日本ダービー出走予定馬の前走回顧:皐月賞(8着以下)
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続いて、8着以下の馬の回顧になります。
9着:ジャスティンパレス(9番人気)
出遅れて、そのまま控えて後方2番手から追走。向正面で外に切り替えて、残り800mから進出。中団の外まで上がって直線に入ったが、そこから伸びきれずに9着。
後ろにいてほぼ同じ進路を走ったドウデュースが3着まできているので、上がりの脚が物足りないない。あと、直線で前にいたオニャンコポンが少し外に進路を変えた時に、外に逃げるように飛んでいる。ホープフルSでも4コーナーや直線でフラフラしていたように、まだ若さも残る内容。
11着:ビーアストニッシド(13番人気)
出たなりで前に行って、好位の4番手から追走。向正面に入る所で外にジオグリフがきたので馬群の中へ。その位置で我慢していたが、坂に入ってから後続に差されて13着。
逃げなくてもいい馬ではあるが、逃げた方が粘りは増す。あと、距離的にももう少し短い方がいいと感じる内容。平坦1800mのラジオNIKKEI賞とかが合いそう。
12着:マテンロウレオ(14番人気)
スタートから控えて最後方から追走。残り600mから動いて直線で大外に出したが0.8秒差12着。
完全に展開がハマるの待ちで、横山典弘騎手らしい乗り方。上がり2位だが、少し離れた最後方からのラスト3F。他の馬も同じ乗り方をしたら出せるので価値はない。
13着:キラーアビリティ(4番人気)
出遅れてしまって、他馬が避けていて内から位置を上げて中団最内で追走。
4コーナーで前のダノンベルーガの加速に付いて行けずに、直線でも最内から差そうとしたが残り200mでバッタリ脚が止まって失速。
出遅れは仕方ないが、その後のカバーの仕方が最悪。あの馬場で出遅れたら割り切って下げて外が正解と思うが、内から位置を上げて終始最内。
外に出すタイミングがなかったダノンベルーガと違って、出遅れをカバーしようと騎手自ら入れている。人気馬で出遅れて焦ったのか、馬場の状況を理解していなかったのかは分からないが、自滅しに行っている進路取り。着順より馬の力がある内容。
16着:デシエルト(7番人気)
スタートでつまずいてしまって、そこからじわっとハナを取りに行ったが、1コーナーに入る所で交わせなかったので抑えて2番手から追走。3コーナーから前に並びかけて行ったが、交わし切れずに直線に入ったところで失速。
逃げてパフォーマンスが上がった馬なので、逃げないとこうなりという結果。つまずきはあったが折り合ったように見えて伸びなかったので、ダービーではハナを主張するだろうと感じる負け方。
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