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[新刊]ナイジェリアチンパン闊歩物語2

「ナイジェリアチンパン闊歩物語2」をアマゾンKindle電子書籍にて販売致しております。以前出版致しました「ナイジェリアチンパン闊歩物語」はレイアウトがひどかったのですが今回は改善致しました。(「ナイジェリアチンパン闊歩物語」も改訂致しました。内容の変更はございません)[新刊]ナイジェリアチンパン闊歩物語2はnoteに掲載しております物語を加筆修正しております。今回から購入者様に感謝の意をどうすればお伝えできるのかと考えましたところ、特典と致しましてアマゾンKindle電子書籍限定のお話を追加させて頂きました。どうぞ宜しくお願い致します。

https://www.amazon.co.jp/dp/B08ZL67RYP/ref=sr_1_11?dchild=1&qid=1616300731&refinements=p_27%3A%E3%81%B1%E3%82%93&s=digital-text&sr=1-11



[お知らせ]

ナイジェリアチンパン長編物語を現在作成中です。

試作品段階です。

タイトル『チンパン回覧実記(山)』

春の訪れは人間界で言うところの出逢いと別れ。自然界で言うところの冬眠からの活動再開。自然の摂理に従えば、私ナイジェリアチンパンは活動再開に当たるのですが、人間界に身を置いていますので出逢いと別れに位置します。しかし、私には出逢いはあるけれども別れはございません。捉え方の問題ではありますが、別れとは空間共有の別れを意味し、精神的な別れを意味しない。ヒト科ヒト属ヒトの友人と人間界からこう教わりました。ヒトとは何と高等な生物なんだろうと思ったものです。さて、今回の物語はナイジェリアチンパンが人里離れた山中に住んでいるヒトのところに居候体験物語となります。

[序章]

「寒い冬も終わろうとしておりますのでどこか環境の違う場所に一時期身を置きたいのです。」

ふと漏れた言葉をヒト科ヒト属ヒトの友人は聞き逃しませんでした。

「アフリカにでも帰れば良いんじゃない。」

至極当り前な回答です。しかし、私は「日本のどこか」というこだわりがございました。アフリカ帰路には手続きが難しくその作業を考えただけでやる気が失せてしまうのです。日本の国境(県境)を越えるには何も手続きがなく、日本古来の「入鉄砲に出女」はどこかに行ってしまいました。気楽に横断できる事が魅力ですので、「気楽に」と「自然」が今回のモチベーションとなっております。

「アフリカではなく日本山中を味わいたいのですが何か名案はございますか。私がそのまま山に入ったりでもしたら、間違ってマタギに撃たれてしまうかもしれません。」

バナナを購入したいと思います。メロンも食べてみたいです。