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言葉。

言葉というのは便利なツールです。
こうして文字にすると、多くの人と共有出来たりします。
けれども、かえって文字や言葉がじゃまになってしまうこともあります。
ほだちゃんは、長年数学に取り組んでいるので、論理的思考に長けています。
そういうところは、ほんとすごいんです。
けれども、何かして欲しいこととか、ダーッと言うと、ほだちゃんは部屋の中をあっちへ行ったりこっちへ来たり…。
どうしたのかと思うと、1度に物事を言われると、その情報をうまく処理できないそうなのです。

息子もそういうところがありました。
息子は、話し言葉だと右から左…なので、して欲しいことなどは箇条書きにしてメモを渡します。
そうすると、きちんとやってくれます。

息子にはそうして対応してましたが、ついついほだちゃんにはダーッと言ってしまいます。
息子は思っていることを話すのも苦手でした。
ほだちゃんは、“教える”ということを生業にしているので、もちろん上手です。
でも、ダーッと言われると頭の中はぐちゃぐちゃになってしまうそうです。

日本語が話せる・書ける・読める・聞くことができると言っても、どう処理(理解)をするか?はまったく違う問題です。
ここのところを考えないことには、人との関係はうまくいきません。

人間関係において、性格の問題とか言われたりしますが、オレは脳の性質だと思っています。
そこが解れば問題になりません。
便利なツールなので、賢く使いたいものです。

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