わたしはマイタケ派

最近、福岡県の神谷さんと言うひとが
日本共産党から除籍されたらしい。
わたしは神谷さんのことをあまり知らない。
よく聞いてみると、神谷さんは福岡県の日本共産党で働いていた職員らしい。福岡の議員の質問などを考えてくれていた、かなり重要なポジションの人だと言う。
そんな人が除籍されて、解雇された。
予告はなかったという。

除籍の理由も曖昧だというので、何人かで抗議に行った。
抗議の日、党の建物はシャッターが閉められていて、入れなくなっていた。
抗議を呼びかけた人が大きな声で抗議文を読んでいた。シャッターの奥にいるおじさん達は、多分、聞いてないだろう。
ムカついたのでピンポンを連打して怒った。
話聞けよーー!
怒鳴ったら、警察を呼びますよと言われた。
呼びたいなら呼ぶがいい。そしてすぐ警察呼ぶの本当にどうにかしたほうがいい。てかまた呼ぶんかい。

ちなみに、神谷さんの解雇や、民青の職員の残業代未払い、若い職員の使い捨てに怒ると
「マツタケ派」になるらしい。私が好きなのはマイタケである。マツタケなど食べたこともない。マイタケを天ぷらにして食べるのが大好きである。

正直、今回色々ありすぎた。わたしは日本共産党というより政治家や政党に不信感を強く持つようになってしまった。信用など恐らく二度とできない。
そもそも社会を変えるのは政党、政治家だけではない。というより本当は政党、政治家ではないと思っている。
ひとりひとりの弱っちい市民がギャーギャー騒いで抗議して、その声を聞かざる負えなくなってしまった政治家が意見を反映させるのだ。

こんなふざけた感じで文章を書いているが、内心すごく苦しい。弱そうな見た目だから話は聞いてもらえず、イラだって声を荒げたらオカシイ奴扱いされる。話をさらに聞いてもらえなくなる。だけど怒らなければもっと聞いてもらえない。怒らなければ神谷さんの予告なき解雇や民青の人の残業代未払いも、どうにもならない。
当事者はもっと疲れているだろうが私も疲れた。SNSでは党議員が精神障害者や知能指数を揶揄するような投稿をしていたのを見てしまった。そう言う優生思想に真っ先に殺されるのは私のような障害者なのだろう。

100年の党が、一体なにをしているのだ。
もういい加減にしてほしい。

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