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恐竜(速度)

恐竜の走る速度はどのくらいなのでしょうか。身体が大きいので、筋力量も多くその分速いのか。それとも大きすぎるがゆえ、そこまで速く走ることが出来ないのか。3種類の恐竜を見ていきたいと思います。

まずは「ステゴサウルス」です。食事のことを考えますと、そこまでがっつりと栄養を取っていませんので遅いです。確かにそうだろうと思います。しかし、遅すぎです。なんと時速1kmです。人間の子供が約時速3.6kmですので、子供よりも遅いです。また、同じ速度ですと、カレイです。

次は「トリケラトプス」です。数値では出ませんが、早歩き程度となっています。四足歩行なので本気で走れば速そうですが、身体の構造上難しいです。補足ですが、人間の早歩きは約時速5.6kmほどです。どういった構造かといいますと、人間が腕立て伏せをしている状態と同じです。この状態を想像してみると速く走ることは厳しそうです。また、恐竜はそもそも二足歩行の動物ですので後ろ足が軸です。よって、二足歩行の恐竜同様に四足歩行の恐竜も後ろ足に重心があり、前足の構造は後ろ足に比べてしっかりとはしていません。

では最後に大型獣脚類の「ティラノサウルス」を見てみます。時速は20km程度です。人間が走ると約時速25kmですので、ティラノサウルスから全速力で走れば逃げられます。追いかけられている際の恐怖心を取り払い、とにかく走れば大丈夫です。私は子供の頃犬に追いかけられましたので、追いかけられることに抵抗があります。よって、逃げ切れないと思います。ティラノサウルスが時速50kmで走るためには、体重に対して86%の筋肉量があれば可能になるという論文があります。体重が6トンですので、5.1トンの筋肉量となります。人間の20代男性の筋肉量平均値は44%ですので、86%がいかに非現実的かが分かるかと思います。

今回紹介した恐竜をまとめておきます。

①ティラノサウルス時速20km。(人間走る25km/h)
②トリケラトプス時速5.6km。(人間早歩き5.6km/h)
③ステゴサウルス時速1km。(人間子供3.6km/h)

こうやって比べますとスピード感は余り感じられません。

やはり恐竜は重厚感が魅力だなと改めて感じました。

バナナを購入したいと思います。メロンも食べてみたいです。