大きく、精神面が不安定になることも多かったです。

ですが、就職すると給与として毎月安定した額が手に入るので、「お金のために動画投稿をしなきゃ」という邪な考えから解放されたのが本当に精神面にとって幸福なことでした。(過去の私もそのような考えは持たないよう心掛けてきましたが、世の中のYoutuberやゲーム実況者にはそういう考えをする人がいることも事実です)。

「このゲームが人気だから数字のために遊ばなきゃ」「アルゴリズムを把握して少しでもバズる動画を作らないと」という考えから解放されたので、自分の好きなことを思いのままにできるようになっています。

毎月安定した額が給与として入ってくることを踏まえた創作活動、とんでもなく気持ちがいいですよ。

まあその分制約も増えるのでどっこいどっこいですが…(制約については後程説明します)



2.アイデアが出やすくなる

就職する前に半年ほど動画投稿だけしていた生活(大学はほぼ単位を取り切っていた)を送っていたのですが、その時は結構企画や編集のワード出しで苦しんでいたと記憶しています。

しかし、働き始めてからは動画投稿だけしていた時期よりも明らかにアイデアが出やすくなりました。

編集に使える時間が減っても動画の進捗はほぼ変わらなかったので、相対的にアイデアが出ているという判断です。

インプットをする時に脳に引っかかるフィルターが「仕事用」と「実況用」に増えた感覚です。


情報(小麦粉)とフィルター(ふるい)

「あっ、この情報は仕事にはつかえないけど実況には使えるかも」
「実況だと厳しいけど仕事ならつかえるかな…」
のように、引っかかる情報が増えたので、インプットの効率が良くなりました。

近くに暇な友達がいれてずっとダルがらみしているような人間ならいいのですが、私みたいにあまり外に出ず一人が好きなタイプだとどうしてもアイデアの幅や出力が減っていくのを感じます。

人間一人のアイデア量には限界があるし、外れ値はなかなかでない!

それを解消するには半ば強制的に刺激を受ける必要があるのですが、仕事だといやでも同じ部署や上司と関わらないといけないですからね。

1on1などで自分の知らない領域についての話を聞いたり、同期のやっている仕事を聞くことで刺激になっていると思います。

これは働き始めて気づいたことだったので驚きました。刺激の多さと不確実性ってかなり大切なんですね。



3.好きなことをしているのに褒められる

ここが一番驚きました。仕事終わりに趣味(動画編集)をしているだけで「ちゃんと趣味(副業)もしててえらい」と言われるようになりました。

半分ないし八割方お世辞だと思いますが、人間褒められると嬉しくなっちゃいます。

もう10年も実況をしていると動画編集が呼吸くらい当たり前になってしまっているのですが、それでも「いろいろなことに興味あるんだね」と言われるのが新鮮でした。

昔読んだ本の中で「本当の長所というものは自分が当たり前にできすぎて当の本人は気づかないものである」という旨があった気がするのですが、私の場合はまさに実況がそれに該当するんだなと思います。


4.仕事で失敗しても「実況楽しいからいいや」となれる

これ。
仕事で同期にリードされたり失敗したとしても「けどゲーム実況投稿できたし今日はハッピー」となれるので最高です(個人差)。


人生、ご機嫌なほうがいい


…とここまで見れば「なんだ、就職最高じゃん」となるのですが、もちろん大変なこともありました。

大変だったこと


1.働きながら動画投稿は大変(それはそう)

まずこれが一番大きかったです。

やはり一日8時間週5日フルタイムで働き、空いた時間での週一の動画投稿キープは時間的に当然足りないです。


何故一日は24時間しかないのか

空いている時間をフル投入しても週一の投稿が間に合うかどうか。

その他にもインプットの時間やイレギュラーな予定が入るなどあるため、働き始めて二か月くらいは睡眠時間5時間くらいで生きてました(みんなはマネしないでください。睡眠本当に大事なので。俺たちの大谷翔平を信じろ

もちろん時間は有限なので、足りない時間があるのならどこかから捻出しないといけない。けど睡眠時間は削れないし、人付き合いも最低限しないといけない。

そういった環境に置かれてから、「どれだけ時間をかけるか」から「どれだけ他の時間を効率的に済ませ、動画編集・投稿に割くか」の考え方にシフトできたのは大きかったです。

どのように実況に割ける時間を増やせたかまた今度の機会に。


2.コンテンツを摂取する時間が足りない(それはそう)

これは今でも本当に悩まされてます。

まずアニメを追えなくなりました。学生の頃は結構見ていた記憶があるのですが、社会人になると本当に追えなくなります。

「あっ見逃がした、けどクール終わってから一気に見ればいいよね」が「クールが終わっても一気に見る気が起きない」となり、「最新のエンタメに触れられてない」になる…

ここはどのようにすればいいかまだ解決できてません。

あとゲームも遊ぶ時間が減りました。
遊びたいゲームはたくさんあるのですが、steamで買っては積まれていく生活を送っています。

先人が「ゲームは積まれていくもの」と言っていたことがありましたが、まさかその通りになるとは…


積みゲーム(クラウド上)


3.専業でバリバリ実況やっている人に嫉妬する(それはそう)

3点目は私特有の問題。

趣味でやっていると言っても負けず嫌いな性格上、他の実況者が伸びていたりすると嫉妬してしまうことがあります。

そもそも専業と働きながらの時間的制約の違いがあるので同じ土俵に立とうとすることが違うのですが、視聴者からそんなことはわかりません。プラットフォームに並んでいる以上、同じ視点で判断されるのが実況です。

ここ半年で何とか折り合いはつけたつもりですが、それでもたまに他の実況者を見て「ぐぬぬ…」となる自分はいます。


ぐぬぬ=ハンカチを噛むってどこが元ネタなのか

「ハングリー精神がある」とポジティブに捉えることにしてます。


最後に

ここまでいろいろ書いてきましたが、総じて就職したことに後悔はしていないです。

「働きたくねぇなぁ」と今までで29781873817回ほど思いましたが、

・仕事という人生の別軸が生まれる
・生活にハリが出て人生が豊かになる
・新しい人と交流ができる

など、現時点では総じていい経験になっているのかなと思います。安定して給与出るし。

恐らくですが、このままゆるゆると二足の草鞋を履きながら、余った時間で新しいことを始めたりする人生になるのかなぁ、と薄く予想してます。まあその前にまずは余った時間を作りだすところからですけど。

最後にひとつ、言わせてください。


皆、就職悪くないぞ。



てことで今回はここまで。
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ニグ
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