小説「きみとあたしでB2B」登場楽曲(YouTubeリンク付き:聴ける!)
こんにちは。
DJ NIGEL、ぺンネーム音紋しげる(おんもんしげる)です。
そういえば、ペンネームを途中で変えたのを、告知するのをすっかり忘れてました。すみません。
現在はこのペンネームです。よろしくお願いします。
さて、またもや、前回の更新からエラい時間が経ってしまいました。
いま、ぼくはKADOKAWA運営の投稿サイト「カクヨム」に2つ小説を連載しています。
そのうちのひとつが
「きみとあたしでB2B」
という小説です。
音紋しげる「きみとあたしでB2B」
https://kakuyomu.jp/works/16817330657693580099
この小説は、ハウスミュージックのDJをやっている若い人たちを描いたものです。
その中の、ユウタとマキというふたりのラブストーリーが話のメインではありますが、話の中にクラブミュージック(ここでは主にハウス)が次々と出てきます。
今回のこの記事は、そこに出てくる楽曲を、ここでYouTubeリンク付きで紹介しちゃおう!
という内容です。
ハウスの曲は、クラブ通いしている人、クラブミュージックのファンでない限り、なかなか知っていることがないと思うので、小説の中で出てくる曲がどんな曲なのか、実際にここで聴いていただき、その情景のイメージをより豊かに感じていただきたい、というのが、この記事の趣旨です。
では、行ってみましょうー!
Weiss "Feel My Needs" (Extended Mix)
(1-2 <4人の出会い>より)
2話目中で、ユウタがマキとDJを交代する直前に、最後の曲としてプレイする曲です。
文中の(注)にもあるように、この曲は、UKのDJであるWeiss(ワイス)ことRichard Dinsdaleによる、2018年のヒット曲。
ぼく自身も、この2018年には、何度もかけてました。
シンプルだけど、繰り返されるフレーズがキャッチーで、すごく印象に残ります。
ちなみに、劇中でマキが「自分が持ってるのはこっち」と言っている、同曲のPurple Disco Machineのリミックスはこちら。
原曲よりもっとディスコ調にしたリミックスです。
Weiss "Feel My Needs" (Purple Disco Machine Remix)
2. Rasmus Faber featuring Dyanna Fearon "No More Falling" (Original Album Mix)
(1-4 <アクシデント(1)>より)
4話目に登場します。
自分たちのイベントで、突然の機材の故障に見舞われるマキたち。
ユウタが緊急時用に持ってきていたDJコントローラーで窮地を脱することができたマキ。彼女から交代のときに、ユウタが選んだ曲です。
日本でも人気のハウスクリエイター/DJ/ミュージシャンのラスマス・フェイバー、2009年の曲。
スウェーデン人らしい、メロディアスで抒情的な美しさが際立つ曲です。
ヴォーカルは、彼の曲にはたびたび参加している女性ヴォーカリスト、Dyanna Fearon。
3. Ashford & Simpson "Bourgie Bourgie" (Joe Claussell's Classic Remix)
1-4 <アクシデント(1)>より
同じく4話目に登場。
アクシデントに見舞われたイベント、4人のB2B(バックトゥバック:DJが1人1曲ずつ交代で曲をつないでいくこと)で、最後にユウタが選んだ曲です。
アシュフォード&シンプソンは、マーヴィン・ゲイ&タミー・テレルのデュエット曲の多くを手がけた、夫婦による名ソングライターチーム。
1970年代~80年代のハウスシーンを語るときにも欠かせないぐらい、多くの名曲を生み出しています。
この "Bourgie Bourgie" も、そうしたハウス・クラシック曲のひとつです。
ここでは、ベテランDJ、ジョー・クラウゼルがインスト・バージョンをリミックス。
パーカッションなどを加えて、じわじわと感動的に盛り上げていく、11分ほどの大曲に仕上げています。
現時点(2023/6/27)では、登場曲は以上となります。
今後も、ハウスの名曲がいろいろ登場することと思いますので、折々にまとめて、またここで紹介していきたいと思ってます。
また、小説を未読のかた、もしご興味が出てきましたら、ぜひお読みいただけるとうれしいです!
それではみなさん、また!