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似顔絵の描き方【色を塗る】

似顔絵を描くなら色まで塗ってほしいと思います。
カラフルな色を塗ることで格段に絵のクオリティがあがるし
可愛い仕上がりにもなります。

何で塗るかを決めましょう

色を塗る道具はいろいろあります。
まずは何で色を塗るかを決めるために
選ぶ基準を考えていきましょう。

色を塗る道具を選ぶ

発色を確認
実際に紙に塗ってみると、自分がイメージしていた色ではなかったと思うことがあります。
塗った時の発色具合を確認してから買い揃えるのがいいでしょう。

価格がどうか
色を塗るためにたくさんの色を揃えておく必要があります。
なくなると補充しなければなりません。
購入するときの予算を考慮して道具を決めましょう。

補充するときに購入しやすいか
専門的な道具だと近所の文房具屋さんでは取り扱ってないものもあります。
わざわざ遠くの専門店にいかなければならない場合もあるということも考慮に入れましょう。

ペン入れする道具との相性
ペンには水性、油性、アルコールインク、顔料インクなどの種類があり、色を塗る道具と相性が悪いと滲んでしまいます。
道具をそろえる前に必ず試してからにしましょう。

何色から塗るか

基本的には薄い色から塗りはじめるのが良いでしょう。
はじめに濃い色を塗ってしまうと修正するときに苦労します。
薄い色から徐々に濃い色を塗っていくのが無難です。

肌色は特別大事

色の中でも顔の中を塗る肌色はとても重要です。
肌色はムラのないように塗ってください。
肌色にムラがあると、顔が汚く見えてしまいます。
肌色にも赤みが強い肌色と、黄色みが強い肌色がありますので
好みの肌色を決めておきましょう。

日に焼けた人、外国の人などは、肌の色が変わりますので
臨機応変に調整してください。

光と影を入れる

光と影を入れることで絵に立体感が出ます。
光と影に見えるように色を塗り分けましょう。
光は太陽の光があたるような飛び出た高い部分。
逆に影は高い部分の下方や奥まった部分です。
光は色を塗り残すことで用紙の白色を利用します。
影は黒で塗らず、肌色より少し濃い肌色を塗ってください。

光と影

光と影をどこに入れていいか分からない方に、お勧めの部分を紹介します。

小鼻の上
左右のホッペタ

小鼻の下
首の付け根
髪の生え際

光と影を入れる部分

道具を組み合わせる

絵の具で色を塗るとして、絵の具しか使ってはいけないわけではありません。
別な道具と組み合わせて使うことで思わぬ効果が出ることがあります。
例えば、絵の具やコピックで塗った後でホッペだけパステルでピンクをぼかして入れるなんて素敵です。
絵の具の上から色鉛筆で影を付けるのもいいですね。
いろんな道具をあわせて使うと、面白い効果の他にそれぞれの弱点を補うことにもなりとても効果的なのです。
自分なりの組み合わせを開発してみてください。

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